10年も経ったのですね。
早いです。
その時間、私は仕事帰りで電車の中にいて地震には全く気が付きませんでした。
帰宅してすぐ義母から「大丈夫だった？」と電話があり、「何のこと？？？」と思いつつ、「全然平気ですよ〜」と呑気に電話を切ってテレビをつけた時の衝撃は今も忘れられません。
しばらくして子供が「教室にいたら長い時間揺れて気分が悪くなった」と言って帰宅。
関西でもかなり揺れたことを後で知りました。
夫はその日は関東で仕事があり、何度か電話しても繋がらず、とても心配しました。
仕事場から避難してすぐしたことは、吉野家の牛丼を食べたことだそうです。
その時は、なんて悠長なことを⁉️と思いましたが、本人曰く、こういう時こそまずお腹を満たしておかないと、とのこと。
そしてコンビニで地図を買い、歩いて宿泊先まで移動したそうです。
その後の仕事は当然キャンセルで、翌日無事帰宅しました。
無事を確認した後はテレビの前から動けず、現実を受け止められませんでした。
親戚は東日本にはいませんでしたが、他人事には思えませんでした。
たくさんの方が犠牲になり、10年経った今も悩んだり苦しんだりしているニュースを見ました。
14:46、息子と二人でテレビの前で正座して一分間の黙祷。
前を向かないといけないけど、決して忘れてはいけない、大事な日でした。