IWGP

2000年4月から放送したTBS系ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」のあらすじなどなど勝手気ままに書いてます

スープの回③

2003年03月28日 | IWGP
喫茶店

ヒカル「カウンセラーの先生に薦められて書いたの。リハビリの一貫で。そしたら編集者の人が連絡してきてね・・・ごめんね、黙ってて・・マコっちゃん嫌がると思って・・」
マコト「いや、別にいいけど。。」
ヒカル「マコっちゃんも出てくるけど、それより前のお父さんとの話がメンイなんだ」
マコト「お前平気なのかよ?」
ヒカル「うん・・最初はね吐きそうになったけど書いたら楽になった。売れたらもっと楽になった♪」
マコト「じゃ、、治ったんだ?治ったはまずいか・・・あ、あの虎と馬がこぅ・・・」
ヒカル「久しぶりだね♪マコっちゃんは何してるの?さっき家の前通ったらお家なかったよ」
マコト「あぁ・・・・ヒカルがこうやって頑張ってるのにさ、俺だけ止まってるってゆうか・・ブクロにいると嫌でも思いだしちゃうってゆうか・・」リカとシュンが殺されたときのことを思い出す。

ヒカル「マコっちゃんさぁ1回出た方がいいんじゃない?ヒカルだってさぁ池袋離れていろいろ冷静になれたってゆうかね、もちろん忘れたわけじゃないよ、だけどここにいても何も変わらないし」
マコト「そんなことねぇよ。・・あ、ごめん・・いや言ってることは分かるんだけどさ、俺はブクロで自分を変えてんだよ。でなきゃ意味がねぇんだよ」
ヒカル「良かった♪マコっちゃん変わってないね~」
3年前と変わらないマコトにヒカルはうれしそうだった。
マコト「あっそう昨日会った女の子がさぁ」
ヒカル「女?!」相変わらず嫉妬深いのかね?
マコト「マサの彼女!も、虎と馬を背負ってるらしくて、お前の本読んでたらしいんだ」
ヒカル「じゃ、その子の分も」っと「虎」「馬」「誠」という3冊の本を渡してきた。
ヒカル「来月出る新刊。いちおー3部作出る予定なんだ」
マコト「お前すげーな」
ヒカル「あたしもう戻んなきゃ。」と立ち上がる。
ヒカル「マコっちゃん、今度あそぼうね♪前みたく」と行ってしまった。
マコト、ヒカルから渡された「誠」という題名の表紙を見る。こけしを抱いてるよ。この表紙どこかでも見たことあるね・・
マコト「あいつ・・治ってなくね?」





ボーリング場
ヒカルからもらった本を2人で見てる。
マサ「つーか俺出てこねーよ!」
マサのことはこれだけ→【いつもマコトにくっついてる金髪の天パーが】
マサ「ふざけんなよ!」

マサが急に興奮する。
マサ「RIZEだ!!」
マコト「ホントだ」
RIZEがボーリングやってたよ。
するとメンバーの1人金子が寄ってきた。
金子「ゲームやるんだけど1人混ざってくれないかな?」

マコトが混ざることに。相変わらずボーリングの腕は落ちてないようでストライク続き。
RIZEはサウンドディレクターが近くに事務所をかまえているからよく来るみたい。

マコト「サインくれね?」
そのTシャツには川崎マヨのサインも。3年前じゃね?RIZEに笑われてしまうのである。
そこにメンバーのジェシーとサウンドディレクターのスライが現われた。
マコトがスライと握手をしようとすると強い静電気が起きた。





バレエラーメン
そこにも汁男が来ていた。
京一がラーメンをまたもバレエをしながら運ぶ。

汁男はラーメンに手をつけず箸を落とすと席を立ってしまった。
汁男「家帰ってチキンラーメンでも食べるよ」
元?ブラックエンジェルからは文句が飛ぶ。
京一「あんた、うちで働く気はないの?」
汁男「黄色い兄ちゃん達にも誘われてるんだよな」
京一「倍の報酬を用意する」
汁男「考えとこう・・一つ忠告していいか。ラーメンとバレエは関係ない!」
そりゃそうだ。





ボーリング場

スライ「思い出した。3年前ギャングの戦争、押さえ込んだでしょ。今探偵やってんだって?」と何度も指を刺しながらしゃべる。ちょっとイカれてる?
マコト「それ今休業中。で、今こいつ(マサ)がホームレスの襲撃事件追ってる」
するとジェシーが横目で見た。
マコト「で、今日からGボーイズパトロール始めた」
っとジェシーはラーメン食べに行くと出て行ってしまった。
スライ「協力できることあったら連絡して」と名刺を渡してきた。






路上

マサは落ち込んでる「つーか俺一言もしゃべってねーよ!何だよみんなしてマコトマコトってさ!俺のがずーっと前からファンだったんだよ!!」と泣く。
いつもマサはマコトの影に隠れちゃうのね。
マサ「どーせ俺はマコトにくっついてる金髪の天パーの馬面だよ!」
マコト「いや、馬面とは書いてなかっただろ~(笑)!!ドロボーだよ!おい!!」
っと走り出した。が、ホームレスのおじさん達がリアカーで荷物を運んでた。
マコト「引越し?」
おじさん「ケンさんが言い出したんだ」
マサ「困るよー知らせてくれなきゃ」
そしてケンさんだけリアカーの上・・
マコト「あんた歩けんだろ?!」
ケンさん「めんどくせーよ」
マコト「マネすんなよ!」

っと見るとビニールハウスが2つ。
おじさん「あっちはお前の部屋だ。俺達もあんたらと同じで仲間ためなら何でもする。入んな!」とヒカルの本を見せてきた。おじさんも「誠」を読んだんだね。
ホームレス達は家のないマコトのために部屋を1つくれた。ソファもあるしベットもあるし立派な一つの家だね。
マコト「すげぇ!!家だよ!俺の家だよ!!」感動して泣いてる。
そしてベットに寝たり馬のおもちゃで遊んだりと大はしゃぎ。久々の家に感激だね。でもマコトも本格的にホームレスになっちゃうの?
おじさん「そこまで喜ばれるとさすがに引くな」





池袋の街は相変わらず夜でもにぎわっている。

今日からGボーイズがパトロールをはじめた。またストラングラー事件のときのようにGボーイズが街のいたるところへ。

ホームレス達は陽気に歌を歌ったり・・そしてマコト達もマコトの部屋でカラオケ。って随分贅沢ですな。

マコト「引っ越したって安心はねぇぞ。骨折りだってバカじゃねぇんだから1週間もすれば嗅ぎつけるよ」
マサ「大丈夫~」
っとホームレス達は体になべの蓋やら、ダンボールやらと手作り防御服を着ていた。
マコト「それは意味ねぇんだよ。相手は次頭を狙ってくる。足、腰、あばら、肩、この流れでいくと次頭だろ?」
だけどマサは呑気なものでケンさんのピアノが聴きたいと言い出した。気まずい雰囲気になる・・

っとケンさんが立ち上がった。
ケンさんがピアノの前に座る・・ってピアノまであるのね。
すると鍵盤を叩き雄叫びを上げた。
おじさん「もういいいケンさん・・」
マコト「弾けねぇのかよ」
おじさん「そうじゃねぇ、昔は一流のピアニストだったんだ・・・」

昔の回想。

ケンさんはピアノを弾きながら歌っている。そしてバンドのメンバーは今いるホームレスのおじさん達・・
おじさん「ご覧の通りのハンサムボーイだ、女がほっておくわけがない。」
ホステスの喧嘩も耐えなく、そこに男が絡み厄介なことになったようだ。

おじさん「ケンさんはヤクザに半殺しにされた。ナンバー1ホステスのシンリーと結婚の約束をして、シンリーのお腹にはベイビーもいったっつうのに、全てを失ったショックでケンさん記憶喪失になった。それ以来ピアノの前に座るとシンリーのことを思い出して・・」暴れ叫ぶようになったらしい。
マコト「ケンさん、近所迷惑だよ」
おじさん「帰ってくれ、今日はお開きだ。」




中央公園
何者かが骨を砕いているのをパトロール中のGボーイズが見つける。

その後をつけて行くと・・汁男であった。
しかもバレエラーメンに入っていった。
そこに巡査が「何してるんだ我?」
Gボーイズ「骨野郎だ!」





キングラーメン
Gボーイズ達はいろんなラーメンのスープを作った。唯一汁男のラーメンを食べたワッキーに「どれが汁男のラーメンに近いか答えるんだぞ」
ワッキーは全部平らげたが分からなかった・・・

っとそこにさっき汁男を追跡したGボーイズが来た。
Gボーイズ「謎は全部解けたぞ!」




マコトの家(ビニールハウス)
マコトうわ言を言っている。
マサ「何の夢見てんだよ?!」
マコト「俺風邪ひいたみてぇ・・」
っとマサがビデオカメラを見せてきた「電波くんの防犯カメラに映ってた」
そこには黒い服を着た男がビニールハウスから出てくる映像だった。





キングラーメン
Gボーイズが汁男が骨を砕いてた話をする。
まさか人の骨を使うなんて有り得ないという話だが・・
ワッキー「でもどんな味なんだろう・・人骨ラーメン・・って冗談だよ」
みんなドン引き。





バレエラーメン
汁男が作ったスープを京一が試食。

京一「デリシャス。これこそ僕が求めていた味。早速今日からメニューに加えよう。」
汁男「手に入ったらまた連絡する」もう手を組んだの?

っとそこに浜口とさっきの巡査が乱入してきた「動くなー!!」
京一「何?」
浜口「甘いマスクの下はボーンコレクターだな!」
巡査「英語ですね」
っとそこにマコトとマサ、Gボーイズ達も来た。
マコト「京一、悪いけど中調べさせてもらぞ」
みんなで人骨ラーメンを疑って来たんだね。
マコトがゴミ箱を開けると・・「鶏がらじゃん」
ワッキーは汁男が作ったスープを飲む「うめーーー!!」
京一「何なの?何の検査?」
マコト「あんた今朝中央公園で何やってた?」
汁男「仕入れたガラを砕いてただけだ。店の前でやると苦情が出るんでな」
浜口「お前ら始末してやるからな!!」
って相変わらず先走るね・・



『スープの回④』へ続く