来週あたりから野焼きが始まる。 カラッカラに乾燥した早春の空気の中で、カラッカラに枯れた草が派手に、豪快に、盛大に燃え上がる。見ているこっちも興奮して、燃え上がるのである。 住宅密集地ではやれない、田舎ならではのイベントと言っていいだろう。 煙が流れてきた、煤が飛んできたなどのクレームもあるらしいが、絶対に失くしてはいけないことだと思うのである。 春になると野焼きが行われた後の草地は本当に、信じられないくらい綺麗な緑に覆われるのである。