閑人帖

あの歌が聞こえてくる 68 夜のバス  井上陽水

ダイナミックというか、ドラマティックというか、大袈裟というか、どーっと押し寄せてくるようなアレンジ(深町純が手掛けている)の演奏を背にして、突き抜けるような、走り抜けるような、硬質だけどしなやかな、底光りのするような、井上陽水のヴォーカルに圧倒される。傑作、否、怪作である。

井上陽水の持っている異様なと言うよりも異妖な世界に引きずり込まれてしまったら、そこから抜け出せなくなる。70年代前半の井上陽水の作品の中でも飛びぬけて印象深かった曲である。

夜のバス  井上陽水

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