【静電気を除去。水性Ag-powerコーティング】で頑張るおじさん!

ラジエーター水、オイル、燃料、空気、電気、ガスは流れてますか?

【今日の行動は最高評価でしょう】オバマ氏、悲願の広島訪問 平和賞だけでは足りない“遺産”作り

2016年05月27日 18時21分06秒 | ニュースの感想

最近ネットで目立つ日本製だったなら?

深く考えていたら睡魔に襲われそうですからしませんが・・・

 


 

オバマ氏、悲願の広島訪問 平和賞だけでは足りない“遺産”作り

2016.05.12

http://www.iza.ne.jp/topics/world/world-9479-m.html

オバマ米大統領が、伊勢志摩サミットに合わせて被爆地である広島を訪問することが決定した。

オバマ氏は就任以来、任期中の訪問に強い意欲を示してきたとされるが、

過去の3回の訪日でそれを見送っている。なぜこれまで実現しなかったのか。

 

《原爆投下》
1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、広島に米軍のB29爆撃機

エノラ・ゲイがウラン型原子爆弾を投下。

同9日午前11時2分には、長崎にプルトニウム型原爆が投下された。

その年の12月末までに、広島では約14万人、長崎では約7万4千人が亡くなったとされる。

投下を命じた当時の大統領はトルーマン。

 

現職大統領初の訪問

安倍首相と岸田外相も同行

日米両政府は5月10日、オバマ大統領が同月27日、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)

に合わせ広島を訪問すると正式発表した。

広島、長崎に原爆を投下した米国の現職大統領が被爆地を訪れるのは初めて。

安倍首相に加え、広島が地元の岸田外相も同行する

オバマ氏、27日に広島訪問 現職米大統領で初 演説も検討 安倍首相が同行

最後の来日…オバマ氏自身が最終決断

オバマ氏は2009年11月の初訪日の際、広島訪問について「将来訪問できたら非常に名誉」と語り、任期中の実現に強い意欲を示していたが、過去3回の訪日ではそれを見送った。17年1月に任期切れが迫り、今回が最後の来日になるとみられることから、同氏自身が訪問を最終決断した

オバマ米大統領、27日に広島訪問へ…現職で初 〔2016年5月11日 YOMIURI ONLINE〕

米政府、訪問は「謝罪ではない」と強調

アーネスト米大統領報道官は5月10日、オバマ氏の広島訪問について謝罪と受け止めるのは「間違った解釈」と強調。当時、トルーマン大統領は死傷者を考慮に入れつつ安全保障のために原爆を投下したとし、直接的な評価を避けた。

オバマ氏広島訪問 「謝罪ではない」と大統領報道官が強調 長い演説は控える見通し

安倍首相「核兵器のない世界へ向けて大きな力になる」

安倍首相は「被爆の実相に触れ、その思いを世界に発信することは、核兵器のない世界へ向けて大きな力になる」とオバマ氏の広島訪問を歓迎。ともに「哀悼の誠をささげることが、犠牲となった方、今も苦しむ人々の思いに応えるもの」と述べた。

オバマ氏広島訪問 安倍首相発言詳報「大統領にとって大きな決意」

オバマ氏の狙いとは

「核兵器なき世界」という信念の再表明

2009年のプラハ演説で「核兵器なき世界」を提唱し、同年にノーベル平和賞を受賞したオバマ氏は、広島訪問で、核廃絶実現への「強い思いについて、前向きのメッセージを送るつもり」(アーネスト米大統領報道官)という。

広島への歴史的訪問決定、オバマ大統領「核廃絶」訴えへ〔2016年5月11日 TBS Newsi〕

自身の理念を後世に刻みたい…

任期最後の年に世界最初の被爆地である広島を訪問することは、「核なき世界」の理念を自身の「レガシー(政治的な遺産)」として歴史に刻むためともいわれる。

核なき世界 新たな一歩 日本 謝罪求めず実現 オバマ氏広島へ〔2016年5月11日 西日本新聞〕

日米の「歴史問題」払拭と関係の強化

オバマ氏は、広島訪問を「大統領として日本を訪問する最後の機会に、日米関係がさらに良くなる努力」と位置づける。原爆投下は日米間のいわば「歴史問題」であり、原爆死没者を慰霊し世界の恒久平和を祈念することで、日米の「トゲ」を少しでも引き抜こうとしているとみられる。

オバマ氏広島訪問 決断に踏み切った2つの思い…日米の「歴史」のトゲ抜く

《プラハ演説と「核なき世界」》

オバマ米大統領が2009年4月にプラハで行った演説で「核兵器のない平和で安全な世界を追求する」と掲げた目標。ロシアとの核軍縮や包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准などを約束。同年のノーベル平和賞を受賞した。その後、米ロ間で戦略核弾頭の配備数を制限する条約を発効させるなど成果を上げたが、ウクライナ危機などで核軍縮交渉は停滞。世界には現在、1万5千発以上の核弾頭があるとされる。

核なき世界〔時事通信〕

訪問実現までの遠い道のり

米国世論、半数以上が「原爆投下は正当化される」

米ピュー・リサーチ・センターが2015年に実施した世論調査によると、米国内で、原爆投下が「正当化される」とみる人は56%と判明。同国では「原爆投下で第2次大戦の終結が早まり、米軍の日本本土への上陸作戦が回避されたことで多くの命が救われた」とする見方が根強い

世論反発のリスク、オバマ大統領が自ら決断 広島訪問〔2016年5月10日 朝日新聞〕

現職ゆえ「謝罪」と受け止められることを懸念

歴代大統領ではカーター元大統領が退任後に、ニクソン元大統領が就任前にそれぞれ訪れた実績があるが、現職大統領による訪問は謝罪の意図があると受け止められかねないため慎重に時期を探っていた。

困難な決断だった現職米大統領初の広島訪問 謝罪避け「使用判断には立ち戻らない」

米の「核の傘」を借りる被爆国・日本の複雑な事情

日本は唯一の被爆国である一方で、現在、北朝鮮と中国による「核の脅威」に直面しており、米国の「核の傘」を借りることで抑止している。こうした日本側の事情を踏まえオバマ氏は7年間、被爆地との関係や米世論の地ならしを進めてきた。

核なき世界、日米主導を演出 7年で「公約」実現 〔2016年5月11日 日本経済新聞〕

これまでに広島を訪問した各国の要人

年月 
1964年4月 ニクソン元米大統領(就任前
1984年5月 カーター元米大統領(退任後)
1992年4月 旧ソ連のゴルバチョフ元大統領
1997年11月 イスラエルのペレス元首相

※2016年5月11日付け 産経新聞紙面より

政権下で「地ならし」

駐日大使の平和記念式典参加を恒例化

オバマ政権は、水面下では着々と“環境整備”を進めていた。政権下では、2010年に当時のルース駐日大使が、現職の駐日大使として初めて広島の「原爆の日」の平和記念式典に参列したのを皮切りに、12年以降は広島、長崎両市の平和式典に米大使が参列することが恒例化。

27日広島へ 現職初、原爆投下から71年〔2016年5月10日 毎日新聞〕

予行演習?…ケリー氏も国務長官として初めて訪問

4月11日には、ケリー国務長官が主要7カ国外相会合で広島を訪問したのに合わせ、国務長官として初めて平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学。これは、原爆投下の正当化論を唱え続けてきた退役軍人団体などの反応を探る狙いがあったとされる

27日広島へ 現職初、原爆投下から71年〔2016年5月10日 毎日新聞〕

ケネディ氏による米国への熱心な働きかけも奏功か

複数の日本政府関係者は「訪問の実現にケネディ駐日米大使が汗をかいてくれた。米本国に働きかけていた。熱意を持って、強い意志で前に進めてくれた」と語る。米大統領選の予備選の真っ最中だけにタイミングも慎重に探った

悲願ついに、政府歓迎 オバマ氏、27日広島へ〔2016年5月11日 朝日新聞〕

過去に広島を訪れた主な米政府・議会関係者

年月 
2008年9月 ペロシ下院議員
2010、12、13年8月 ルース駐日大使
2014、15年8月 ケネディ駐日大使
2014年4月、15年8月 ゴットメラー国務次官
2016年4月 ケリー国務長官
  (肩書きは当時)

〔広島訪問探るオバマ氏の事情 米に根強い原爆正当化論 2016年4月9日 朝日新聞〕

原爆慰霊碑に献花する(左から)フランスのエロー外相、イタリアのジェンティローニ外相、ドイツのシュタインマイヤー外相、岸田外相、ケリー米国務長官、ハモンド英外相、カナダのディオン外相、欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表=2016年4月11日午前、広島市の平和記念公園(代表撮影)

原爆慰霊碑に献花する(左から)フランスのエロー外相、イタリアのジェンティローニ外相、ドイツのシュタインマイヤー外相、岸田外相、ケリー米国務長官、ハモンド英外相、カナダのディオン外相、欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表=2016年4月11日午前、広島市の平和記念公園(代表撮影)

「環境整った」と判断

米国の若者「投下は正当」支持が減少

前出の米ピュー・リサーチ・センターの調査では、56%が原爆投下を正当化したものの、18~29歳では支持が半数を割った。シャーマン前米国務次官は、「将来、米国人の過半数が原爆投下を『誤り』と思うかもしれない」と指摘する。

米世論の変化が後押し=オバマ氏広島訪問〔2016年5月10日 時事通信〕

米各紙社説「ケリー氏に続き、オバマ氏も訪問すべき」

ケリー氏の訪問後、ニューヨーク・タイムズ紙ワシントン・ポスト紙が相次いでオバマ氏も広島を訪れるべきだと訴える社説を掲載。オバマ政権は、米国内の一部から広島訪問に批判が出ても対処可能と判断した。

オバマ氏、27日に広島訪問 現職の米大統領で初〔2016年5月10日 朝日新聞〕

米大統領報道官「大統領が訪問するのが適切と判断」

アーネスト米大統領報道官は「大統領が日本を訪問する際はその都度、広島を訪問すべきかどうか議論があった」と認めつつ、ケネディ駐日大使やケリー国務長官の広島訪問が実現し、「大統領が訪問するのが適切と判断した」と語った。

広島訪問、謝罪ではない 報道官「核廃絶の熱意伝える」〔2016年5月11日 朝日新聞〕

外交姿勢批判してきた共和党は “沈黙”守る

イスラム世界との対話路線を強調したカイロでの演説など、オバマ氏の外交姿勢を「謝罪ツアー」などとたびたび批判してきた共和党側からは、目立った反応がなく、米紙ワシントン・ポストは共和党側の沈黙を“揶揄”。

広島訪問、共和党は沈黙 「トランプ氏原因」と米紙皮肉〔2016年5月11日 朝日新聞〕

オバマ氏の発言に注目集まる

平和記念公園を訪問、被爆者との面会は「未定」

ローズ米大統領副補佐官のブログによると、オバマ氏は5月27に原爆死没者名簿が納められている広島の平和記念公園を訪問する。アーネスト米大統領報道官は、被爆者との面会については「現段階では全ての日程が固まってはおらず、機会があるか分からない」と述べている

悲願ついに、政府歓迎 オバマ氏、27日広島へ〔2016年5月11日 朝日新聞〕

プラハ演説のような「大々的演説」行わず

オバマ氏がプラハ演説に類する大規模な演説を行う可能性に期待が高まっていたが、アーネスト氏は5月11日の記者会見で、そうした見方や報道は「正確ではない」と述べた。また、大統領がメッセージの中で被爆地・長崎に触れるかどうかについて「現時点で詳細は分からない」とも。

米大統領「大々的演説」行わず=数日内に広島へ先遣隊-報道官〔2016年5月12日 時事通信〕

広島の人々は「決定」どう受け止めたか

「核兵器廃絶に向け特別なインパクト」「断罪する行為が必要」

  • 「オバマ大統領の広島訪問は、それ自体、核兵器廃絶に向け特別なインパクト」(広島県知事)
  • 「核兵器廃絶に向けた国際的な動きを前進させる歴史的な出発点となることを期待」(広島市長)
  • 「平和記念公園で外国の犠牲者に対するものも含めて祈りを捧げてほしい」(被爆者の岡田恵美子さん)
  • 「大統領には核廃絶の仕組みをつくるよう行動してほしい」(被爆者の児玉光雄さん)
  • 「現職大統領として来るのなら、当事国として原爆投下そのものを否定し、歴史的に断罪する行為が必要なのでは」(「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」共同代表の森滝春子さん)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿