北斎展で買ってきた絵葉書。
ううむどれみても、脱帽だ、、。
もし、
私が江戸時代に生きるなら、
浮世絵版画の彫師になりたい
そして、北斎の斬新な下絵に感心しつつ、
それを最大限に生かせるように版木を彫りたい。
あはは~今の仕事とはずいぶん違うよなあ~。
浮世絵版画は下絵、彫、刷、など、多数の工程の分業作業。
今の陶芸の仕事は、アイデアからつくるまで、ほとんど一人の作業やし。
今回の展示で、一番気になったのが、コレ。
「富嶽三十六景 甲州三坂水面」
一見、水面に映る逆さ富士だが、ん?違和感。。。
そう、そびえる山と映った山の形が違う。位置もずれてる。。。
この意味には、諸説あるのとおもいますが、
私には、ここには描かれていない、もっと大きな存在の富士の影だけが描かれているように見えました。
幼いころ奈良の大仏を見に行って、
目の前ばかりうろちょろ見て、
「どこ?どこにあるん?!」という私に、
「もっと上みてみい」っていう声がかかり、
はるか上を見上げたら大仏様がいた、、、
そんなのを思い出しました。。。