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ペネベイカー / ペネベイカー

2005-11-14 | Disc Review
レコード店頭の試聴コーナーにて「ベン・フォールズmeetsバカラック」という宣伝文句に惹かれて聴いてみたところ、その音楽性、美しい音色に魅了され、即購入に至ったのが、2003年12月に日本で世界初リリースされたペネベイカーのデビューアルバム『ニュー・スカイライン』でした。そして、この6月、『ニュー・スカイライン』以来の待望の2ndアルバムが、その名もずばり『ペネベイカー』とバンド名を冠して、これまた日本で世界初リリースされました。今作もレコード店頭の試聴コーナーにて発売されているのに気付き、購入に先立ち先ず試聴してみましたが、前作同様、美しく親しみやすいメロディーを身上とした、王道のポップを展開していて、その変わらぬポップ・マエストロぶりに感動し、即購入に至りました。

ペネベイカーは、プロデューサーとしてもその名を知られているビヨン・オクヴィスト(ピアノ/ヴォーカル)とダニエル・ベンツォン(ベース/ギター)を中心とする、ピアノをフィーチャーした王道のポップ・ミュージック・サウンドを展開するスウェーデンのトリオ・ユニットで、ソング・ライティングもビヨン・オクヴィストとダニエル・ベンツォンがほぼ全てを手掛けています。因みに、ペネベイカーというバンド名は名優マーロン・ブランドの母親の名前に因んで命名されたそうです。

とにかく、デビューアルバム『ニュー・スカイライン』同様、今作『ペネベイカー』もエバーグリーンなメロディー満載の極上のパワーポップ・アルバムに仕上がっていますので、とりわけポップ・ミュージックのファンには、是非とも聴いて貰いたい一枚です。


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