「太王四神記」１０話・「潜水服は蝶の夢を見る」

　今回で４回目の劇場観賞です。

　やはり大画面は音響といい細部までよく見えることといい
　行く価値、絶対ありです。

　そして第１０話のタムトク、そうこの雨のシーン

　最後までキハを信じたいタムトクの心、
　そして断ち切らざるを得ない現実（誤解だってば）
　キハの伝えたい思いとはうらはらの展開になすすべもなく見送る心
　スジニのささやかでも幸せな時間と定めとしてタムトクを守る姿・・・

　どれもこれも見所まんさ～いでした。

　最初の頃はキハのムン・ソリさん、OKOKだったんですが
　この頃、UPで彼女の顔が映ると気持ちが止まってしまい
　泣くに泣けなくなっています。。。

　ムン・ソリさんもキハになりきれていなかったというようなことを
　語っていましたが、それが画面にでてるのかな・・・？！

　勝手にソン・ユンアさんに脳内変換してみようかな

　さあ、本日は胸に刺さりますよ！

　そうそう、土曜日のスタジオパークでハギ～の吹き替え場面をみました。。。
　う～ん。。。
　あきらめてたんですが、タムトク画面とハギ～声の合体映像は
　思っていた以上にショッキングでした。。。

　しかし、だれがきても気に入るわけがないのでハギ～様、
　がんばってくださいませ！

　横で見ていたサンヒョク　
　おもわず自分のほうがはるかにいいと
　わけの分からないことを言い出しました。

　h「じゃあ、言ってみてよ！」

　サ「死ぬな！生きて私のそばにいろ！」
　　（私が教えました）

　いやん、ハギ～よりいいかも・・・

　ほめてしまったので、今夜の放送中はうるさいかも


　ランチ（昨日は”おろしかつどん”）をはさんで
　梅田ガーデンシネマに移動

　「潜水服は蝶の夢を見る」を観ました。

　この映画、前にもご紹介しましたが
　観終わっての感想。

　とにかくいろんな方に見ていただきたい映画です。

　医療関係の方やモノを創造することに関係している方、
　もちろん日々健康が当たり前と思っている私を含めたすべての人に
　それぞれが違った観点からみて違ったものがえられる映画だと思います。
　何に重きを置いてみるかで全然違った捕らえ方ができる楽しさがあります。

　決して泣く映画ではありません（泣くとこはありですけど・・・）
　ユーモアと皮肉とやさしさが入り混じっています。

　主人公の左目だけをとおしてみえる世界とその反対の景色
　一言も発せないけれど開き直ったおおらかさとユーモアを忘れない思い
　断片的に挿入される過去の映像のやさしさ
　カメラワークは今までに見たことがないほど躍動感に溢れていて
　新しい映画の作り方をみせてくれています。
　
　「私はこれをつたえたい！」という強いメッセージは映像のどこにもないのに
　観た人、ひとりづつに何ともいえない余韻を残す映画でした。

　おススメ度☆☆