たまねこ*古布とmy garden

女の一生其の1

妹を亡くしたばかりなのに、

大好きだった友、Nさんも急死されたとの電話が…

Sさんを交えて湯布院に行きたいと願っていたのにです。

もうその願いは叶うことはありません。

今までもご一緒に旅に出かける機会はあったのですが、

何しろ私がかごの鳥で、主人に気を使って行けませんでした。

せめてSさんと在りし日のNさんを偲んで泣けるだけ泣きたいです。

思えば,Nさんのご主人と私の実家が遠縁に当たり、母が

偶然にお会いしたご主人にお宅訪問の約束をしたのです。

ご主人は留守で、

奥様であるNさんが母と私、義理の妹をもてなしてくださり、

その後染め物の先生をしておられた彼女と

親交を持つようになりました。

聞けばあまりにも私の夫と似ているご主人でした。

相手を支配し、自分の思いどおりになって欲しい、

つまりお母さん代わりの妻を求めているのです。

そんな中で嫁いだ最初のころは、

ご主人はお勤めなので、留守を守って家業を手伝い、

お姑さんをみとられました。

ご主人の退職後はご想像通り、自由が制限されました。

私の場合は幸か不幸か才能なしで、

それでも信仰における最小限度の事が出来れば良しとしました。

彼女はある出来事から家に帰ることが出来なくなり、

その後離婚されましたが、

父親の介護等で思うような創作活動はできなかったようです。

彼女は惜しみなく出し渋ることなく寛大に技術を教える人でした。

そしてそれを心から楽しむ人でした。

名は良い油に,死ぬ日は生まれる日に勝る。(伝道の書 7:1)

どうして,死ぬ日は生まれる日に勝るのでしょうか。

人は生まれたときには何の評判もありませんがその後の生き方で,

良い評判を得たり、何かを成し遂げたりすることにより

死ぬ日は生まれる日に勝ると言えます。

この聖句が私からの彼女へのせめてのありがとうの気持ちです。

長くなりそうなので続きは又…

お写真は最後にN先生と染めた桜染です。




にほんブログ村

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「田舎暮らし」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事