製作された方は今度「四季折々の和の暮らし」でご一緒する
嶋田様です。単衣の着物は初めてだそうですが、
とても素晴らしい仕上がりでした。
次は銀杏の柄の吹き寄せ模様の着物をお願いしました。

昨日今日は久しぶりの雨になりました。でも雷がひどいです。
愛犬のカレンちゃんもこの通り!

最近は世界中で自然災害が多いですね。
私たち日本人の多くの人々は,
自然はおのずと生じたと信じています。
つまり「自然」と言う漢字が示すとおり、
「おのずからそうなっている」,
あるいは「自ら存在している」という意味です。
もしそうなら良く最近耳にする「想定外」とか「ありえない」など
という言葉は相応しくないでしょう。
むしろ今までしっかり秩序が保たれてきたことが
不思議なくらいです。
ご自身の経験からも知っておられるはずですが,
すべてのものは秩序の失われる方向に向かいます。
家もほおっておけば廃墟と化して崩壊してゆきます。
科学者はこのような傾向を,
「熱力学の第二法則」と呼んでいます。
また「エントロピー」の法則とも呼ばれています。
衣服がすり切れたり,物がさびたりし
物質的なものは不変ではないのです。
気象の物理的また化学的作用や,使用のさいのまさつなどで
それらの物は徐々にいたんでゆき無秩序が増加するでしょう。
つまり自然の成り行きなのです。
では将来に希望はないのでしょうか?いいえ!
そう言える理由について今後少しづつ述べてみたいと思います。
