洋裁学校では縫い代の倒し方など細かな取り決めなどを、
習いました。でも着物リメイクは、その名の通り
リメイクなのでいろいろな制約も受けます。
例えば生地の横幅が狭いとか、傷んでいる所があるとか…
縦にはぎ合せるのに布の耳の部分を使用し、片返しにして
ミシンステッチで始末しました。これをしておかないと
お洗濯した後、アイロンかけなどのお手入れが大変です。
布耳が使用できない時はロックミシンをかけます。
出たとこ勝負なので二枚のパターンが余りました。
なのでもう一枚、同様のスカートを縫おうかな?

『冴え返り冴え返りつつ春なかば』とは西山泊雲の俳句。
本当に寒い日がある、今この頃の季節にぴったりの句です。
「冴返る」という語は
立春を過ぎて寒気がゆるみ、いくぶん暖かくなって
ほっとした途端に、またぐんと冷え込む日々のこと。
でも人は皆、どんなに異常気象で寒くともきっと春が来ると
信じています。
毎年毎年繰り返される季節を通して、
植物や穀物等が、発芽,再生,成長して実るという
ライフ・サイクルは
年輪のように私たちの記憶に刻まれています。
今の季節、確実に日脚が伸びていることでも実感できます。
でも私は陽射しの明るさに紛れもない春をキャッチします。
季節や気候や天気はすべて,生命を支える複雑な天体の体系と
結びついています。季節が生じるのは
地球の自転軸が太陽を回る軌道面に対して
約23.5度傾いているからだということは
誰でも知っていることですね。
今日の聖句は―創世記 8:22。
22 From now on, the earth will never cease
to have seed-sowing and harvest,
cold and heat, summer and winter, and day and night.
22 地の存続するかぎり,種まきと収穫,寒さと暑さ,夏と冬,
昼と夜は決してやむことはないのである」。
今日のK's Gardenは花も実もある有用な梅の木です。
それにしても何故、植物はその季節に合う佇まいでしょう。
冷気の中、凛として咲く花や気高い香りは素敵ですね。


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