今週は、ケンタッキーダービーがあります。人気馬は、サンタアニタダービーを圧勝したカルフォルニアクロームです。デビュー当時は、オールウェザーを使っていて、それほどの成績ではなかったのですが、ダートを使うようになってからは、桁違いの強さで前走はG1馬になりました。サンタアニタダービーも強かったのですが、前前走のサンフェリペステークスでも7馬身の差をつけています。他で気になる馬はそれほどいないのですが、ウッドメモリアルを勝ったウィックドストロング、アーカンソーダービーを勝ったダンザなども優勝候補に挙がっています。
Jaspion SilentがとうとうG1馬に。サンパウロ大賞です。Jaspion Silentは前走が初重賞勝ちでした。サイレントネーム産駒では初めてのG1馬です。ブラジル産駒は特に多く、これからも期待できます。
トレヴがシーズン最初のガネー賞でシリュスデゼーグルに負けてしまいました。シリュスデゼーグルは、ドバイのシーマクラシックでジェンティルドンナの2着になった馬です。8歳のセン馬です。2頭のマッチレースで外がトレヴでした。トレヴは、今年は4戦だそうです。次走がプリンスオブウェールズで、秋は凱旋門賞を使うことになっています。
オーストラリアのG1レース、オールドエイジステークスでハナズゴールが見事、優勝しました。出遅れ気味のスタートから、最後はゴールドウェイ並みの強烈な追い込みで、他馬をすべて差し切ってしまいました。
Tricky HatがG2のDixiana Elkhorn S.で5着でした。勝ったのはUnitarian。Tricky Hatはステークスに勝った後、G3のスケモアステークスで3着でした。前走はアローワンス競争2着です。
HONEY STEEL'S GOLDがlistedのVRC ST LEGERで2着でした。勝ったORDER OF THE SUNとは5馬身ほどの差でした。2800メートルのレースで、長距離になっていい結果が出ています。
ゼニスタがlisttedのMANAWATU ITM ANZAC HANDICAPで4着でした。休み明け2戦目でした。ゼニスタはゼンノロブロイ産駒でニュージーランドオークスで2着になったことがあります。直線半ばでは先頭に立って、そのままゴールしていればというレースでした。内から来たミッドナイトオイルに差されてしまい僅差での負けでした。
ジャスタウェイの大和屋オーナーからジャスタウェイのローテーションの公募がありました。海外に行くならプリンスオブウェールズでいいのではないかと思います。招待競走ですから、経済的負担も少ないのではないでしょうか。秋競馬を日本で走らせる負担もありません。それでなければ、英インターナショナルから凱旋門賞。英インターナショナルはゼンノロブロイが2着になったレースです。8月の後半のレースで凱旋門賞にはちょうどいいローテーションになるのでは。日本馬は、宝塚記念を使ってしまって、ローテーションがどうしても窮屈になってしまいます。必ず、2週前のフォワ賞使うことになってしまい、実力があっても凱旋門賞は勝てずじまいになってしまっています。
ペールギュント産駒のFlamboyantがアメリカのLa Puente S.で勝ちました。Flamboyantはフランス産でペールギュントはフランスで種牡馬生活を送っています。ただ、活躍した馬というのはほとんど見当たりません。産駒数も少なくてリーディングでも下位にいます。
Rising Romanceがオーストラリアオークスを勝ちました。Ekraar産駒です。Rising Romanceはニュージーランドダービーでは2着でした。Ekraarは米国産のレッドランサム産駒です。