Fort Larned、Mucho Macho Manぐらいは名前は知ってしますが、それほど分かりません。Fort Larnedは去年のこのレースの勝ち馬です。前走は、ホイットニーハンデ5着でした。Mucho Macho Manは前走のオ―サムアゲインステークスが初のG1勝ちでした。去年は、このレースの2着です。
ワイズダンが８枠です。サイレンティオが２枠、ブライトソウトが６枠になりました。１－１というオッズは何でしょうか。1.1倍とか1.2倍になるんでしょうか。サイレンティオもブライトソウトも20倍で最下位人気です。
アメリカで来週、BCが行われます。日本馬の出走はありませんが、サイレントネーム産駒のサイレンティオとハットトリック産駒のブライトソウトが登録されています。2頭ともBCマイルへの登録です。サイレンティオは、G1のフランク・Ｅ・キルロエマイルＳで2着になった馬です。前走は、G2のDel Mar Mile を3着になりました。休み明けのレースでしたが勝った馬とも互角のレースをしています。ブライトソウトは、2400芝のアメリカレコードを持っていますが、なぜかマイルへの登録になっています。7か月の長期休養明けで、もしかしたら回避するのかもしれませんが、G1初挑戦でどこまで戦えるでしょうか。マイルの他の出走馬は、ワイズダンやオブビアスリーなどです。ワイズダンは、去年の年度代表馬で、このレースの勝ち馬です。G17勝で前走のシャドウェルターフマイルＳで負けるまで9連勝中でした。ただ、シャドウェルターフマイルＳはオールウェザーです。
フサイチゼノンの弟のアグネスゴールドは現在ブラジルで種牡馬をしています。アメリカに輸出されてからブラジルに渡っています。アメリカではそれほどの種付けはありませんでした。産駒もそれほど活躍していません。しかし、ブラジルでは、牝馬ですが、今年2頭のG1馬をだしています。Antonella BabyがGrande Premio Henrique Possollo-Stud TNTをAbidjanがGrand Premio Zelia Gonzaga Peixoto De Castroを勝ちました。アグネスゴールドは、きさらぎ賞、スプリングステークスと重賞を連勝した後、皐月賞前に故障してしまい、春シーズンを棒に振ってしまいました。復帰してからは、神戸新聞杯8着、菊花賞8着、鳴尾記念3着といいところがなく、さらに故障休養で種牡馬入りしました。
ハットトリック産駒のLA STREEPがGran Premio Selección 10着でした。Gran Premio Selección はアルゼンチンオークスです。レースはLA STREEPは後方からの競馬になってしまいました。直線では外に持ち出しましたが、ほとんど伸びることはありませんでした。LA STREEPは、アルゼンチン1000ギニーで4着と好走していたので、ここでもいいレースをするかと思いましたが、オークスは距離が長かったのでしょうか。勝ったのは、MARY'S GOLDで1000ギニーでは3着だった馬です。
ハットトリック産駒のMr. Onlineがカナダのニアークティックステークス（G1）で2着になっています。勝ったのはPhilanthropist産駒のPhil's Dreamでした。Mr. Onlineは、条件戦を走っていた馬でいきなり重賞初挑戦でG12着でした。サイレントネームは、リーディングでだいたい90位ぐらいです。
オルフェーヴルが２着で、キズナが4着でした。オルフェーヴルは、勝つんだったら去年だったのではないかと思います。トレビにこれだけやられると納得してしまうのではないでしょうか。トレビは、ザカルヴァクラスの馬だったと思います。トレビは、フランスオークス、ヴェルメイユ賞、凱旋門賞とこれでG１３連勝です。今後が気になりますが、ジャパンカップかＢＣを使うこともあるかもしれません。オルフェーヴルは宝塚記念を順調に使えなかった影響というのがどこかに出たかもしれません。去年は、馬の反応が早すぎて最後バテてしまいましたが、実際は勝つだけの力はあったと思います。ただ、今年は、トレビがいたので勝てなかっただけだったと思います。
ハットトリック産駒のZapataがDOS MIL GUINEASで1着になっています。レースでは2着入線で繰り上げのようです。1着の馬が失格になった理由というのは分かりません。Zapataは4月のGRAN PREMIO RAUL Y RAUL CHEVALIERで1着入線しましたが、薬が検出され失格になっていました。ハットトリックはアルゼンチンでは、初のG1勝ちです。DOS MIL GUINEASは、アルゼンチン2000ギニーでクラシックレースになるのではないでしょうか。
Seeking the Bestもアメリカで種牡馬入りしています。Seeking the Best は、日本では武蔵野ステークスを勝った程度でG3勝ちしかない馬です。産駒で走っているのは、Lonely Loverぐらいでステークスレースで活躍できるぐらいの力はある馬です。しかし、産駒数が少ないというのもありますが、ほとんどが活躍していません。それに今年の種付け頭数も見当たらないので、海外に出ているか引退しているかです。
シーキンザダイヤは、アメリカのリーディングではそれほど活躍しているというわけではないのですが、チリでも種付けをしていて、2年間向こうでやっていたようです。今はアメリカに帰ってきています。アメリカでは、Bear's Pearl という産駒がいます。ステークスで着を拾う程度の馬です。それ以外は目立った馬がほとんどいません。チリの産駒では、G2レースでSafawiが勝っています。G1レースでも2着になるほどで、かなり期待できる馬のようです。それとClippertonがG3レースで2着になっています。