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かくれんぼの雑記帳

前向きに生きるためのエンディングノートとして、日々の喜怒哀楽や驚き、感動、考えたことを記録します。

「入院者数」<「退院者数」は解除の根拠にならない

2020-05-05 07:54:14 | 日記
はっきりした判断基準も出さずに、緊急事態宣言が延長され、
「宣言中の生活様式を変える」という提言がなされました。

これで 5/10までの連休期間には緊張が緩み、下旬になって
感染者が再び増加することが予想されます。

仮に判断基準が正しくないとしても、バイアスをかけられない要素で
基準を設けてもらった方が納得しますね。

例えば、「感染者数」は検査の数を操作できるので使えないです。
なので、「陽性率」もだめです。

おそらくPCR検査は今後も大々的に行われることはないでしょう。
検査を徹底しろという議論は、今後時間とともに少なくなってくると思います。

「入院者数」「退院者数」も病院のキャパシティの上限の問題や、
重症度の定義があいまいなので、「入院者数」<「退院者数」は全く根拠にならないでしょう。

自分が使えると思うのは「死亡者数」。 (「感染者数」が使えないので、「死亡率」は使えない)
これはバイアスがとてもかけにくいです。
さらに、毎年死ぬ人はかなり一定(2040年ごろまでは毎年増加するが)である、という
統計データの信頼性(ファクト)があります。
ただ、死亡後にでも、疑わしき人への検査を徹底する必要はあるでしょうね。

例として「1週間でコロナ起因での死者が3人以下になったら」とかを、
解除の条件につけてもらえればいいのに。

「3人」が妥当かは、ファイナンシャルタイムスのページ
https://www.ft.com/coronavirus-latest
など各国の状況を見て「専門家」に議論してもらうとして。