手術が無事終りました。
当日、昼近くに病院に行ったら
ベットの上でウトウトしていた。
私が病室に到着して、暫くしたら「個室」に移動した。
4人部屋は・・とても平均年齢の高い部屋でした
個室に移った康平は・・
「あ~~・・なんか・・気持ちいい」
広いし明るいし・・何より・・コソコソと話しをしなくていい
そして・・トイレも洗面所もついている
なんとなく・・気分はいいようだ・・
個室に移ったとたんに・・
「母さん・・あの部屋(4人部屋)・・ヤバイよ」
「なんで??」
「夜中・・メッチャ・・おなら・・するんやぜ~~みーーんな!!」
「寝っぺ・・け??」
「うん・・起きてます??っていうくらい・・スゴイおなら・・何回も・・・」
「そりゃ~・・夕べは空気が悪かったね」
そんな会話をしていた・・
空腹が・・康平を襲う・・
「あ~~・・腹減ったよ」
「ハイハイ・・・」
私は昼ごはんを売店で買って・・「ティールーム」で食べた・・
しばらくしてダンナが登場・・
部屋で私が暇つぶしに買ってきた「オレンジページ」の本を見て・・
「お~~!!これ・・うまそうやの~~・・今度・・・コレ作ってくれま~」
「ううっうん・・・・そんな・・話し・・今・・しなくても」
「・・あ~~・・そーーやった」
康平が・・『何??父さん??』
「イヤ・・なんでもないぞぉ~~」
その後・・3人で他愛もない話で・・手術時間まで過ごした・・
予定時間は3時だったけど・・
やはり・・私の予想通り・・1時間遅れで手術室へ
手術室の前まで一緒に行き・・・「がんばっておいで!!」
「おぅ」
元気に・・ステレンレスの冷たい・・重いドアの向こうに入っていった・・
私とダンナは病室で待つことになりました。
2人・・・何を喋るでもなく・・
テレビを見るでもなく・・
ただただ・・ボーーッとしていた。
時間が早ければ・・針金を入れるだけの簡単な手術だろうし・・
長ければ・・目の下か・・上唇の裏側を切って開くか・・
「どーか・・針金で済みますように」
フト・・時計を見たら・・5時20分をまわった所・・
「まだ・・こんな時間かぁ~~・・うまくいけば・・そろそろ・・呼びにきてくれるはず・・・」
しばらくして・・看護婦さんが
「手術・・終りました。迎えに行きますから一緒に来てくださいね。先生の話しもありますから」
・・
「早かった!・・早かったね」
「うん・・簡単に・・終ったかなぁ~」
私達の足取りは軽かった。
手術室の出入り口の横に「面談室」があり
私達はそこで先生を待ちます。
ガラガラ・・ストレッチャーの音が聞こえ・・
「ハイ・・お願いしますね」って看護婦さんの声・・
「ハイ・・ありがとうございました」と・・病室の看護婦さんの声・・
「か~あ~さん・・いつも・・・しんぱい・・か・・けて~ご・・めん・・ね~」
康平の声だ!
まだ・・言ってる・・・
「かんご・・ふ・・さん・・ありが・・とう・・」
看護婦さんにお礼言ってるよ・・
「ハイ・・ありがとうね・・がんばられ~」って看護婦さんが・・
「が・・ん・・ばるぅ・・」
声はデカいが・・朦朧としているのが・・しゃべり方でわかる。
それから先生の説明があり・・
「針金でグッとあがりました。上顎の骨は・・上がりきらず陥没していますが・・
まぁ・・時間とともに・・盛り上がると思います。出血がありますから・片方の鼻にガーゼーを入れてありますから・・」
「簡単な方法で済んだんですね」
「ハイ・・なんとか・・」
「ありがとうございました」
よかった!本当によかった!
病室へ戻る途中・・たまたま同じ病棟に入院している知り合いの家族が
康平を心配して・・エレベーターの前で待っててくれた・・
説明していると・・知り合い母が
「Mちゃん・・よかったね」って・・涙を流してた・・
少し遅れて病室に戻ると・・ダンナが康平の手を握り・・
涙を流している・・
そんな・・大げさな!・・何・・泣いてんのよ~
ったくもう・・・・・
「康平!おかえり~~・・終ったよ・・よかったね」って
顔を覗き込み・・声をかけた・・
康平は目をつむったまま・・
まだ・・意識が朦朧としている・・
「かあぁさ~ん・・しん・・ぱい・・か・・けて・・ご~め・・んねぇ」
「もういいよ!」・・・声がデカい・・搾り出しているようだ・・
「かぁ~さ・・ん・・甲子園・・・連れていく・・からね・・あと・・すこしやぁ~~・・オレ・・・がんばる・・からね・・こう・・し・・えん・・・行くからね~」
うぅ~~っ・・
何で・・お前は「親を泣かせるツボ」をそんなにギュ~~っと押すんだよ
「甲子園・・行こうね・・」
「おと~う・・さ~ん!・・甲子園・・行くから・・ね」
私の涙がポトポトと康平の布団に・・落ちた・・
止まることがなかった
康平は・・その言葉を何度も何度も繰り返し・・・
また眠りについた・・
ダンナが涙を流していたわけが・・わかったよ
看護婦さんは・・「命にかかわる手術じゃないのに・・泣いて・・大げさだな」
って思っていただろーーなっ・・
康平の『うわごと』が耳から離れず・・
2人で静かに・・暫く泣いた・・
大暴れするかと・・気合を入れて「押さえつけ」の準備をしていたのに・・
泣かされて・・終った・・
手術は無事・・終った・・
後は・・・康平の回復を待つだけ・・
術後・・3時間後に少しの水が与えられる・・
口呼吸の康平は・・
少しの水が「おいしい」って・・
その1時間後に・・アクエリアスを・・
更に「おいしい」って・・
夜中の1時・・本当に麻酔が切れる頃・・
「体起こしたい」
「ダメ・・・あと・・30分経ったらね・・いいみたいから」
とごまかした・・・
また暫くして
「ねぇ・・まだぁ~~」
「うん・・あと30分・・」
「え~~さっきも30分って言った~」
ゲッ・・・頭・・しっかりしてるじゃん・・
夜中中・・そんな会話を交わしながら・・
夜が明けた
一夜明けて・・朝食はおかゆと味噌汁と牛乳と煮豆・・
私と同じでおかゆが食べられない康平・・
味噌汁を「ズズッー」と吸って・・
「あ~~おいし~~い」
しみじみと・・・
ムムッ・・・なんだか・・二日酔いのダンナと・・かぶるぞ
そして・・本日・・土曜日午後・・
康平は元気に退院します
目の周りのうっ血も・・随分と綺麗になったよ!
夕べはまた4人部屋に戻され・・
「おなら地獄」にあっていると思います
よかった!本当に・・よかった!
心配していただいた皆さん・・ありがとうございました。
後は・・・元気な復帰を待つだけ
そして・・もう・・何事もなくみんなで
「夏(大会)」を迎えたい
当日、昼近くに病院に行ったら
ベットの上でウトウトしていた。
私が病室に到着して、暫くしたら「個室」に移動した。
4人部屋は・・とても平均年齢の高い部屋でした
個室に移った康平は・・
「あ~~・・なんか・・気持ちいい」
広いし明るいし・・何より・・コソコソと話しをしなくていい
そして・・トイレも洗面所もついている
なんとなく・・気分はいいようだ・・
個室に移ったとたんに・・
「母さん・・あの部屋(4人部屋)・・ヤバイよ」
「なんで??」
「夜中・・メッチャ・・おなら・・するんやぜ~~みーーんな!!」
「寝っぺ・・け??」
「うん・・起きてます??っていうくらい・・スゴイおなら・・何回も・・・」
「そりゃ~・・夕べは空気が悪かったね」
そんな会話をしていた・・
空腹が・・康平を襲う・・
「あ~~・・腹減ったよ」
「ハイハイ・・・」
私は昼ごはんを売店で買って・・「ティールーム」で食べた・・
しばらくしてダンナが登場・・
部屋で私が暇つぶしに買ってきた「オレンジページ」の本を見て・・
「お~~!!これ・・うまそうやの~~・・今度・・・コレ作ってくれま~」
「ううっうん・・・・そんな・・話し・・今・・しなくても」
「・・あ~~・・そーーやった」
康平が・・『何??父さん??』
「イヤ・・なんでもないぞぉ~~」
その後・・3人で他愛もない話で・・手術時間まで過ごした・・
予定時間は3時だったけど・・
やはり・・私の予想通り・・1時間遅れで手術室へ
手術室の前まで一緒に行き・・・「がんばっておいで!!」
「おぅ」
元気に・・ステレンレスの冷たい・・重いドアの向こうに入っていった・・
私とダンナは病室で待つことになりました。
2人・・・何を喋るでもなく・・
テレビを見るでもなく・・
ただただ・・ボーーッとしていた。
時間が早ければ・・針金を入れるだけの簡単な手術だろうし・・
長ければ・・目の下か・・上唇の裏側を切って開くか・・
「どーか・・針金で済みますように」
フト・・時計を見たら・・5時20分をまわった所・・
「まだ・・こんな時間かぁ~~・・うまくいけば・・そろそろ・・呼びにきてくれるはず・・・」
しばらくして・・看護婦さんが
「手術・・終りました。迎えに行きますから一緒に来てくださいね。先生の話しもありますから」
・・
「早かった!・・早かったね」
「うん・・簡単に・・終ったかなぁ~」
私達の足取りは軽かった。
手術室の出入り口の横に「面談室」があり
私達はそこで先生を待ちます。
ガラガラ・・ストレッチャーの音が聞こえ・・
「ハイ・・お願いしますね」って看護婦さんの声・・
「ハイ・・ありがとうございました」と・・病室の看護婦さんの声・・
「か~あ~さん・・いつも・・・しんぱい・・か・・けて~ご・・めん・・ね~」
康平の声だ!
まだ・・言ってる・・・
「かんご・・ふ・・さん・・ありが・・とう・・」
看護婦さんにお礼言ってるよ・・
「ハイ・・ありがとうね・・がんばられ~」って看護婦さんが・・
「が・・ん・・ばるぅ・・」
声はデカいが・・朦朧としているのが・・しゃべり方でわかる。
それから先生の説明があり・・
「針金でグッとあがりました。上顎の骨は・・上がりきらず陥没していますが・・
まぁ・・時間とともに・・盛り上がると思います。出血がありますから・片方の鼻にガーゼーを入れてありますから・・」
「簡単な方法で済んだんですね」
「ハイ・・なんとか・・」
「ありがとうございました」
よかった!本当によかった!
病室へ戻る途中・・たまたま同じ病棟に入院している知り合いの家族が
康平を心配して・・エレベーターの前で待っててくれた・・
説明していると・・知り合い母が
「Mちゃん・・よかったね」って・・涙を流してた・・
少し遅れて病室に戻ると・・ダンナが康平の手を握り・・
涙を流している・・
そんな・・大げさな!・・何・・泣いてんのよ~
ったくもう・・・・・
「康平!おかえり~~・・終ったよ・・よかったね」って
顔を覗き込み・・声をかけた・・
康平は目をつむったまま・・
まだ・・意識が朦朧としている・・
「かあぁさ~ん・・しん・・ぱい・・か・・けて・・ご~め・・んねぇ」
「もういいよ!」・・・声がデカい・・搾り出しているようだ・・
「かぁ~さ・・ん・・甲子園・・・連れていく・・からね・・あと・・すこしやぁ~~・・オレ・・・がんばる・・からね・・こう・・し・・えん・・・行くからね~」
うぅ~~っ・・
何で・・お前は「親を泣かせるツボ」をそんなにギュ~~っと押すんだよ
「甲子園・・行こうね・・」
「おと~う・・さ~ん!・・甲子園・・行くから・・ね」
私の涙がポトポトと康平の布団に・・落ちた・・
止まることがなかった
康平は・・その言葉を何度も何度も繰り返し・・・
また眠りについた・・
ダンナが涙を流していたわけが・・わかったよ
看護婦さんは・・「命にかかわる手術じゃないのに・・泣いて・・大げさだな」
って思っていただろーーなっ・・
康平の『うわごと』が耳から離れず・・
2人で静かに・・暫く泣いた・・
大暴れするかと・・気合を入れて「押さえつけ」の準備をしていたのに・・
泣かされて・・終った・・
手術は無事・・終った・・
後は・・・康平の回復を待つだけ・・
術後・・3時間後に少しの水が与えられる・・
口呼吸の康平は・・
少しの水が「おいしい」って・・
その1時間後に・・アクエリアスを・・
更に「おいしい」って・・
夜中の1時・・本当に麻酔が切れる頃・・
「体起こしたい」
「ダメ・・・あと・・30分経ったらね・・いいみたいから」
とごまかした・・・
また暫くして
「ねぇ・・まだぁ~~」
「うん・・あと30分・・」
「え~~さっきも30分って言った~」
ゲッ・・・頭・・しっかりしてるじゃん・・
夜中中・・そんな会話を交わしながら・・
夜が明けた
一夜明けて・・朝食はおかゆと味噌汁と牛乳と煮豆・・
私と同じでおかゆが食べられない康平・・
味噌汁を「ズズッー」と吸って・・
「あ~~おいし~~い」
しみじみと・・・
ムムッ・・・なんだか・・二日酔いのダンナと・・かぶるぞ
そして・・本日・・土曜日午後・・
康平は元気に退院します
目の周りのうっ血も・・随分と綺麗になったよ!
夕べはまた4人部屋に戻され・・
「おなら地獄」にあっていると思います
よかった!本当に・・よかった!
心配していただいた皆さん・・ありがとうございました。
後は・・・元気な復帰を待つだけ
そして・・もう・・何事もなくみんなで
「夏(大会)」を迎えたい
最近コンビニで売ってるパーソナル(?)な「フルーチェ」も美味いよ。(出来ないお見舞い代わりに)
ありがとうございます。
脅威な回復力・・・・私も期待してるんだ~~
フルーチェ・・コンビニで探してみますね
私のつぼもしっかり知っているのね
頑張ったね それに有り難う とごめんなさい がちゃんと言える康平は 素晴らしい エライ エライ
あとは、ちゃんとご飯を食べてしっかり寝て夏に向けて頑張るしかない
私は去年、「お母ん 連れて行ってやれなくてごめんなぁ」 と息子君に言われてもうたから今年は去年の分も康平につれて言ってもらわねば…… 康平 頼んだぜ
パパ、ママ 付き添い…お疲れ様でした
今、帰って来ました。
ありがとうございます。
いろいろ心配・・すみませんでした・・
チョコポテチさんの息子君の言葉も涙でますね
とにかく・・悔いの残さない夏にしてほしいです。
康平は元気
みんなも元気・・
今晩は・・スパゲッティが食べたいらしく・・
メニューは決定
月曜日から少しずつ復帰の道を歩きます
「かあさん、いつも心配かけてごめんね」なんて
こちらも涙。
23日から毎日涙。
すばらしい家族ですね。
何はともあれ手術が無事に終わってほっとしました。
あとは回復を待つばかり。
同室の方夜は静かに寝て欲しいですね
ありがとうございます。
とにかく手術が無事終わり・・一段落・・
あとは・・復活への道をゆっくりと・・早足で進むと思います。
気持ちは最後まで
願いは叶うと信じてますから