金沢競馬場の前を通りかかってみた

北陸地方には普段ほとんど縁がないのだが、この月曜に金沢近郊に出張が入った。出張先での仕事が早めに終わり、金沢競馬場からそう遠くない場所だったので、開催中止は承知の上でちょっと通りかかってみることにした。

さすがは加賀百万石。たわわに実った緑の水田地帯を走るうち、競馬場のパトロール塔が見えてきた。マスコミを通じてアナウンスが行き渡っている上、ここまでの道中にも「競馬中止」の看板が何箇所かに設置されており、さすがに中止を知らずに訪れる人はいないだろう。駐車場はほとんどカラの状態だった。

本来なら、ちょうどメインレースが行われるくらいの時間帯か。しかし、ちょっとレトロな遊園地を思わせるゲートの付近に、どこかの取材班と思しき人影が見える以外、客あるいはファンといった人の姿はひとりも見られない。ゲート前にも「競馬中止」の立て看板。ゲート左のほうには開催日を知らせる案内板が、訂正されないまま寂しい駐車場を見下ろしていた。



あとで知ったことだが、金沢では百頭を超えるインフルエンザ感染が検出されたとのこと（ちょうど自分が通りかかった頃は全頭検査の真っ最中だったのかも知れない）。結局、この19・20日につづいて26・27日も中止となり、気になっていた「西城秀樹スペシャルライブ」もお流れになったようだ。しかし、9月2日からは健康が確認されている馬によって開催が再開される見通しとのことで、当初危惧したよりも早期の再開となりそうで、まあ一応ひと安心・・・といったところか。

ＪＲＡのほうは今週から再開されるそうだ。さらに、札幌記念を9月2日に行うらしい。そりゃまぁ嬉しいが、馬券的にはどうなんだろうな～。調教等にも大きな影響あっただろうし、マトモに予想するのはナンセンスのような気がしないでもないが・・・。先月の小倉の土曜⇒月曜代替開催のときもボウズ食らったしなぁ。まぁ少しの間、賭け額抑えて様子見だな。