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日々の移ろい

母の入院

老健から 入院となった病院は、

昨年秋 大腿骨骨折で入院していた老健の近くの療養病床がある病院です。

骨折での入院時は、
認知症の母ですし、難聴ですから、

骨折の状況も、看護師さんらの対応も聞き取れず、理解できず、

当初は怒りの表情でした。

オムツをつけたのも初めて、
寝たきりも初めて、

まして、痛みもあり、

リハビリが始まった入院して2週間後には、

リハビリ担当者さんの腕を噛んだり、つねったり、暴れたそうで、

そのお話を聞いて、恐縮した次第でした。


しかし、今回は 発熱により痰が絶えず、と、自覚している点は、認知症の母にとって 理解出来たからこそ、

私が帰る時も、

「はよう帰らんとパパに怒られんか?」と、気にする母です。

夫は父と違い、 滅多に声を荒げることも、無い 穏やかな人ですし、

「パパのご飯は用意してきたから大丈夫」と、母の耳元で伝え安心させました。


ただ、母がそんな気遣いが出来るのは、認知症とはいえ 嬉しい事です。

しかし、

点滴をしている腕の包帯を外して管を抜こうとしている様子に、看護師さんが見つけて、

「大事な注射だから抜かないで、触らないで」と、説明するも、聴こえていない母。

再度 耳元で伝えます。

何時間先も覚えているでしょうか?心配です。

拘束する許可証に、また、
延命処置もしない旨の書類もサインしました。

見出し画像は、15年ほど前のゴールデンウイーク中、
津島市にある天王川公園の藤まつり での父と母 です。


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