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プーチン対応を提案してみます

2022年03月02日 | ◆教育を考える 
【ご注意】
今日の日記は、精神障害を俯瞰的に捉えた言葉の表現を使用しています。精神状態に不安のある方は読まないで下さい。
また、私個人の見解も含まれています。
その点を御理解頂き、興味を持って下さった方のみ読んでいただけると幸いです。

部分的に読むと、誤解を与える文章になりかねません。この記事の内容を転用することは、ご遠慮ください。




普段の私には、戦争の事を話す機会はありません。
戦争が抱えている悲しみがあまりにも大きすぎて、私にとっては「発言するのが怖い」「まさに腫れ物のようなもの」だからです。
それはこれまでの私が、たまたま、平和な日々を送っていたから。戦争について語るのが怖くて、避けていた。ただ、それだけです。
しかし、今起きている「ロシアによるウクライナ侵略戦争」からは、目を背けることはできない。発言するのは怖いけれど、戦争反対の意思を、書き残しておきたい。プーチンが核を使う可能性が高まっていると考えられる今、…匿名で書くことも可能ですが、あえてこのブログに書くことにしました。



私は、無宗教、いかなる団体にも所属しない、日本で生まれ育った、3人の子を持つ普通の主婦です。
異なる意見を持つ方も、いらっしゃると思います。
興味のある方は、読み進めてください。







【1】プーチンの精神病質を知る



2022年2月24日午前6時(日本時間24日正午)頃、ロシアのプーチン大統領は、露国営テレビを通じて緊急演説し、「ウクライナ東部で軍の特殊作戦を開始する」と表明しました。
そして、ほぼ一方的な形で、侵略戦争を開始しました。
そして今もウクライナの人々(一般民間人や子どもも含む)が、命を奪われています。
ロシアにも言い分はあるのでしょうが、武力行使は決して許されることではありません。



人間の歴史上、何度も何度も繰り返される、戦争や大量虐殺。
なぜ繰り返されるのか。人々の命を奪うことに対して、良心は痛まないのか。悲しみを想像しないのか。戦争を始めたがる人には、共感する力が無いのではなかろうか。
そんな風に考える方も、多いと思います。



そして実際に、人の命を奪っても良心が痛まない。人の悲しみを見ても自分は悲しく無い。そういう人が、一定数います。
それは、脳の仕組みと関係があります。
ご存知な方がとても多いと思いますが、ここで「サイコパス」と「ソシオパス」について、少し書かせていただきます。



サイコパスやソシオパスという呼び方は、精神医学の分野で用いられる学術用語ではありません。
学術用語では、サイコパスとソシオパスを分ける事なく、その両方を「反社会性パーソナリティ障害」という精神疾患として扱います。
その為、サイコパスとソシオパスを分けずにまとめて「サイコパス」と呼ぶ場合も多く見られますが、異なる特徴が多くみられる為、私は分けて考えています。



まず、「反社会性パーソナリティ障害」の人の脳と、健常な人の脳を比べた場合に、明らかな違いがあります。
「反社会性パーソナリティ障害」の人は、眼窩皮質と扁桃体周囲の活動が低下しているということです。
この領域は、恐怖や不安を感じたり、相手の立場を想像したり、共感したりする働きをしています。
つまり、この領域の活動が低下すれば、恐怖を感じにくくなったり、他者の感情を共有することに大きな障害を有する可能性が高くなります。
「共感したくても、共感する部分の脳が働いてくれないから、共感できない」…という事です。
そして、恐怖・不安・共感が無い為、堂々と嘘をつく事ができるという傾向があります。





ではなぜ、脳が働いてくれないのでしょう。
その原因は、主に2つに分類されています。



【原因1:生まれつきの脳の障害による疾患】
サイコパスと呼ばれます。
感情の一部が欠如しており、冷静であるという特徴がみられます。
特定の人物へ愛情を感じるという事がなく、また、自己への愛もあまりありません。
生まれた時から、生涯にわたって、眼窩皮質と扁桃体周囲の活動が低下しています。



【原因2:環境による、後天性の疾患】
ソシオパスと呼ばれます。
幼少期の悪環境によって引き起こされます。
たとえば、虐待や、トラウマが原因となります。
(トラウマとは:個人で解決のできないような、圧倒的な体験による、心的外傷。)
虐待には

●身体的虐待(暴力、体罰、暴力や体罰を見ているのに止めない事など)
●性的虐待
●心理的虐待(子どもの自尊心を傷つける事を言う、子どもに悪口や愚痴を聞かせる、きょうだい間差別、子どもがDVを見てしまう、脅迫、暴言、支配、無視など)
●ネグレクト(育児放棄)

などがあります。もう少し細かく挙げると、

●過保護
●過干渉
●スパルタ
●教育虐待(強制的に勉強漬け・トレーニング漬けにするなど)

なども、虐待に分類されます。
これらの悪環境を体験したことにより、「ソシオパス 」は、感情の起伏が激しく、感情にまかせて衝動的に問題を起こす事があります。
それから自己評価がとても高い傾向にあります。
相手の気持ちを考える事ができない為、一方的な感情を抱きます。ストーカー加害者・DV加害者は、ソシオパスに分類されます。
また、不満や文句が多く、被害者や社会を責めるなどして自分を正当化する傾向がみられます。
些細なことで人の命を奪ってしまう…というのも、深刻な症状です。
長期的な計画を立てる事が苦手だという傾向も見られます。
眼窩皮質と扁桃体周囲の活動が低下する期間は、10代から始まります。素行症(非行)がソシオパスの症状として分類されます。また、加齢に伴って(早くて30代頃~遅くて60代頃に)眼窩皮質と扁桃体周囲が活動し始める傾向がある為、「歳をとったら涙もろくなった、歳をとったら不安を感じるようになった」という自覚症状を持ちやすいとされています。



【まれな原因:事故などの外傷による、後天性の疾患】
眼窩皮質や扁桃体周囲に損傷を受けることで、脳の機能が下がり、発症することがあります。
とても稀なケースの為、原因としては省略されることが多いです。



こう書くと、まるでサイコパスやソシオパスの人々が全て悪人のように感じられるかもしれませんが、そうではありません。
サイコパスやソシオパスの性質にも、分類や度合いがありますし、その特性を持ちながらも、それを長所として、社会のルールを守りながら大成功している方々も大勢いらっしゃいますことを、予め顧慮くださいませ。
(顧慮とは:考慮に入れて心遣いすること。)
ただ、人類が生き残るためには、サイコパスとソシオパスの性質を知っておくことが、とても大事なのです。



ソシオパスに分類される、代表的な独裁者と言えば。
ユダヤ人を大量虐殺した、ドイツのアドルフ・ヒトラー。
ウクライナで人為的な大飢饉「ホロドモール」を起こし、大量虐殺をした、旧ソ連のヨシフ・スターリン。
そしてロシア連邦大統領、ウラジーミル・プーチン。
それから、独裁者ではありませんが、アメリカのドナルド・トランプ元大統領。トランプの親族(姪で臨床心理士のメアリー・トランプ)は、トランプがソシオパスであるという内容の暴露本を出版しています。
他にも、これまで独裁者は何十人も存在します。彼らの多くは、大衆が選挙で選んだソシオパスです。



では何故、ソシオパスは独裁者になりたがるのでしょうか。
簡単に説明します。
ソシオパスは、自分以外の人の感情を想像したり、共感したりすることができない精神疾患なので、
「人々は何も考えていない。しかし自分は常にいろいろ考えている。自分は天才だ。」と錯覚する傾向があります。
それから、自分と違う意見を聞いても、共感ができない為、受け入れることができません。
(ただし、自分と同じ考えの持ち主に対しては強く共感し、固執する傾向にあります。)
その為「自分と異なる意見にあまり関心が無く、むしろ責めたくなる」という感情習慣があります。
自分と違う意見を責めたくなるから、大勢の意見を取り入れる「民主主義」なんていう考え方を受け入れることができず、嫌悪感を持ちます。
ですからソシオパスが政権を握ると、独裁者になりたがります。
「優れた自分が、能力の低い人々を支配する」という考え方です。
ソシオパスは、人々の感情を想像することができないので、
「みんなそれぞれの考え方を持っているんだよ、常にいっぱい考えているんだよ」という事、つまり「多様性」なんてものを受け入れません。でも実際には、人間は多様な生き物です。
ですからいずれ、支配を強いる独裁者に対して、国民の反発感情が高まってきます。
そして独裁者は最終的に、人々から糾弾されます。
(糾弾とは:罪状を問いただし、避難する事。)



糾弾されてもソシオパスは、自分の非を認めません。
むしろ被害者を責め、自分を正当化します。
負けを認めたくないので、当然強硬手段に出ます。民衆への弾圧です。(政権に反対すると逮捕するなど)
そして何としてでも、地位にしがみつきます。退任拒否です。(選挙に負けたことを認めないなど)
人が信用できない為、気持ちが不安定になることも多くなります。
また自分の自尊心が大きく傷つくと、自暴自棄に陥ります。
こうなると、悪いのは社会や大衆だと言って、責任を転嫁します。人々を憎み、1人でも多くの人間を殺してやろうという無差別殺人の概念に囚われたりします。あるいは、今ある世界を終わらせて、自分が新しく理想の世界を作り直すという概念に囚われたりします。



この「ソシオパス」は、大きく分けると5つの傾向に分類できます。



(1)貪欲タイプ
物質的な獲得に対して貪欲。

(2)評判を守ろうとするタイプ
名声や評判を得る為なら、ルールから逸脱しても構わないと考えている。

(3)リスクテイカータイプ
スリルを競ったり、危険の極限に挑戦したくなる。

(4)放浪タイプ
逃避的な対処をする。彼らの多くは、孤独な放浪者のようなスタイルをとる。

(5)悪意あるタイプ
怨念が強く、極度の人間不信で、復讐心、反逆心に満ちている。



「放浪タイプ」が異色なようにも見えますが、社会生活をしない人や、「ひも」と呼ばれるタイプの人が該当します。
それからソシオパスは、アルコールや、性や、薬物などに依存することが多く、他の精神疾患と併発することも多い為、とても症状が多様になります。



手始めに、トランプ元大統領は、どのタイプかを考察してみましょう。
トランプとバイデンによる、選挙演説をご覧になりましたでしょうか。
トランプの場合、
「相手(バイデン)の話は聞かない。相手の話を遮る。相手の発言のチャンスそのものを潰そうとする。自分の主張を何度も何度も繰り返す。」
という言動パターンが見られます。
民主主義は、さまざまな人の意見を取り入れるという考え方ですから、まずトランプは民主主義ではない事が分かります。そして相手の意見を聞かずに妨げるという行為は、まさに独裁者がとっている言動である事が分かります。
このような対応をされた相手(バイデン)は、全く意見を聞いてもらえない事で、怒りの感情が生まれます。気持ちが削がれ、疲弊していきます。この状況は、意見を聞いてもらえず、発言する権限も与えられない、ロシアの国民の立場に似ています。
プーチンは、典型的な独裁者思想の持ち主であり、さまざまな人との関係性を、どんどん拗(こじ)らせてゆくタイプです。このタイプの人が政治権力を握ると、無駄な争いが増え、戦争に発展しやすくなります。
プーチンの場合は、おそらく、「貪欲タイプ」と「評判を守ろうとするタイプ」の両方に該当すると思われます。



では次に、プーチンについて見ていきます。
彼の場合、ソシオパスになった原因は、
●父からの虐待
が主に挙げられ、そして彼のトラウマとなった体験は、
●ドイツ民営化時に受けたトラウマ
●旧ソ連崩壊時に受けたトラウマ
などが挙げられます。
プーチンは現在69歳。
加齢の影響により、眼窩皮質と扁桃体周囲はすでに活動を始めているはずです。その影響でプーチンは、若い頃には感じなかった、恐怖心や不安を感じるようになったはずです。すると人間不信に陥ったりして、攻撃性が増していきます。
元々「貪欲タイプ」と「評判を守ろうとするタイプ」に該当していたプーチンですが、恐怖心や不安という感情が加わり、「悪意あるタイプ」に似た性質が、プラスされはじめたのかもしれないと、私は考えます。
プーチンに限らず、多くの独裁者は、加齢と共に人格が変貌しています。
それまで感じなかった恐怖と不安を感じ始めたことの影響ではないでしょうか。
またプーチンは、KGBでスパイとして活動していた経歴があります。常に人の心の裏を読み、人を騙すことを仕事にし、それが当たり前の人生を送ってきました。
今、周りにいる側近たちのことも、常に疑っているはずです。そんな性質を、「妄想性パーソナリティ障害」と呼びます。「妄想性パーソナリティ障害」は、常に人を疑ってしまうという性質です。スパイとして生きたプーチンがこの性質に当てはまっている可能性は、とても高いのではないかと想像できます。



ここで、注意深く見ていかなければならない問題があります。
「ソシオパスの自暴自棄」についてです。
(自暴自棄とは:失敗や、大きなストレスなどが原因となり、自分の身を粗末に扱い、やけくそになること。)
自暴自棄は、どんな人にだって、起こり得ます。人生の全てが思い通りに行くなんてことはあり得ませんから、当然です。
しかしそれがソシオパスの場合、注意して見ていかなければなりません。
まず、ソシオパスは、ストレスに弱いということを前置きします。
(ストレスを自分の中で受け止め、自分の中で消化する能力がある様子を「ストレスに強い」とします。逆に、八つ当たりをしたり、現実逃避をしたり、塞ぎ込んでしまう様子を「ストレスに弱い」とします。)
ソシオパスは、幼少期を悪環境で過ごしているため、自己肯定感がとても低い傾向にあります。自己評価はとても高いのに、自己肯定感はとても低いのです。
自己評価とは、「自分はこんなに出来る。賢い。」という、自分の能力に対しての評価です。
自己肯定感とは、「自分は失敗しても大丈夫。そのままの自分を受け入れる。」という、自分の存在そのものに対しての評価です。
自己肯定感は、失敗などのストレスを乗り越える原動力になるため、自己肯定感の高い人ほど、ストレスを乗り越えやすくなります。ストレスを自分の中で受け止め、時に客観視し、消化していけるという流れです。
一方、自己肯定感が低いと、ストレスを乗り越える事が難しくなります。現実逃避をしてやり過ごしたとしても、問題を先送りにしただけで解決はしていないため、いずれ皺寄せがきます。その為、ソシオパスがストレスに直面すると、八つ当たりをします。周りの人が困っていても、それに気付くことができません。あるいは、気付いたとしても、人の感情に無関心な為、自分の感情だけを優先し続けます。(そうやってソシオパスの周りの人は、疲弊していきます。)



そんなソシオパスが、大きな失敗をしてしまうと、今度は「失敗しないはずの自分」という自己評価が揺るぎはじめます。心の支えを失ったような感覚でしょうか。そして自暴自棄に陥りやすくなるのです。
自暴自棄に陥ったソシオパスは、周りを巻き込んで自滅するという選択を選ぶことがあります。本気で世界を終わらせようと考えることもあります。



では、現在(2022年3月1日 日本時間11:11)のプーチンはどうでしょう。
予想以上のウクライナの反撃、予想以上の多くの国の制裁、想定外のことも起きているでしょうし、思うように侵攻計画が進まない中ではありますが、プーチンは「必ず勝ちとり、侵略を成功させる」という信念を、まだ持ち続けていると思われます。
なのでおそらく、現状では自暴自棄には陥っていません。むしろ、この状態に激怒し、興奮し、高揚し、時に側近に八つ当たりをし、燃え上がっているところかもしれません。



今まさに、綱渡りをしているような心理状態のプーチン。そんなプーチンを、自暴自棄に陥れる出来事は、いくつか想像できます。
1つは、ロシアが敗戦した時。
1つは、信頼していた人物(元妻・実子・愛人・側近など)の裏切りを目の当たりにした時です。
その時、プーチンが自暴自棄に陥る可能性があります。



次に、地球規模で考えなくてはならない「核兵器」について。
皆さんご存知の通り、核兵器は、とてつもなく大きな力です。
第二次世界大戦で、日本は1945年に原爆(核兵器)を投下されました。
大勢の人々が、一瞬で灰になりました。時間をかけて苦しんで、命を失ってゆく人々もいました。生き残った人々も被曝して苦しみ続け、さらには後に生まれた子どもたちも、被曝の影響による病気が現れ、苦しみ続けることになりました。
原爆を受けた地域には、救助に行くことすらできません。人も動物も住めない土地になってしまいます。
それが原爆、核兵器です。



日本が原爆を投下されてから77年。
現代の核兵器は、当時の物と比べ物にならないほど、その威力は大きくなっています。
そんな核兵器を保有する国は、現在9カ国。
保有数の総数は、
(1位)ロシア  6,257発
(2位)アメリカ 5,550発
となっています。(2021年3月の総数)
こんなにたくさんの核兵器を使わなくても、その幾つかを使用しただけで、地球上から生き物がいなくなるということは、多くの人が知っていることです。
つまり、今、核戦争が始まるということは、地球上の全ての生命活動の終了を意味しています。
そんな悲惨な結末が、今、目前の選択肢としてあることを、全世界が懸念しています。



それにしても、どうしても腑に落ちないことがあります。
プーチンの性質を考えた場合、やはり、何かがおかしい。
本来ならば、プーチンの性格上、こんなに初期の段階で「核兵器」という言葉を使い、脅しをかけるとは思えないのです…。。。
なぜなら、「核兵器」という言葉を使って脅しをかけることで、世界から反感をかう事は当然予想されるからです。
過去のロシアとウクライナの歴史を見ると、実に複雑です。やはり1923年~1933年にかけて起きた、旧ソ連によるウクライナ人の大量虐殺「ホロドモール」の衝撃が大きいですし、また、旧ソ連崩壊時におけるアメリカとの関係を見ると、両国にしか分かり得ない様々な問題がある事が理解できます。
でも、だからと言って、今ロシアがこんな風にウクライナを侵攻するのは、めちゃくちゃです。
メディアがこんな情報を報道しています。
「1年前から、ロシアによるウクライナ侵攻は、用意周到に計画されていた。」
「ロシア兵は訓練だと聞かされていたのに、そのままウクライナで本当の戦争をする流れになった。」
…戦時下の情報なので、どれが本当の情報かは分かりません。が、もしこの2つの情報が正しいのであれば、これは大きな謎です。
もし本当に、1年も前から練り上げた、用意周到な計画なのだとしたら。ロシア兵に「訓練だ」などという嘘をついてから、戦地へ向かわせるでしょうか…?
プーチンはKGBにいた人間です。そして、独裁者です。人の心を支配することを、誰よりも、重要に考えていたはずの人です。
本当にこの侵攻が、1年も前から練り上げられた計画ならば、前もってこの侵攻の大義名分をしっかりと作り上げ、その大義名分で兵士たちを充分に洗脳してから、戦地へ送り出そうとするはずです。
しかしそれをせず、ましてや「訓練だ」などという不意打ちのような嘘をついて戦地へ送り込むとは。
兵士たちから、侵攻に対する反対意見が出るのを避ける為に、直前まで黙っていたという見方も、できなくはありません。
侵攻の計画を絶対に漏らさない為に、まずは仲間を騙したという見方も、できなくもありません。
が、しかし、それでもやはり、あまりにも無茶な気がします。
そこまで自国の兵士を、信じていないという事なのでしょうか…?
もしそこまで信用していないのだとしたら、自国の兵士たちに禁止薬物などを投与してから、戦地へ送り出していそうなものです…。



これは、私の個人的な見解ですが。
プーチンは、もしかしたら…、
(書いていい事なのか迷いましたが、今後も「独裁者」を考える際に避けては通れない事なので、書くことにします。)
プーチンは、もしかしたら、認知症ではないでしょうか…?
私がそう思う理由は、プーチンの表情です。
私の祖母(享年105歳)は、さいごは認知症を患いました。
その時の祖母の表情と、今のプーチンの表情に、共通点があります。
(私の祖母は、とても優しい人でした。どうか誤解の無いように願います。)
表情だけのことで、私は、このように感じ始めたのですから、信憑性はありません。
ただ、もしこの予想が当たっていると仮定したなら、特性からはみ出たプーチンの言動について、腑に落ちます。
この侵攻の理由が、「自分の力を試したかったから」としても、「反発するロシア国内の若者たちをギャフンと言わせたかったから」としても、「自分は世界を征服できると信じているから」としても、「80年周期論(世界大戦など、世界の大きな変化が80年周期に起きている)を信じていて、自分がそれを実行する」としても、どんな理由であったとしても、プーチンが認知症であるならば、それは成立してしまうからです。認知症には様々な症状があり、今のプーチンが当てはまりそうなものが、いくつかあります。
では、もしもプーチンが認知症である場合は、どうなるでしょうか。
もしそうならば、やってはいけない事と、対策案が絞りやすくなるので、解決策を考えやすくなります。



プーチンが認知症であったとしたなら。3年前の写真は表情が変わってきているので、その頃には既に発症していたという事が推測できます。
また、認知症には「気が大きくなる」という特性があるので、戦争の初期段階から「核」で世界を脅すというやり方も、はじめから計画していたものかもしれないと推測できます。
そしてむしろ、多国を煽り、NATOが参戦した瞬間に、核兵器を使用する計画であると想像できます。
現在すでに、アメリカや日本はもちろん、ロシアに講義を申し立てている各国に向けて、核兵器が配置されているものと思われます。
プーチンが認知症ではなかったとしたなら、ソシオパスの加齢に伴う変化(妄想性パーソナリティ障害や、不安障害などの度合いの変化)であると予測できます。
そして認知症であったとしても、なかったとしても、プーチンの考えは、こうです。
NATOが派兵してこなければ、徹底的にウクライナを攻撃して侵略を成功させる。財が尽きる前に決着をつけなければならないので、今こそ全力投入。
NATOが派兵したら、瞬時に核兵器を使う。
妥協は一切有り得ない。



プーチンの願いは、国民の幸せではありません。というか、国民の幸せなんて気にかけていません。プーチンが「国民の幸せ」と呼んでいたものがあるとするなら、それは国民ひとりひとりの本当の感情のことではなく、プーチンが思い描いた幻の幸せです。「秩序ある社会は国民にとっての幸せであろう」という、押し付けです。プーチンの願いは、秩序ある独裁政権の成功だけなのです。これは、プーチンが父親から徹底して教え込まれていた考えです。







【2】ソシオパスの起源



突然ですが、ここで視野を、「生物」に広げてみます。
地球上のすべての生き物は、長い歴史の中で進化を続け、多くの種は全滅し、生き残った種が今、地球上に生息しているわけです。
人間は、たまたま現在、地球上で生き残っている生物の1種に過ぎません。
これは予測になりますが、生物が生き残ろうとした結果として、ソシオパスが誕生したのかもしれません。
サイコパスもソシオパスも、人間に限ったものではないからです。
猿・犬・ネズミなど、多くの哺乳類で確認されています。
そしてその発症の原因は、人間と同じです。
この事から、ソシオパスの存在は、生存競争と関係がありそうです。



(ここで、例え話をします。事実ではありませんのでご留意ください。)
雄ネズミが2匹、雌ネズミが1匹いたとします。
雄は2匹とも、雌を手に入れたいと思っています。
食べ物は少なく、どう見ても3匹分はありません。
この時、2匹の雄は、殺し合いを始めました。
勝った方の雄は、餌を獲得できましたし、雌も手に入れることができたので、子孫を残すことができました。
当然ですが、勝った方の雄の子孫は、その遺伝子を受け継いでいます。
もしここで、対戦相手の雄に対して「噛み付いたら、きっと痛いだろうな、可哀想だな」なんて考えていたら、戦いに負け、死んでいたでしょう。ですから、相手を思いやる能力に長けた雄は、子孫を残すことができなかったかもしれません。これが、弱肉強食です。
ではもしも、ここに食べ物が山ほどあって、雌もたくさんいたらどうでしょう?
2匹の雄は、わざわざ殺し合いをしなくても、餌も獲得できましたし、雌も獲得できましたし、子孫も残すことができました。



ではこの例え話を、人間の世界に置き換えて考えてみます。
時は戦国時代。殿様は土地を奪い合い、人々は殺し合いをしておりました。
相手のことを思いやって、相手を殺すのを躊躇していた者は、殺されました。相手の気持ちを考えず、躊躇なく殺した者は、生き残りました。そして子孫を残すことができました。子孫は、もちろん、そのDNAを受け継いでいます。
ではもしもここに、有り余るほどの土地と、有り余る食糧と、有り余るお金があったらどうでしょう。
わざわざ殺し合わなくても、済んだかもしれません。



…これは作り話ですが、こんな風に、環境が悪い時こそ、ソシオパスが生き残る確率が高くなったのかもしれません。
つまりソシオパスは、悪環境に適応した結果かもしれない、という事です。







【3】虐待の連鎖はなぜ起こるのか



【ご注意】
ここで、「悪環境の連鎖とは何なのか」を考えてみたいと思います。
いわゆる「虐待」についてです。
虐待に関するトラウマがある方や、精神状態に不安のある方は、今はこの記事を読まないことをお勧めします。




虐待の種類については、上記に書いた通りです。
ここでは、「虐待はなぜ連鎖するのか」という疑問に絞って考えていきます。



虐待が、連鎖してしまうということを、多くの方がご存知かと思います。
親から子へ。
祖父母から孫へ。
また、血の繋がりが無くても生じます。
養父母から養子へ。
施設員から施設の子へ。
教員から教え子へ。
ではなぜ、虐待は、連鎖してしまうのでしょうか。



【連鎖の仕組み1:虐待から逃れるために、考え方を取り込んだ結果】
虐待をする親は、子に、罵声や暴言、それから人格を否定するような事を言う事があります。暴力を振るうこともあります。
子は、その攻撃から逃れる為に、親の顔色を伺い、言葉を選んで発言するようになります。



そして、親の真似をする事で、親からの攻撃の回数が減ることに気が付きます。



こうして子は、攻撃を回避する為に、親の性格や考え方を、自身の中に取り込んでいく事があります。




【連鎖の仕組み2:反発し、行き過ぎた真逆の方法をとってしまった結果】
親への反発心によって、親と真逆の選択をしたくなる事があります。
長年、親の態度に反感を持ち、その時代を耐え抜いた結果ですから、無理もありません。
親への反発によって、極端に真逆な選択をしてしまい、「ちょうど良いところはどこか」を考える事ができません。





【連鎖の仕組み3:心を閉ざした結果、無関心に】

あまりに辛い経験をした結果、心を閉ざして、さまざまな事に無関心になる事で、なんとか生き抜いた子どもがいます。必死に、生きたのです。
しかしそうして生き抜いて親になった時、「我が子に対しても無関心」という性質が出てきてしまう事があります。







【4】考えられる解決策



これまでをふまえて、今一番考えなくてはならない部分に入ります。
「それで、この戦争は、どうしたら解決するのか。止める方法はあるのか。」



では、解決策を考えていきます。
プーチンが認知症であるかどうかを確認することはできないので、認知症であるという前提で考えていきます。そう考えた方が、解決策が絞りやすくなります。
考慮すべきは、2月24日にプーチンが
「外部から介入を考える全員に告げる。もしそんなことをしたら、今まで歴史上見てきたどんなことより酷い結果に直面することになる」
と警告を出したことです。それから2018年には
「ロシアのない世界など、なぜ必要なのか」
という発言もしています。これらの発言から、プーチンは本当に核兵器を使う気があると見做して、考えていきます。
まずは、やってはいけないことを書きます。



【やってはいけない事1:NATOからの派兵】
核兵器を使われてしまいます。

【やってはいけない事2:国からの派兵】
核兵器を使われてしまいます。

【やってはいけない事3:義勇兵の派兵】
義勇兵、つまり正規の軍で無くても、国が認めて兵を送り出したと見なされ、対象国は核兵器を使われてしまいます。どうしても行くなら、慎重にルートを考え、極秘に行くべきです。

【やってはいけない事4:ウクライナをEUに加盟】
核兵器を使われてしまう可能性が高いです。

【やってはいけない事5:ロシア国内への武力行使】
核兵器を使われてしまいます。

【やってはいけない事6:世界大戦】
核兵器無しでは語れません。



では、交渉で譲歩し、停戦するという道はあるのか…?
ロシアはウクライナの主権が欲しいという一択しか持っていません。
ウクライナは、自国を占領されたくありません。
半分主権をあげるという選択肢は存在しないので、譲歩ができません。
よって、交渉での停戦は、ありません。
ところで、旧ソ連・ロシアの過去の戦争を見てみると。侵略が成功した場合、その土地に住んでいた人々への虐殺が行われています。
今回も侵略が成功したならば、虐殺は行われるでしょう。それが、独裁国家ロシアのやり方なのです。



解決案を挙げてみます。
無理のある案も書きます。案は、多い方が良いからです。



【解決案1:ロシア国民のデモ】
これまでにも、そして現在も、ロシア国内では反戦デモや反プーチンデモが起きています。
ロシアの国家体制の中、デモに参加しているロシアの方々は、本当に勇気のある方々だと思います。
デモをする場合、人々を逮捕しているロシアの警察官たちに、
「あなたはプーチンがやっている事を知っているのですか。あなたが国を守りたいと思ってくれているのなら、どうかあなたも、デモに参加して欲しい」と呼びかけましょう。
警察官は、すぐにデモに参加するということは考えにくいですが、心が揺らぎ始めるでしょう。なぜなら、警察官の中にも、反戦を願っている人が大勢混ざっているからです。ですから、警察官個人に対して、丁寧に話しかけることは、効果的だと考えられます。
この時、警察官に怒りをぶつけるのではなく、優しさを伝えようと努力してみてください。
この警察官がソシオパスでなければ、大きな効果が期待できます。
連日ロシア国内で続々と逮捕されているデモ参加者ですが、圧倒的な人数に達した時、収監しきれなくなります。
その時、プーチンの政権交代が、現実となります。



【解決案2:ロシア兵士に直接訴えかける】
ロシア軍という組織ではなく、ロシア兵個人に訴えかけます。
ロシア兵は、各々携帯電話を所持している様子です。
その携帯を通じ、情報が伝わるようにします。
ロシアが、ウクライナの一般市民を突然攻撃し、侵略をしているという現状を、改めて伝えます。
子どもや赤ちゃんまでもが犠牲になっている様子を、改めて伝えます。
地下シェルターで出産している人がいる事を、改めて伝えます。
プーチンは認知症の疑いがあるという事も、伝えても良いかもしれません。
そうやって、ロシア兵が戦うことを放棄する事を、直接、願い出るのです。
ロシア兵の中にも、大勢の「一般市民を攻撃することへの嫌悪」を抱いている人々がいるでしょう。侵略者になんてなりたくないはずです。その心に、訴えかけるのです。
(私の知っているロシア人は、平和を愛する、友好的な人です。そういう人が、ロシア兵の中にも、きっとたくさんいるはずです。)
ロシア兵の皆さん、どうか、武器を下ろして下さい。
それは、ロシアの皆さんの、プーチン政権への勝利を意味することになります。
武器を下ろしてくださったなら、世界は、あなたを歓迎します。



【解決案3:プーチン暗殺】
プーチンは、暗殺されることを恐れています。
必要最小限の人間とだけ会い、自身は安全な場所にいます。
プーチン暗殺を目論むならば、非常に近しい人にしか、遂行できません。
失敗すればプーチンは自暴自棄に陥り、核兵器を使うでしょうから、暗殺失敗は許されません。
プーチンに近しい人の中に、暗殺を企てるような人物はいるでしょうか?
事実を把握している側近だからこそ、既に暗殺を企てている人物は、いるかもしれません。
独裁者の側近は、ソシオパスか、あるいは共依存の性質を持った人である可能性が高いです。
(共依存とは:自分と特定の相手が、その関係性に過剰に依存していることを指す。虐待を見ているのに止めない人などが該当する。)
ソシオパスの側近は、プーチンに従順である可能性が高いです。
しかし共依存者の側近は、様々な現実を理解した時に、ソシオパスへの怒りを爆発させる事があります。
ですから、側近がプーチン暗殺を企てるということも、あり得る話なのです。



【解決案4:プーチンの身内からのアクション】
プーチンの元妻と、娘2人は、現在ロシア以外の国で生活をしているという情報があります。
他にもプーチンには、愛人や隠し子の噂もあります。
プーチンは、自分の子どもや愛犬を溺愛するタイプですから、プーチンの身内が自発的にアクションをとった場合、プーチンの行動にブレーキがかかる可能性があります。
つまり、プーチンの身内に「世界大戦を避けたい」という現状を理解してもらい、協力してもらうのです。
とは言っても、プーチンの身内が、そうそう簡単に会える場所にいるはずがありません。
なんとかコンタクトを取れると良いのですが…。
元妻は再婚しているという事もあり、そこからコンタクトが取れないものでしょうか…。
身内が介入する場合、感情的にアプローチすることは逆効果なので注意が必要です。
専門家の指導を受け、認知症対応の知識を知り、シミュレーションして、対応を練習してからアプローチする事が必要となってきます。
理想は、元妻ではなく、息子(いるか分かりませんが)でもなく、娘が最適です。
プーチンは娘を溺愛するタイプです。溺愛といっても、ソシオパスによる溺愛ですから、健全な親子関係では無いでしょう。
しかし、女性がソシオパスを発症する可能性が低いことを汲んで考えると、プーチンの娘はソシオパスではない可能性が高く、希望が残っています。
仮に娘に共依存の性質があったとしても、共依存者は現状を把握する能力があるので、協力してくれる可能性はあると思います。娘にとっては、プーチンは、可愛がってくれた愛する父親のはずです。この父親が大量虐殺をしているとなれば。さらには認知症の可能性を理解したならば。時間はかかるかもしれませんが、協力しようとしてくれる可能性があります。
娘が無理なら、現在の愛人が良いですが、愛人がプーチンへ強い依存をしている場合は、協力を仰ぐ事が難しいかもしれません。しかし、愛人の線も諦めたくはないところです。
もし、プーチンに、幼い子どもがいるとしたら。幼い孫がいるとしたら。あるいはプーチンの娘が妊娠しているとしたら。その話題を絡めることによって、それは大きな切り札となり得るでしょう。
注意点は、プーチンの身内の誰かが、殺されたり、自殺をしたりすると、プーチンが核兵器を使うかもしれないという事です。
ヒトラーの妻が、ヒトラーへの抗議として、自殺をした事は知られています。ヒトラーは、妻の自殺を受け、明らかな発狂をしたという事例があります。ヒトラーは、その後自分も自殺しました。
プーチンの場合は、「うまくいかなければ世界を終わらせよう」という思考がある為、ヒトラーとは違います。
プーチンの身内の死は、プーチンを大きく刺激し、核兵器を使うきっかけとなりかねません。



…こうして考察していくと、プーチンは、まるで机上でチェスをしているかのように戦争を推し進めているのではないかという気がしてきます。
プーチンは、最強の一手を思いつき、ただそれを実行しているに過ぎないのかもしれません。







以上が、私の個人的な見解を含めた、プーチンの考察となります。
まだまだ書きたい事が山ほどあるのですが、長くなってしまったので、この辺りで一旦筆をおさめます。
私は、医師免許を持たない、普通の主婦です。
最終学歴は工業高校デザイン科であり、心理学は全くの畑違いです。
しかし、だからこそ、自由に発言することができます。



医師免許があれば、実際に診察していない患者を「認知症じゃないか」と発言することは避けたくなるでしょう。
カウンセラーであれば、発言の領域に躊躇するでしょう。
アメリカでは、医師が対面して診察していない人をソシオパスだと診断・公言することが禁止されています。(過去に、医師が勝手に診断を下して、選挙妨害をしたという事例がある為です。)
しかし、医師免許を持たない、民主主義の国に生まれ育った私には、この件に関する発言の自由があります。
私ひとりの意見は、塵のように小さなものですが、大勢の人々が意見を持つことで、それは大きな力になります。
また、各方面の専門家が知恵を出し合い、自由に意見を述べる事で、問題解決の糸口が見えはじめ、チャンスが生まれます。
それが民主主義の強みです。



大事なのは、私の考察が正しいか間違っているか、ではありません。
人々がそれぞれこの問題に対し、考え、意見の発信を妨げられない状況を保つという事が、大事であると感じています。
そうする事で、人々が、危険な人物に投票する可能性を減らすことができるからです。



また、強く申し上げておきたいのは、全てのソシオパス、サイコパスが危険というわけではないことです。
冷静な判断ができるという長所を生かし、大勢の命を救っている医療関係者として活躍していたり。
的確に情報を集め、時に凶悪な犯罪に立ち向かい、犯人を逮捕する警察官として活躍していたり。
ご自身の辛い経験から、心理学を勉強し、カウンセラーとして多くの人を助ける活動をしていたり。
そういう方々も、とても大勢いらっしゃいます。
ですから一緒くたにソシオパスやサイコパスという精神病質を責めるという考え方は、避けていただきたいです。



…長い日記になってしまいました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
ウクライナの皆様の安全が、1日も早く確保できる事を、心から願っています。
この問題を解決する為に、様々な活動をされている方々に敬意を表します。
世界中の人々の平和と幸福を願っています。



※もし、この記事に共感して頂ける部分がありましたら、拡散していただけますと幸いです。
この記事への直リンクアドレスです↓

https://white.ap.teacup.com/zurumuke/5635.html







【この記事と関連性のある過去の記事はこちら】
▶教育と洗脳の危険性
(私自身のトラウマを紹介した記事です。)





東日本大震災

2021年03月11日 | ◆教育を考える 
東日本大震災から10年。
被災された皆様の苦しみやご負担が、少しでも軽くなることを願います。
また、被災経験の無い私も、皆様のお知恵を参考とし、今後の災害に備え続けたいと思います。
同じ国で起きた災害を、とても身近に感じます。
皆様の健康と幸福を願っています。







我が家では本日、9歳の長女・7歳の二女と一緒に、災害についての話をしました。
それはとても辛い話ではありますが、とても大切な話です。
2人とも、しっかり話を聞いてくれました。
また、災害の映像を見て、災害を身近に感じ、想像してくれたようです。
私自身は、これまでに被災の経験がありません。
しかし、多くの被災された方々の証言や、命がけで残して下さった写真や映像を見聞きする事で、災害をとても身近に感じる事ができます。
備えの大切さも、とても伝わってきます。
体験を伝えて下さる皆様、お知恵を伝えて下さる皆様に、感謝いたします。
私も、そして私の子どもたちも、そしてその後世にも、しっかりと伝えていきたいと思います。

園の先生のアイデアに感謝

2021年02月12日 | ◆教育を考える 
好乃が通っている園では、「宝石さがし」という遊びをしてくれている。
コロナで制限の多い昨今。
遠足や発表会など、幾つかのイベントが中止となる中、「園児が楽しめるように」と、先生方が考えて下さった遊びらしい。
それは園庭に、極小サイズの宝石を先生が隠しておき、それを見つけた園児は、持って帰って良いという遊びなの。
好乃はこれまでに1個発見して、持って帰って来た。
それがこちら。



小っちゃーい!
小さすぎてピントがしっかり合わない為、指に挟んで撮影したんだけど…、伝わるかしら、このサイズ感。
こんなに小さいのに、花柄がハッキリと見えて可愛い(^◇^)
これを好乃が持って帰って来た時は、「見つけたー!」と、それはそれは大喜びだったの。
あまりに小さくて、我が家で何度も行方不明になっているんだけれど、何日かするとまた好乃が
「見つけたー!」
と発見してくれる。
極小サイズなので見つけるのが難しく、その分、見つけた時の喜びが大きい様子。
(掃除機で吸っちゃわないように、注意だな。。。)



それにしても、とても良いアイデアよね!!
色々な工夫をして子たちの楽しみを考えて下さる先生方に、感謝!!!
本当にありがとうございます (о´∀`о)

感染症を知る

2020年03月31日 | ◆教育を考える 
新型コロナの影響で、我が家でも、外出を控える生活が続いています。
3人娘たちはとても元気で、家の中でドタバタしております。
「ずっと家にいて、辛くない?」
という問いかけに、栞里(8歳)と早苗(6歳)は、
「そりゃあ退屈だけど、今何が起きているか分かってるから、ぜんぜん大丈夫だよ。」
と答えてくれました。なんと心強い回答…(*'▽'*)



我が家では、この機会に、子どもたちと感染症について話し合ったりしています。
デマなどに惑わされなくて済むように、正しい知識を知るにはどうしたら良いか、話し合ったりしています。
この先も、重症化する方々が、充分な治療を受けられるよう、願っております。



▼我が家では、テレビ東京さんの公式動画で感染症のお勉強をしております。
人間の歴史上、感染症で半数~3分の1の人口が激減するなど、パンデミック(世界的大流行)はこれまでに何度も何度も繰り返されてきたのですね。これを見たお蔭で、子どもたちからの質問にもスイスイ答えられるようになりました。とても分かりやすくてオススメの動画です。
「人類VS感染症 果てなき戦い」(テレビ東京公式動画)



▼現状では、新型コロナの検査は、なかなかして貰えません。その理由はこちらから。
「なぜ今、日本では新型コロナの検査を拡大してはいけないか」(PRESIDENT Online)



…とても分かりやすい文面です。
つまり、検査をしないのには理由があるのですね。
ここからは私の推測になりますが。おそらく厚生労働省では、受け取った相談電話の内容や、医療現場からの報告などを参考に、全国の新型コロナの広がりを予測・把握しているのだろうな…と考えられます。
重症患者を優先するための知恵なのですね。
しかし症状があるにも関わらず、理由も分からないまま検査をして貰えないとなると、不信感が生まれてしまいます。
検査をしない理由を、具体的に大々的に公にしても良いと思うのですが…。
そうすると、それはそれでまた新たな問題が発生すると予想されているのかもしれません。

子どもの個室を考える

2019年05月18日 | ◆教育を考える 
いつからOKとするか、「子どもの個室」。
我が家では、子どもが小学校高学年くらいになったら、個室を考えても良いかな…と思っていたんだけれど、最近、栞里(長女・小学2年生)が、個室が欲しいと言うようになったの。



ふ~む。
個室は、自分で片付けや掃除ができて、かつ引きこもってしまわない環境が望ましい。
小2で個室を用意するのは、早すぎるのではないか…?
でも、栞里が個室を欲しがる気持ちはよく分かる。
妹たちに邪魔されないプライベート空間が欲しいと思うのは、当然のこと。
そこで、改めて提案してみた。
「個室のお試し期間というのを作ってもいいかもしれないね。」
つまり、ルールを守れるのなら、個室を作っても良いという提案だ。
今回の提案は、栞里と話し合い、4つのルールを設けることになった。

●自分で片付けをする
●部屋にオモチャは置かない
●部屋でユーチューブなどは見ない
●部屋のことが原因で妹と喧嘩にならないように、妹と話し合う

このルールは、改善の必要があれば、栞里と話し合って変更していく予定。
とはいえ、いきなり大きな部屋を栞里に明け渡すのではなく、大部屋のうち、2m×2mの空間を仕切って、栞里の部屋とする事にした。
うむ、このくらいのスペースなら、自分でお片付けする習慣がつきやすそう。



今はまだ、仕切りが無いので、荷物ラックがむき出しになっている状態。
これから仕切りを考えていこう。



栞里は快適に個室を利用できるかな?

食物アレルギーでした

2018年10月19日 | ◆教育を考える 
好乃(10ヶ月)は、食物アレルギーの心配がある為、掛かり付けの小児科さんで、検査を受けた。
検査は、食品の成分が入った液を皮膚に付けて、そこに小さな傷を付け、反応を見るというもの。
本日は、卵白・卵黄・牛乳・大豆・小麦、この5種類を検査したよ。
その結果、こうなりました。



蕁麻疹のように、肌に反応があるものが、陽性と判断されるんですって。
好乃は、卵白・牛乳・小麦で反応が出たよ。


というか、これまでパンやうどん(小麦)も食べさせていたし、一部の乳製品も食べさせていたので、この結果には驚き。
でもそういえば、パンもうどんも、少し食べただけでいつも辞めてしまうのよね。
肌に症状が出なくて、分からなかったけれど、口の中は痒かったりしたのかも。
全くアレルギーに気付いていなかったわ。
ごめんね、好乃。


しかし、牛乳アレルギーである事が分かったけれど、ベビー用のクリームシチューとか、喜んでいつもたくさん食べていたな。。。
もうあげてはいけないという事かしら?
そこで看護婦さんによくよく聞いてみると、


「これまで反応も出ず、本人が喜んで食べている物は、これからも食べさせて大丈夫ですよ。
一口に乳製品と言っても、加工の仕方によっては大丈夫な物があったり。
結構、個人差があるんです。
でもね、まだ試したことのない食品については要注意です。
血液検査をするまでは、新しい食材には挑戦しない方が良いかもしれないですね。」


との事。
お聞きしたところによると、採血すると赤ちゃんの細い血管が痛むので、できれば1歳のお誕生日を待ってから、血液検査をした方が良いとの事。
そんな血管事情もあるのだね。
これからは、好乃の食べっぷりをじっくり見ながら、慎重にすすめていこうと思うよ。


好乃の食物アレルギーが分かって、初めに思った事は、
「現代で良かった」
という事。
ほんの一昔前までは、食物アレルギーというものの正体が分からないまま、多くのご家族が苦しみ、悲しい思いをしていたんですものね。
それが現代では、対処法もかなり分かってきていて、それを参考にする事ができる。
好乃が現代の赤ちゃんでラッキーだったわ。
私も、現代に子育てができて、ラッキーだわ。


食物アレルギーのみならず、多くの病気は、たくさんの人が苦しみ、たくさんの人が研究し、原因や対処法が分かってきたという経緯がある。
多くの人の様々な人生があって、現代の医学があるのね。
そんな医学に助けられながら、ありがたさを感じながら、これから好乃の食物アレルギーの治療をすすめていこうと思うよ。


また今回、好乃の食物アレルギーが分かって、栞里と早苗にも詳しくお話ししたところ、とても関心を持って聞いてくれたよ。
大事な家族の為に、みんなで協力するということも納得してくれた。
それに、栞里と早苗は、
「お友だちの○○くんは、牛乳アレルギーだよ。●●ちゃんは、卵と小麦粉のアレルギーだよ。だから、みんなでアレルギーのことを知って、協力すれば良いんだよ。」
と、力強い素晴らしい意見を聞かせてくれたよ。
好乃の食物アレルギーを通して、家族みんなで話し合う事が出来たので、「病気」というものを考える良い機会となったわ。

栞里の夏休みの実験と工作

2018年08月20日 | ◆教育を考える 
栞里の夏休みの実験と工作は、昨日完成したのよ。



はじめに、白い花に色水を吸わせて染めるという実験をしたの。



色水を作ったり、花を切ったり、



丁寧に作業をしてくれたんだけれど、



1週間経っても花が染まらず、失敗。
あれこれ頑張って、3回目の挑戦で、やっと花が染まったのよ。



こうして苦労して染めた花を、シリカゲルに埋めてプリザーブドフラワーにしたの。



そして出来上がったプリザーブドフラワーを使って、工作をしたのよ。



今回は、土台となる椅子は、予め出来上がっている物を購入。



栞里のファイルには、
「いすをつくってもいいけど、わたしは かいました。」
と書かれていたよ☆なんだか笑えちゃう☆
電動紙ヤスリや、ガンタッカーなど、初めて使う工具に興奮しながら、とても上手に作っていたよ。



そして実験と工作の様子は、ファイルにまとめたんだけれど、
「例えば、こういう風に感想を書いたらどうかな。」
など提案してみせると、栞里は私の発言をそのまま書くのが嫌な様子で、別の感想を書いていたの。
そして、
「自分で考えて書きたいから、お母さんは黙ってて。」
と言われてしまったわ。
はい、本当にその通りでございます…。。。。。
ごめんね、お母さん、邪魔しないように気をつけます σ(^_^;)
しかし、1年生って、こんなに色んな事が出来るのか…。
正直、私は感動してしまって、泣きそうになってしまった。



そして栞里の実験と工作の記録のファイルは、全部で60ページにもわたりまして、見所満載☆
このファイルは、とてもとても大事な宝物だわね。



今回、栞里が「お花を染めてみたい」と言ったところから始まった、夏休みの実験と工作。
それは私にとっても、家族みんなにとっても、とても素敵な刺激に。
私も、夏休みの工作に没頭するタイプだったけれど、栞里はその比ではないくらい、とても集中力がある。
思う存分楽しんで欲しいな♪



この夏、栞里の作品作りを間近で見て、サポートもできて、とっても楽しかったなぁ♪
来年の夏休みの工作が、今から楽しみだわっ☆★
来年は栞里は、何がやりたくなるんだろう?

初めての3姉妹同室寝

2018年01月19日 | ◆教育を考える 
好乃が生まれてから1ヶ月半。
これまでの夜の寝かしつけを振り返ってみよう。



これまでは、1階のリビングに布団を敷いて好乃を寝かせ、2階の寝室では栞里と早苗とお餅様(主人)とバァバが寝ていたの。
そして私は、基本はリビングで好乃と寝つつ、栞里か早苗が起きた時は寝室へ行って寝かしつけるという感じで、1晩に1階と2階を何往復もしていたの。



…というのも、栞里も早苗も、私が寝かしつけないと、なかなか眠れないみたいなのよね。。。
4歳の早苗は、
「お母さんの耳を揉みながらじゃないと眠れない。バァバやお父さんの耳ではダメ。」
の一点張りだし。
そして6歳の栞里は、お母さんが隣にいないと寂しいらしく、何も言わずに静かに涙を流して堪えている感じだし。
とてもじゃないけど、お母さん無しでは2人共なかなか眠れないみたいなの。
難しいお年頃なのよね…。
そして0歳1ヶ月の好乃は、夜はオッパイをくわえながらじゃないと眠れず、泣いてしまう事が多いし。
その為、私が栞里と早苗を寝かしつけている間は、バァバかお餅様に好乃を抱っこして貰うという感じ。
その上、栞里も早苗も好乃も、お母さんがいないと不安なのか、夜中に数回起きてしまうし。
そういうわけで私は夜な夜なリビングと寝室を行ったり来たりしているの…。



お餅様の帰宅時間は不規則で遅い日が多いし、それに外泊出張も多いので、今はバァバがいないと、寝かしつけが難しい状態…。。。
とはいえ、そろそろバァバがいなくてもなんとかなるように、練習してみたい!
そこで昨夜、初めての「3姉妹同室寝」の練習をしたの…。。。



眠る部屋は、2階の寝室。
ここで3姉妹とお母さんが眠ってみようじゃないか!



我が家の寝室には、セミダブルベッドが1つ。
栞里と早苗はベッドから落ちる為、これは大人用としているの。
そして床の上に布団を2つ並べて敷いており、ここをメインの寝床としているの。



本来ならば、布団で好乃もゴロンと並んで寝られると良いんだけれど、栞里も早苗も寝相が激しく、私を乗り越えて反対側に行くこともある為、断念。
好乃が並んで寝られる日は、もう少し先ね。



そこでこれからは、ベッドを好乃の場所とし、布団を皆の場所とする予定。
そしてその事は、前もって栞里と早苗には丁寧に説明しておいてあるの。
さあ、上手く寝かしつけができるかしら?



初日は上手くいかない事を想定して、いつもより30分早く、午後7:30に寝室へ移動したよ。
そして寝かしつけの間、バァバにはリビングで待機して貰う事に。
(バァバがいない状態で寝かしつけをしないと、練習にならないからね。)



さて、まず栞里と早苗と好乃を連れて寝室へ入ると、好乃が号泣。
そうね、夜はオッパイをくわえていたいのよね。
そこで栞里と早苗に布団に入ってもらい、私はその間に座って、授乳を開始したの。
好乃が眠ったら、好乃をセミダブルベッドに寝かせる予定で。
栞里と早苗には、どのように眠る予定かお話ししてあるし、2人とも納得してくれたので、何とかなるはず…。



だがしかし、ここで早苗が言い始めたのよね。
「お母さんがゴロンてしてくれなきゃ嫌だ。」
そうよね、やはりそんな気持ちになるわよね。
「寝室で好乃にオッパイあげる時は、お母さんはゴロンと寝られないから、よろしくね。」
とお話しした時には、納得してくれていたんだけれど、やはり眠くなると甘えたい気持ちが勝るのよね。
うんうん、とりあえず想定内。
本来ならば、私は好乃に添い寝で授乳し、みんなで横並びに寝られれば良いんだろうけれど。
私も疲れている為、きっとそのまま眠ってしまう。
そうなると栞里と早苗の寝返りなどが危険なので、ここは安全を優先して私は寝転がらず。



そこで、「作戦1」。
まずは早苗の背中を優しくトントンしてみる事にした。
トントントントントントントン…。
…しかしだねぇ、ここで早苗が号泣開始。
「お母さんがゴロンしないと嫌だ~!」
そうか。トントンではダメだったか。



そこで、「作戦2」へ移行する事に。
「作戦2」は、前もって栞里と早苗に説明してあるんだけれど、改めて2人にお話しする。
「じゃあ、お母さんは今から、ベッドで好乃に添い寝で授乳して、頑張って早く寝かしつけちゃうからね。
それで好乃が眠ったら、お母さんは栞里と早苗の間にゴロンして眠るからね。
お母さん、頑張るね。
栞里と早苗は、お布団に入って、目を閉じて待っていてね。」

これを聞いて、早苗は号泣しながらウンとうなずいた。
そうだよね、分かっていても泣けちゃうんだよね。
私のことが恋しくて号泣する子を、今すぐ抱きしめて寝かしつけてあげたいのに、できない。
なんて切ないんだ…(;◇;)
とりあえず私に出来ることは、好乃に添い寝で授乳をして、少しでも早く寝かしつけ、栞里と早苗の間に寝転がること。
好乃も眠りそうな雰囲気になってきたぞ。
よし、頑張ろう!



…ってここで、早苗が一言。
「喉乾いた。お茶。」
ナニー!?このタイミングで!?
ど、どうしよう…。。。
寝そうになってきた好乃が、ふりだしに戻るかも…。
そんな事が頭の中を巡り、打開策を考えていると、栞里が助け舟を出してくれた。
「お母さん、大丈夫だよ。私が行ってくる。」
そして栞里と早苗は手を繋ぎ、階段を降り、栞里が早苗にお茶を飲ませ、寝室へ戻ってきた。
栞里、本当にありがとう!!!
好乃もかなり眠そうだし、あと少しだよ (´;ω;`)
そして栞里と早苗は布団に入り、栞里が早苗の背中を優しくトントンし始めた。
す、すごい!
栞里が早苗を寝かしつけている!
あぁ、栞里のお蔭で、きっとこのまま眠れるわ…。。。



しかしだねぇ、ここで早苗が呟いた。
「おしっこ。」
ナナナナ、ナニー!?
「もれそう。」
これはもう、私が行くしかない。
というか、ちゃんとオシッコを報告できたんだから、褒めどころ。
そこで、添い寝授乳していた好乃の口からオッパイをそっと抜く。
次に早苗を抱っこして階段を降り、トイレへ一目散!
ギリギリ間に合ったよ。
「ちゃんとオシッコって言えて、早苗はすごいね。
頑張ってるね。」

それを聞いて早苗はニコニコ。
よし、早苗のご機嫌が良くなったから、早苗は寝てくれるかもしれないぞ!



そんな期待を持ちながら寝室へ戻ると、好乃が大号泣していた。
そうね、タイミングが合わなかったのよね…。
その後再び授乳をしようとしても、好乃はオッパイを飲むのを拒み、号泣がとまらない。
オムツを確認し、抱っこをしてみるも全然ダメ。
とにかく号泣号泣…。。。。。



そしてふと気付くと、愛猫の金太郎も、猫部屋でニャーニャー鳴いている。
金太郎もつられて鳴いているのね。
なんだか我が家が大変な状況に陥っている…。



そしてふと見ると、寝室の入り口に人影が!
バァバが心配して、寝室を覗いて立っているのね。
でもバァバ、心配だろうけど、今日はもう少し練習させてね。
今後は毎日このメンバーでやっていかなくちゃいけない訳だから、練習しておきたいの…。



すると、栞里が私のところへ来て、耳元で囁いた。
「お母さん、まだちょっと早かったみたい。今日はバァバに手伝って貰おうよ。」
「そうだね、お母さんも、まだちょっと早かったかなって思う。
でもね、明日の夜はバァバは用事でいないでしょう。
それに明日の夜は、お父さんも帰りが遅いみたいだから、今日練習しておかないと、明日も大変だと思うの。
今日寝られたら、きっと明日も寝られると思うんだ。
今日はもう少し練習してみて、どうしても無理だったら、バァバに手伝って貰おうか。」

この説明に栞里は納得してくれた。
そして栞里は早苗の隣に寝転がり、再び早苗の背中をトントンと優しくたたき始めたの。
栞里、本当にありがとう!
お母さんは助けられまくってます!
あとは、号泣している好乃を何とかせねば。
好乃を抱っこしていると、次第に泣き止み、半目になり始めた。
よし、あとちょっとだ!
お母さん、頑張るぞ!
好乃を抱っこし、ユラユラと眠りに誘う。
するといつの間にか、栞里と早苗は抱き合い、眠っていたよ。



栞里、早苗を寝かしつけてくれてありがとう。
早苗、寂しくて辛いのに、頑張ってくれてありがとう。
時間はもう夜9時。
栞里と早苗が眠りにつくまでに、本日は1時間半もかかってしまったのね…。
そしてここから更に30分、好乃を抱っこしたり添い寝授乳するなどして、何とか寝かしつけが完了したよ。
ふう、今日は皆、頑張ったわね…。。。
私も眠ろう、おやすみなさい…。。。



そして私は、痛みで目が覚めたよ。
両方のオッパイが張ってしまって、猛烈に痛い。
時間は午前5時。
わー!!!
最後の授乳から、7時間半も経っている!!!!!
大変な事だ~~!!!



慌てて眠っている好乃の口にオッパイを当てがい、なんとか授乳したよ。
これは…、、、気をつけないと、好乃の健康を守れない。
それに私もまた乳腺炎になってしまいそうだわ。。。
いつもならお腹が空くと目覚めて泣いて教えてくれる好乃ですが、昨夜大泣きしてよほど疲れたらしく、本日の昼頃まで爆睡していたよ。
オムツをかえても起きず、授乳も眠ったままで飲んでくれて。
こんなに長時間、一度も目覚めずに続けて眠ったのは初めてね。



それにしても、課題が多いわね、3姉妹同室の寝かしつけ。
今夜はバァバが不在で、お餅様も帰りが遅い予定。
もう腹は決まっているの。
昨夜よりも上手く寝かしつけが出来るように、頑張るわよ。

姉妹喧嘩を見守っていたら

2017年08月21日 | ◆教育を考える 
毎日、姉妹喧嘩はある。
相手のオモチャが良く見えてきて、奪い合いになって…という内容。
我が家では、相手を叩いたりしない限り、喧嘩はして良いよと伝えてあるので、本日もいつものように、私は2人の姉妹喧嘩を見守っていた。
もしもどちらかが手を出したら、小さな助け舟を出しに行こう…という気持ちで。



しばらく早苗の
「コレくれないなら、お姉ちゃんなんか大嫌い!わー!」
という泣き声が続く。
栞里も
「私が遊んでたんだからダメ!早苗大っ嫌い!」
と叫んでいる。
まだどちらも、手を出してはいないので、私はただコッソリ様子を伺っているのみだが、思わず仲裁に入りたくなる。
でもね、もう少し、様子を見てみよう。
私自身も子どもの頃は姉妹喧嘩を毎日してきたけれど、このやり取りって、結構大事だったりすると思うのだ。
しばらくすると、早苗が突然、
「お姉ちゃん、ごめんね!わー!」
と言って泣き始めた。
おや、早苗の方から謝るとは珍しい。
それを聞いた栞里は、
「いいよ。」
と言って早苗を抱きしめた。
突然喧嘩は終了して、2人は抱き合って、栞里が早苗をヨシヨシしていた。
そして2人の気持ちはおさまって、一緒にまた遊び始めた。



私は感動して、思わず2人に駆け寄った。
「早苗、頑張ったね。自分からゴメンナサイが言えて、とってもカッコ良かったよ。3歳だと、なかなか言えないんだよ。よく頑張ったね。」
と抱きしめて褒めまくる。
早苗はニカニカして、照れている。
続けて栞里にも、
「栞里、すぐにイイヨが言えて、凄かったね。優しいお姉ちゃんだね。」
抱きしめて褒めまくる。
栞里もニカニカして照れている。
そして2人は、また一緒に遊んだのだった。



私にとって、喧嘩を見守るのは、結構大変な事。
一応、「どちらかが手を出したら助け舟を出す」と自分の中で基準を設けているけれど、明らかにどちらかに原因がある事もあり、どのタイミングまで見守っていていいのか、どこから助け舟を出しに行くか、悩んじゃうんだよね。
今日の場合は、見守り続けて良かったなぁ。

兄弟姉妹の関係

2017年06月20日 | ◆教育を考える 
栞里は本日、6歳のお誕生日を迎えたよ。
早苗は生まれて、早3年半。



栞里と早苗の姉妹関係は、毎日喧嘩をしつつ、仲直りをしつつ、お互いに大好きだと言っている関係。
早苗が生まれた時は、栞里は2歳5ヶ月だった。
次に第3子である赤ちゃんが生まれてくる頃は、栞里は6歳半。
早苗は4歳目前…という感じになるだろう。



ふと、早苗が生まれた時の、栞里の様子を思い出す。
当時2歳5ヶ月の栞里は、私の想像とは全く違った様子を見せてくれたんだったな。。。



…………………………………………



栞里に赤ちゃんの存在を伝えたのは、妊娠4ヶ月、栞里が1歳11ヶ月の時だった。
どう伝えようか。
これまで親の愛情を独り占めしてきたのに、2人になるんですもの。
栞里に芽生えるであろう「不安な気持ち」が最小限になるようにしてあげたい。
そして、これから生まれてくる弟か妹と良い関係を作れるようにしてあげたい。
そう思い、妊娠が分かった時から随分と考えた。



…なぜ私が兄弟姉妹の関係に気を付けているかというと…。
兄弟姉妹の関係がどうなるかは、親の影響が非常に大きいから。
つまり、親がどういう発言(態度)をするかによって、関係は良くもなるし悪くもなるからだ。



実はね、私自身が子どもの頃、妹に対して良い感情を持っていなかったの。
子どもの頃は「妹がいなくなっちゃえば良いのに」と思っていたし、「ひとりっ子が羨ましい」と思っていた。
何故そんな風に思うようになったのか。
原因は、
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい。」
とか、
「お姉ちゃんなんだから妹をみていてね。」
とか、母から言われていたからなんだよね。
それで自分でも「お姉ちゃんなんだから、しっかりしなくちゃ!」と思って色々頑張ったんだけれど、私が一生懸命妹の面倒をみても、幼い妹は泣いてしまう事があったの。
そして妹が泣くと何故か私が叱られる。
頑張っても頑張っても叱られるので、「お姉ちゃんって損だ」と思っていた。
「さすがお姉ちゃんね!」
と褒めて貰って嬉しかった事も沢山有るけれど、「お姉ちゃんなんだから…」には、それが帳消しになるくらいの威力があると思う。



そんなこんなであれこれ考えつつ、栞里に赤ちゃんの存在を伝える日がやって来た。
栞里のご機嫌が良い時に切り出した。
「栞里に、お話ししたい事があるんだ。」
「なぁに?」
「お母さんのお腹の中にね、赤ちゃんがいるんだって。」
「赤ちゃん?」
「うん、赤ちゃん。まだこ~んなに小さいんだけど、赤ちゃんがいるんだって。
栞里は、お姉ちゃんになるんだねぇ。おめでとう!」
「栞里が、お姉ちゃんになるの?」
「うん。お母さんも妹がいて、お姉ちゃんだから、栞里も同じだね。」
「やったー!栞里、お姉ちゃんになる!」



私のお腹が大きくなってきた頃から、栞里は赤ちゃんに
「しおりだよ~。」
と毎日話しかけるようになった。
そしていつの間にか赤ちゃんは、栞里の声に一番反応するようになった。
私が話しかけても反応が無いのに、栞里が話しかけると、お腹をポコポコ蹴るのだ。
栞里はそれが嬉しいらしく、「赤ちゃん」というものへの興味が出てきて、お人形の赤ちゃん(猫、うさぎ、コアラ)のお世話をするようになった。



そして、いよいよ出産を迎えた。
2013年12月、栞里が2歳5ヶ月の時に、早苗が誕生。
お餅様とバァバと共に、栞里は何度も病院へお見舞いに来てくれた。
なかなかお母さんに会えず、毎日泣いているのではないかと思っていたら、実際は違った。
栞里はとても気丈に、普段よりもお手伝いもたくさんし、過ごしていたらしい。
そして夜中は、「お母さんに会いたい…」と、静かに枕を濡らしていたのだとか。
そんな様子をお餅様やバァバから聞いたので、私は入院中は何度も何度も、日中はバァバに、夜はお餅様に、栞里宛のメールを送った。



栞里が不安にならないように。
赤ちゃんに愛情を取られたと感じないように。
私はひたすら、栞里への愛情をストレートに伝えていた。



栞里は夜、お母さんに会いたくて寂しくなると、これらのメールを何度も何度も読み返していたという。





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そして現在。
栞里にも、早苗にも、「お姉ちゃんなんだから・妹なんだから」という言葉を使わずに、あれこれ言葉を選びながら、子どもたちに接している。
お蔭様で、現在の姉妹関係は良好。



これから赤ちゃんが生まれてくるに当たって、今度は早苗への配慮を欠かしたくないところ。
(栞里はおそらく、現状維持で大丈夫。)
兄弟姉妹の関係は、幼少期の記憶がとても大事だと思うので、しっかり様子をみて、言葉を選んで接していきたいな。
そしてお互いが自然に「兄弟姉妹の事が大好き」と思えるようにしてあげたいな。