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棋力の衰えを知り、今は指すこともせず低レベルのファンとして将棋を楽しんでいる。
一時は混迷と停滞に塗れたものの、藤井四段の活躍で将棋界には以前の活気が戻ってきた。
今日は森内俊之九段に藤井四段が戦いを挑む。古豪と新鋭の対決で前から楽しみにしていた。
居飛車の戦いになってほっとした。藤井四段は対振り飛車で苦しい戦いを強いられている。菅井王位に負けたのは振り飛車だった。先日の豊島八段戦は居飛車の戦いで力負けしたものの、2日は第7期加古川青流戦準々決勝で井出隼平四段(26)に振り飛車で来られて勝ちを逃がした。終盤ではA級棋士なみの力を発揮する藤井四段だが、このところ振り飛車に弱い印象が出てきている。
今後は対振り飛車の戦いが増えてくるかもしれない。
今日のNHK戦で森内九段が小細工を弄して振り飛車にいくなど考えもしなかった。
だが、勝負の世界にきれいごとばかりあっては面白くない。勝ち負けにこだわった戦いは決して卑怯なわけではない。
しかし、全国津々浦々に電波の届くNHK戦、今日ばかりはファンも奇をてらった戦いより、正面から堂々と渡り合う将棋が見たかったであろう。
果たしてその通りの戦いになった。
自分の得意戦法で胸を出して戦う。森内九段には古豪としての意地とプライドがあったようである。
しかし、先手で得意の矢倉戦となりながら森内九段はこれといった見せ場を作れず、藤井四段に負けてしまった。
感想戦で「作戦負けとなって困った」と森内九段は語った。後手にじりじり好形を築かれていって、にっちもさっちも行かない戦いを余儀なくされたからだ。
飛車角銀桂が6筋に集中するあんな好形を築かれては、同レベルの棋力以下の者を相手にしても苦しいと自分は感じた。
しかし、この戦型で難敵を退けていくつものタイトルを獲得してきた森内名人のこと。
相手の攻めをどう受け止めるのかが見ものとなってきた。このような将棋こそが百戦錬磨の腕の見せ所と注目していたら、なかなか相手の攻めをふりほどけない。
守ってばかりいられない。敵陣に馬をつくり相手飛車を押さえこみにかかるが、攻め味は緩い。利きを押さえ込んだ飛車は取れない。とっても打ち込む場所はないし、角を渡せばこっちの玉がより危険にさらされる。
後手の厳しい攻めは続く。手薄な上部に銀を打ち込まれて玉飛を接近させられた上、角で飛車を狙われてさらに忙しくなった。飛車を浮いて攻めあい勝ちを目指すが、すでに速度で完全に遅れを取っている。
得意の矢倉戦で中終盤をどんどんそこねていって、見せ場らしい見せ場も作れず、あんなにもろく負けた森内九段はあまり見た記憶がない。
近頃は下位の棋士にもよく負けている森内九段だが、新旧の激しい戦いでなく、交代イメージの方が強く漂う一局。公式戦連敗中の藤井四段が調子を取り戻したというより、森内九段の調子の悪さの方が気になる一局となってしまった。
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