第107回アレルギーっ子の会

今日のアレルギーっ子の会は、市外からお母さんのご参加がありました。

お子さんにアレルギーと喘息の疾患があって、近くの小児科に通院されていらっしゃるとのことでしたが、アレルギー情報がなかなかないので今日は勉強しに来ましたと、おっしゃっていました。

お子さんが通園されているところでは、食物アレルギーの対応が十分にされていないため、少しでも知識や理解を広めていこうと、働きかけていらっしゃいます。

お話しを聞かせていただくと、まず食物アレルギーのことを知ってもらうことからのスタート、そして給食で出される食品の正しい表示の見方や除去のお願いなど、とてもご苦労されている様子でした。

だいぶ食物アレルギーの知識や理解が広がってきているのだと思っていましたが、まだ知られていないこともあるのだと思うと心が痛みます。

「食物アレルギーの子を持つ親の会」の会報誌などでいただいた情報や知識をお伝えすると同時に、これから応援したいと思います。


そして、梅雨入り前の比較的過ごしやすいこの時期に生活環境を整えようということで、夏のカビ・アレルギー対策のことをお話しました。

カビは見た目だけではなく、健康にも危害を及ぼします。
カビはこれから梅雨時期に入ると一気に繁殖してしまうので、カビが繁殖しない条件を作らないことが大切です。

カビが育つ条件として適温・湿度・栄養が言われています。
気温は避けることが難しいので、湿気を取りカビの栄養と言われているほこりを取り除くことでカビを避けることができます。
特に湿度を断つことが重要で、１番の対策は水気をふき取ること。
水回りではカビが生えやすくなるので、心がけて快適な生活環境を整えいきたいですね。


次回のアレルギーっ子の会は、土曜日に開催する予定です。
お仕事や園や学校がお休みの方もいらっしゃると思いますので、平日のご参加が難しかった方、親子でのご参加をお待ちしています。

日時は決まりましたら、医院ホームページなどでお知らせします。