川崎・武蔵小杉_お散歩ブログ写真館

川崎市武蔵小杉在住。カメラ付き携帯やデジカメで撮影した刻々と変わる街の写真をアップ!ブログの写真館!

世紀を越えて

2005年10月04日 19時03分50秒 | 日記・etc...
 先日、愛用のマックがついに動かなくなった。ネットのコミュニティーなどで調べると、どうやら内臓電池が原因ではないか?と思った。ただし僕のマックppc7600/200は、ちと古い。ずっと使い続けてきて早7、8年になる。98年製のCPUは20世紀から21世紀へと受け継がれた。そう思うと感慨もひとしおだ。よくぞ無事、世紀を越えてくれたものだ。個人的にはこの頃の、つまりOS8.1が一番好きだ。アップルも一番輝いていた頃ではないか?(あくまで個人的)。なぜマックを使っていたかというと、画像処理のライブピクチャーというソフトが大好きだったからだ。今でも合成加工などする場合は、PhotoShopよりも優れたところがある、と思う。しかし、その会社はもう無い。つまり、バージョンアップなどなく、対応OSは8.xまでなのだ。だから、絶対にppc7600を復活させなければいけない。
 不安な点はppc7600用の電池がまだ売っているか?だ。パソコン量販店で聞くと、マック用は一種類のみで、古いppcでも大丈夫とのこと。早速購入。紫に緑の模様が入った電池だ。イスラエル製だ。イスラエルといえば今やサイケデリック・トランスの聖地だ。だんだんハイテクな気分になってきた!。
 取り説は失くしてしまった。マックの中身はどういう構造だったか?。ハードディスクを増設したとき筐体を開けた20世紀の記憶を蘇らせるしか方法はない。レバーを押しながら蓋はすんなり開いた。ここからが問題だ。電池はハードディスクの下にあるはずだ。いくつかのネジをドライバーで外す。だが電池は見当たらない。関係ないネジだったようだ。しばし途方にくれる。98年当時、マックの蓋をユーザーが開ける事は認められていなかった。保証期間内でも、ユーザーが筐体の蓋を開けた場合、保証は受けられなかった。時間の経過につれ焦ってくる。気を取り直し、かすかな20世紀の記憶を搾り出しているとストッパーの存在を思い出す。前後のストッパーを外す。『これだ!』心の中で叫んだ。遠回りはしたが、ついに電池交換に成功。電源を入れてみる。「ブォ~ン」立ち上がった。カタカタカタとハードディスクが動き出し、cpuの冷却ファンが回りだす。「キィーーーン」という音は、プロペラ機というよりジェットエンジンの発進音だ。僕的にはプチ・プロジェクトXだった!?。