大風が吹いて春が怒涛の様にやってきた。
ハクモクレンの硬い蕾がほどけて毛羽だって来た。
暗い部屋で君子欄の花茎がもやしのように伸びてきた 今日から特等指定席に移る
福寿草
この花に会うと、自分も無事越冬できたと安堵する。
大風が吹いて春が怒涛の様にやってきた。
ハクモクレンの硬い蕾がほどけて毛羽だって来た。
暗い部屋で君子欄の花茎がもやしのように伸びてきた 今日から特等指定席に移る
福寿草
この花に会うと、自分も無事越冬できたと安堵する。
朝7時ごろ居間の窓ガラスをノックする者がいる。
冬の渡り鳥ツグミさんだ。
窓ガラスを鏡にして身だしなみを整えているようだ
現在と違い、焼き鳥が本物の野鳥であった時代 数万羽が群て移動するツグミは格好の獲物であった。
旗を振って鷹の羽音を模し、混乱したツグミを巧みに霞網に追い込む、後はお決まりの殺戮である。魚を網ですくうのと同感覚でことが運ばれた。
ツグミはめった鳴かない だから つぐみ である 哀しい気もする。