岩手県奥州市の黒石寺で開かれる奇祭「蘇民祭」の平成22年版観光ポスターが完成した。
「乗客らに不快感を与えかねない」とJR東日本が掲示を断った20年版と同じ「動」がテーマだったが、同社は「今回は問題ない」として今月末から各駅に掲示する。
「乗客らに不快感を与えかねない」とJR東日本が掲示を断った20年版と同じ「動」がテーマだったが、同社は「今回は問題ない」として今月末から各駅に掲示する。
千年以上の歴史がある蘇民祭は、護符が入った「蘇民袋」と呼ばれる麻袋を下帯姿の男衆が奪い合う。2月20日夜から翌日朝にかけて開催される予定。
ポスターは1年ごとに「静」と「動」をテーマに奥州市が制作している。22年版は組み立てて燃やしたマツの木に登る下帯姿の男性らを奥に、大声で叫ぶ男性を前面にした構図。
奥州市の担当者は「例年通り長く蘇民祭を見ている人から提供してもらった写真。一昨年の騒動に配慮したわけではない」と説明。JR東盛岡支社は「不快感などを総合的に検討した結果、問題ないと判断した」としている。 【産経ニュース】
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