驚異的な「くまモン」の経済効果

GW気分もようやく抜けてきた
感がある金曜日、いかがおすごしでしょうか？

私はGW後半、実家の宮崎に帰省したついでに、
家族で熊本市内へ旅行してきました。

豊臣秀吉に仕えた戦国武将・加藤清正公が築城し、
日本三名城の1つとよばれる熊本城、
そして水前寺清子さんの芸名の由来となり、
熊本藩を治めた細川氏がつくった
水前寺公園（正式名称は水前寺成趣園）に行ってきました。

熊本城は、噂に聞いていた通り、雄大な建築物で、
その存在感は迫力がありました。


熊本城

一方、水前寺公園は非常に洗練された庭園で、
その優雅な景観を見ることで、仕事の疲れが癒されました。


水前寺公園

そして、
それらに勝るとも劣らない
魅力的なものが熊本の街にあふれていました。

「くまモン」です。

熊本県天草市出身の放送作家・小山薫堂氏がプロデュースした
いわゆる“ゆるきゃら”です。

日経新聞によると、この「くまモン」を利用した2012年の売上高が、
少なくとも293億6200万円になったというから驚きです。

もともとこの「くまモン」は九州新幹線が開通し、
観光客が熊本を通過してしまうという懸念から企画されたキャラクター。

今では「くまモン」グッズを買うために、熊本に寄るという
観光客もいるでしょうから、熊本県としては“してやったり”といった感じでしょうか。

私も、またぜひ熊本を訪れたいと思います。
くまモングッズを買うことも目的の1つとして。

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(山下雄太郎)