選挙ポスターが張り切れなくて…

4月に行われる北海道知事選挙の
出馬予定者が記者会見で、
「お金も人も足りず、
ポスターも貼り切れないかもしれない」
と不安を漏らしたそうです。

「佐藤氏、孤軍の不安　道知事選で民主支援せず組織なし
「ポスター張り切れないかも」」
（参考:2015年1月23日付 北海道新聞）
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選挙が近付くと、投票所になる施設の近くなどに
候補者のポスターが貼られる掲示板が用意されます。

いつも投票所に入る直前に掲示板を
一瞥しますが、
ポスターが貼られず“歯抜け”になっている
のを見かけるのもしばしば。

この選挙ポスターは、
選挙期間中に候補者・各陣営のボランティアスタッフが
手作業で貼ることになっており、
人手が足りない候補者などは
「ポスターも貼り切れないかもしれない」
という事態に陥ります。

例えば、
この掲示板を「デジタルサイネージ」にしてみましょう。

候補者らはポスターを貼る労力を
政策等をアピールする時間に使うことができます。

選挙期間外は各まちの掲示板として使えば、
選挙のたびに設置・撤去を繰り返さなくて済みます。
定期的に掲示板に行政の広報等を貼り歩く手間も
省けるかもしれません。

緊急時には、
避難・災害情報などがリアルタイムで表示されます。

設置費用など課題もあるでしょう。
しかし、現在の掲示板も問題がないわけではありません。


と、
ここまで書いてデジタルサイネージの導入が
実際に政府等で検討されているかネットで調べてみましたが、
検討は行われていないよう。

また、既に何人かの著名人も同様の提案をしているようですが、
彼らへの反応をみても、実現はまだまだ遠そうです。

HHニュースでは過去にデジタルサイネージを特集しています。
よろしければご覧ください。

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（高橋 慧)