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我が愛しのルブタン

先日友人のMさん(この前登場した整体師夫人です)がとってもかわいいエスパドリーユを履いていてどこのものか聞くとルブタンのだとのこと。
とっても履きやすそうなので私も欲しいというとじゃあこの足で買いに行こー!ということになり早速向かいました。
でも、残念なことにそこにはお目当てのものはないとのことでがっかりして帰ろうとすると目の前にベージュと黒のコンビのオープントゥのシューズが…ますます残念なことに一目ボレです…惚れっぽいんです、あたし。
もうエスパドリーユなんて頭の片隅にもありません。
昔のことなんて忘れました…薄情な浮気モノです。
せっかく命拾いして帰れるところだったのにぃ~(泣)
あぁ~ルブタン、どうしてあなたはルブタンなの?!
ってことで私のモノになったそのルブタンは上の写真の左から2番目です。
かわいいでしょぉ~♪

ということで私のKING…ん~QUEEN of SHOESブランドは『Christian Louboutin』です。
いや、マノロ(『MANOLO BLAHNIK』*SEX AND THE CITYでもキャリーが大好きなシューズブランドとして有名になりましたね)だろ~って声も多聞にあると思いますが、私のなかではルブタンなのです。
マノロとルブタンが並んでいるショップは多々ありますが、いつも私の目にはルブタンの方がデザイン的に数段魅力的に映るのです。
一度だけ「LOVELESS」に置いてあったマノロにはドキッとしました。
黒いエナメルにパンチングが施してあるポインテッドトゥのもので、ヒールは9cmでした。
でもこのヒールがどうしても納得いかなかったのです。
ヒールが2cmくらいの太さで踵からまっすぐ垂直に降りています。
ん~~~~~こんなにステキなのに太いヒール…なんかかっこ悪くてやめました。
確かにマノロの履き心地の良さは格別です。
何せ9cmヒールは7cmに、7cmは5cmに感じる履き心地はハンパじゃありません。
あと側面の足に沿った湾曲度はかなりの技術です。
でも、デザイン的にセンスがあるのは私の中では断然ルブタン!!
マノロはベージュのクロコなら欲しいです…でもそのために3●万を投げ打つ覚悟はまったくないです。
黒とベージュをいっぺんに買えるくらいの玉の輿に乗ったら買わせていただきます。

ルブタンの大好きなところはまずなんと言っても赤いソール。
どんな色のシューズにも赤いソールです。
真っ黒な服で後ろ姿の足元だけが赤…きゃぁ~なんて魅惑的♪
ほんとなら赤いソールが磨り減るアスファルトなんて歩きたくないくらいです。
私はルブタンを履くときは絶対にペディキュアは赤と決めています。
たとえペディキュアが見えなくても赤を塗っていたいのです。
そして、甲の部分の浅さ。
甲が浅いのは足を長くきれいに見せる効果があるんですよ。
さらに足が小さく見えます。
一番左のものなんて履くと纏足か?ぐらい小さく見えます。
それに、指の付け根が見えるなんてこれまた魅惑的じゃないですか?!
正直この甲の浅さから脱げ易くもあるんです…何度シューズだけ道端に取り残して歩いたことか。
でも、たぶんこれは甲が浅いせいだけじゃないんです。
日本人の足は欧米人に比べて踵の凹凸がないのです。
よくインポートシューズのバックストラップがすぐに落ちてきてしまうのはそのためです。
だからもしかしたら私もルブタンが脱げるのはそのせいもあるのかもしれません。

上の写真は私の持ってるルブタンのお気に入りのものですが、中でも一番のお気に入りは一番右のサテンのリボンの編上げシューズ。
このシューズ、足をカバーするところがまったくないと言っても過言ではなく、その状態で10cmヒールを歩けったってはっきり言って歩けません!!
だからね、歩いちゃいけないんです、こういうのを履く生活の人は。
お車で家から目的地まで送り迎えしてもらい、アスファルトではなく絨毯を歩くのです。
ったって、そんなわけにはいかない平民の私はめったにこれを履きません。
がんばり甲斐のある日、がんばっていたい日に履きます。
でも履かないけど飾っておくだけでもいいのです。
これが私のってだけでうれしい。
それくらい愛しい愛しいシューズなのです。
いっそ自分の結婚式にはこれを履きたいくらいなのです…黒だけど。

私はシューズは華奢な方が好きです。
とか言いつつ、ごついアンドメのブーツとか持ってますけどね…まぁファッションの一部として。
でも基本的にはハイヒール(特にピンヒール)が好き。
ピンヒールでヌーディーなシューズっていいです。
余談ですが、私の前々職場で買付けたサンダルタイプのパーティーシューズが売れなかったとき、スタッフにこんな話をしました。
シューズデザイナー「JIMMY CHOE」の本にあるのですが、最近のセレブのパーティシューズのトレンドはサンダルタイプでヌーディであればあるほどいいと…。
このシューズのために足をきれいに整え、どんな色のペディキュアを塗るのかを考えることこそセレブの証だからだそうです。
前々職場のブランドはいわゆる日本のセレブと呼ばれる方々が顧客でした。
だからこそこの話をして売上につなげたかったのですが、やっぱり商売は甘くないです。
フォーマルに関して堅い日本は、きちんとした社交の場にはつま先を隠したシューズっていうセオリーが離れないようでなかなか販売は難しかったです…残念だったな。
そして、余談第2弾。
先ほどからシューズが魅惑的とかなんとか言っている私ですが、シューズってなんだか色気のあるもののような気がしませんか?
イタリアなんかではレストランなどでシューズを半分脱いだようにパカパカしていると誘っているっていう意味があるようです。
そんなことからも、なんだか服やバッグよりもシューズって色気とか女性らしさを表すもののような気がするのです。
だから私はシューズにはとっても気を使うようにしています。
がんばらなくちゃいけない日は特にです。
やっぱり女はハイヒールを履くべきというか、女であれば履かなきゃもったいないと思うのです。
で、美しい靴はたいてい痛いですが、女なら我慢です。そのうち慣れます。

最後はMr.Louboutinのお言葉
「最も重要なことは、それが履かれるべくしてデザインされたものであるかということ」
ん~履けない靴もあるけど…でも私の修行が足りんのですね。
そんな我が愛しのルブタンに極東より愛を込めて…

*意外に履きやすいのでおススメなのは『DOLCE&GABBANA』と『HELMUT LANG』のシ ューズです。シューズブランドが作っていないわりに私は痛くなったことがない です。
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