入院一月経ち生活サイクルが出来上がります。先週木曜日に2人いっぺんに退院して4人部屋に2人となりました。それから3日間新規の入院や部屋の移動もなく、静かな夜、さらに、暑さもなく、結構眠れました。ま、6時間熟睡ということはありませんが、それでも、夜6時間から7時間眠れます。睡眠時間も安定してきました。
で、早寝早起きになってしまうんですね。なんせ21時に消灯です。テレビも見たい番組がなければ点けないし、暗いし、昨夜も21時半に寝て、23時半ごろ一度眼が覚め、それから次は朝の4時に目が覚めました。携帯で時間を見て、ニュースを見て、今日は13日。そうか、先月の13日に手術したんやな・・・・。
そう、10月13日朝、寝てるか寝てないか うつらうつらしている状態のまま朝を迎えました。痛みはずーっと続いてます。ずきずきして、ちょっと動かすと、骨がずれているので激痛が
朝食を出されても食欲はありません。手術は17時半から予定と告げられました。前日、Dr.Nから3時間ぐらいだろうねって言われていたので、ベッドに帰ってくるのは21時頃か。
昼前からオペの事前措置として点滴をします。水分も12時以降はとれません。あまり飲みすぎると吐くそうです。点滴の一滴一滴が落ちるのを見ながら、早く手術してくれ、痛みが少しでも早く終わってくれという気持ちと、痛いんかな?どんなんかな?っていう不安とが入り混じり複雑な心境です。
そんな時、手術室の看護師Kさんが現れ、不安なことや心配なことがあったら言ってねと優しく微笑んでくれます。ありがたい。でも、でも、不安 & 痛い!痛い!
で、急きょオペ開始時間が早まりました。14時半からと告げられ、あわただしくなってきました。妻に早く来てくれ、時間が早まったとメールで連絡しました。いよいよか?不安感もありながら、どんな感じなのか興味が出てきて、ちょっとわくわく感がでてきました。俺って おかしい?
ベッドで、手術着に着替えます。肩から腕にかけてボタンで留めます。ボタンをはずすと体半分がすぐにさらけ出すことができます。それとT字帯というものを付けます。これは、そう、股間にパンツの代わりに履くもので、ふんどしの現代版みたいなやつ。手術の翌日まで尿道に管を通すのでそれを履くんですね。ちんちんに管を入れる。オペの際にはこうすることは知っていても、いざ自分がとなると、痛そうだし、ちんちんさらけだすの?恥ずかしいっておもうよね。こんなお粗末君を・・・。でも、これも仕方ないです。恥ずかしいなんて言ってられませんからね。さ、用意はできました。
準備ができたところで、看護師が大勢きました。ストレッチャーに移動し、病室から手術室へ向かいます。寝たまま廊下の天井を見ています。TVや映画でみるあの光景。今、自分が・・・。手術前の家族控室を横目で見ながら、妻が、頑張ってね と言ってくれ、うなづきながら、手術室のドアが開き、ひんやりとした空気が漂う別世界に入りました。
続きは次回に。 いよいよオペです。