2005-08-25 / 連載/昔の彼女・・・
ルミエル会の夜。
ルミエル会の夜。
楽しく、エヴァを語り合い、絶頂期に電話が鳴りました。
「鳴らない電話」なら良かったのに・・・
『今、何処にいいるの？』
「梅田で飲んでるの？会社の人？」
「あぁ・・・そだよ。」
『心臓がドキドキして苦しいの。左手が痺れておかしいの。』
「一体どうしたの？具合悪いの？」
『私、このまま死んじ . . . 本文を読む
2005-08-19 / 連載/昔の彼女・・・
携帯の中の彼女【22】
約束の日はやってきた。
僕は、この日を待っていた？
今まで、待ち望んできたこと？
そうなのだろうか？
時間経過が分からない。
ホテルの部屋。
ぎこちない会話。
緊張。
感じたことのない尽きない欲望、
溺死してしまった心、
自分自身への嘔吐、
その日を境に、変わっていく関係。態度。
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2005-08-05 / 連載/昔の彼女・・・
携帯の中の彼女(知子のメール）
私と別れたことを一生覚えていてください。
辛く悲しい現実を覚えていてください。
あなたのように強くなれない。あなたのように生きてはいけない。
本当に大切なものを失うと人は笑えないし、泣けない。
何にもしたくないし、外にも出れない。もう笑えないんだよ。
手紙を書いても気持ちは何も救われない。他の女性は . . . 本文を読む
2005-08-05 / 連載/昔の彼女・・・
携帯の中の彼女(ひいろメール）
今も、手の震えが収まりません。
どうか、僕を助けると思って、電話に出てください。
あなたが大切にしてきたものを、今回のことで踏みにじるようなことはしないで欲しい。
あなたは、今、僕がどんな状況かよく分かるよね。
本当に大切にしなければならないものが何であるのか今まで散々考えてきたはずです。
僕には、 . . . 本文を読む