ヨンファガン

韓国映画の紹介

愛なんていらない

2007年02月12日 | 韓国映画(あ行)
愛なんていらない★★★

CAST:
  キム・ジュヒョク(ジュリアン)
  ムン・グニョン(ミン)

愛など信じないカリスマホスト、ジュリアン、刑務所から出所して
また派手な生活を送る事を望んでいたが、彼には莫大な借金が
あった。1月後に返済しないと命の危険さえあった。
そんななか、死んだ舎弟の携帯電話を使っていたジュリアンに、
ある弁護士から、その舎弟の大富豪の父が最近亡くなり、遺産を
もらえる話が来た。舎弟になりすまして遺産をせしめようとする彼
の前に現れたのは舎弟の妹で、愛を信じない盲目の少女だった。

日本の連続ドラマ「愛なんていらねえよ、夏」のリメイクらしい。
観てなかったから内容は知らない。そんなにヒットしたのか?
10何時間あるドラマを2時間程に縮めるとこうなるわな。という
飛び飛びの展開。
主役2人が「愛なんていらねえよ。」と言ってたのは、最初の30分
程度で、後は「愛いるいる。」満載。・・・何か違う。
ムン・グニョンはよかった。序盤の青い硬さのある表情や、その後
の一転して柔らかい表情や甘えた顔など、細かい表情がとても
よかった。作り過ぎなとこはちとあるが。
対してキム・ジュヒョク。何だ、この男は?
カリスマホストの役なのにカリスマ無し、2枚目でもない。
ただのナルシストなヤクザにしか見えない。しかもムン・グニョンと
並ぶと親子に見えるおっさん臭さ。誰がこいつを出した?
この男が作品の雰囲気をぶち壊した。
そしてラスト・・・。ため息が出た。あまりのくだらなさに。
その前までの展開が全てぶち壊しになっていて悲しかった。


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