お姉さんが行く

お姉さんが行く★★★

ＣＡＳＴ：
　　コ・ソヨン(ジョンジュ現在)
　　チョ・アン(ジョンジュ１２年前)
　　イ・ボムス(テフン現在)
　　ユゴン(テフン１２年前)
　　イ・ジュンムン(ハニ１２年前)

ジョンジュは３０歳になる、ファッションデザイナーの雑用係。
高校生の時に初恋の相手ハニからこっぴどく捨てられた傷が未だに
癒えていない。自分の人生が最低なのはそのせいだと思っている。
そんなある日、突然自分のパソコンを使ってタイムスリップができる
ようになったジョンジュ、彼女が向かったのは当然、高校時代。
そこでハニではなく、今は実業家として成功していて、自分に恋して
いたテフンと昔の自分をくっつけようとするのだが・・・。

俺が考えるタイムスリップ映画の決まり
①主人公が本筋に関係ないところで歴史を作ってしまう。
②主人公が奮闘すればする程、展開がおかしな方向へ向かう。
③誰か１人は、主人公が未来から来た事に気付く。
④監督は途中で時間のつじつま合わせを諦めたりしない。
①～③までは、ちゃんと押さえられていたが、最後の④が・・・。
監督が諦めたのか、最初から適当なのか、終盤までに物語の根本が
破綻した。それで一気に醒めた。
監督はバックトゥーザフュチャー３部作を１００回観てから、もう一度
この作品を作り直す事。あと時をかける少女も１００回観ろ。
それと何故初恋がハニではなく、テフンじゃないと駄目なのかが全く
納得できない。
そしてラストに到っては意味不明。強引にも程がある。
深く考えなければ、ま、いっか。と思える程にはＢ級的なのはよし。