風下に置いて下さい

　６月２４日　山田ダム　西川さん　５０６

　どやさ！

　西川さん、おめでとうございます！

　さあ、今回は冒頭にえーもん見てもろうた事やし、ちゃちゃちゃっとブログ書いて早よ寝よっと、５時に起きてサッカー見なあかんし…このブログが読まれる頃には、もう皆さん結果を知ってますよね…

　前回の釣行は、自分としては満足な結果だったのだが、先輩の釣友から『釣れてる時は、ハリスを太くしないともったいない』と最後のバラシについて指摘を受けた。やや自覚していたところだったので、いたいとこ突かれたなーと思った次第。しかしそこは天の邪鬼な私、『細ハリスで釣ったろやないかい』ゆうても１号ですけど(笑)

　よっしゃ、やったるで！と到着したダムサイト。車から道具を下します。その日の釣りに合わせて、エサや道具類を入れ替える事もあるので、一応へらバックと竿ケースの中身を確認します。出掛ける前に確認しろよ　

　うわっ、ウキケースがないっ！山口作、小川作、三宅作、西川作オールスター勢揃いのシズ食うバージョンのケースが…　言わんこっちゃない　あれがないと今日の釣りが成り立たない。前回のブログを書く際に、ウキのサイズを計る為に、部屋に持ち込んで、そのままにしていた。　へら師の風上にも置けないヤツだ

　あと残っているのは、シズ乗らないバージョン、乗っ込みバージョン、底釣りバージョン、ナイターウキ。乗っ込みバージョンの中に、唯一使えそうなペレダンゴ用のウキがあった。なんとか、思い描いている釣りが出来そうだ。これが後にあの様な結果をもたらすのだから、これを怪我の功名と言わずしてなんというか、本中華！

　ダムサイトに下りて行くと、なんと私の貸切。ポイントは選び放題、さてどこに入るか？少し迷ったが、足は自然とリベンジを果たすべく、前回のポイントへと向かった。釣り台をセットし終わり、残りの道具を取りに戻ると、そこへ“いささか先生”の車が到着。私はステージ左で、“いささか先生”は、みかん畑に陣取り、それぞれ早朝時合いに向けて、ナイターウキを使って釣りを開始した。

　夜が明けると、ぼちぼち他の釣り人も姿を現す。『隣入らせてもらっていいですか？』『どうぞ、どうぞ。』『最近どないですか？』『５人に１人、１日１枚ってとこですか(笑)』

　さて、いよいよペレダンゴ用ウキの登場。シズの乗りは前回使ったウキとほぼ同じ、エサはもっと背負える感じだ。これなら問題ない、節が短い分小さいアタリにも手が出しやすいかもしれない。

　釣り開始と同時に、反応し始めたブルーギル。アワセの練習さと自分自身にうそぶきながら、全てのアタリに積極的に手を出して行く。その内、気持ちブルーギルの反応が大人しくなる。チャンスか？それまで、ピット１.２５本位のタナで打っていたのを、ウキ１本分深くした。そこから３投目。

　竿の長さも仕掛けもエサも、ウキ以外は前回と全て同じ割愛する。

　そこから３投目。アタリの出方もまるで同じだった。ただ一つ違っていたのは、１号ハリスは切れなかった。考えていたのは、最初の一撃でこちらが主導権を握る事。

　心の中で小さくガッツポーズ！

　６月２３日　８時半頃　山田ダム　４７５


　これが、出会い頭の１枚でない事を、両目を開けて証明したかったのだが、そんなにあまくなかった。

　翌朝、５時過ぎに目が覚めると、雨が降っている。昨日あんなに晴れていたのに…。あんまり気が進まない中、身支度を整え釣り座に向かった。今日は、昨日から一緒の“ご隠居”と今日からの“日根野のマスター”と“N川さん”と楽しい１日が過ごせそう。

　私の左隣に入釣された“N川さん”が、『昨日の釣れたタナは？時間は？』と誰もが気になる質問を投げかけてこられた。それに答えて、自分の用意を済ませ、数投エサを打ったところで…

　『来ましたでー』と“N川さん”うそやろー…うっわ、デカッ！
　（ﾃﾞｰﾀ：ﾊﾘｽ1.2号、ﾊﾘ上17・下16号 ﾏｯｼｭ主体の白ｴｻ 18尺1本半のﾀﾅ）

　５人に１人、１日１枚。今日は終わったなー…。追い打ちをかける様に、“ご隠居”が雨上がりの快晴は釣れんのよぉー…。

　ところがどっこい、“N川さん”４３を追加。ボクたち、口ポカーン！

　はぁー、もう楽しみは食べる事しか残っていない。今日のお昼も冷やしソーメン。暑い時はこれに限る！昨日から食べたもの、菓子パン４ヶ、ソーメン６束、レトルトカレー２ヶ、大盛りご飯２ヶ、ポテチ１袋。炭水化物オンパレード。釣り台の上で、プゥー！　へら師の風上には置けないヤツだ！

　残り時間、５目釣りでも楽しみましょうか？フナは釣った。ブルーギルは数え切れぬ程。ハスも先程引っ掛かって来た。後は…

　４目め

　バサーに転向ですか？

　５目め　コイでも釣って遊ぼうかと、チョウチンにしたところ…

　なんと、７０オーバー？
　へら師としてのプライドはないのか？へら師の風上にも…

　あーおもろかった！