ワタクシ、不肖平方録はぬくぬく過ごすことを何より好み、服装は短パンにTシャツ1枚をこよなく愛する馬齢を重ねたニッポン男子であります。
そんなニッポン男子はおらん!軟弱ものめっ!と言われても、確かに息をしてここにいるのでございます。
ぬくぬく暮らしておりますから、多少の残暑なんぞは平気の平左、すちゃらか社員(?)なのでございます。
ですから、今年のモーレツ残暑も山の神に合わせて食事をするリビングではエアコンを利かした部屋で過ごしはしますが、食事が終われば自然の風が吹き抜ける部屋へと"逃げ"ますし、夏以外は一緒の部屋の寝室も夏の間は"別居"なのでございます。
ですから、このぬくぬく生活を脅かす存在には人一倍敏感と申しましょうか、兆候のようなものが現れただけで反応するのでございます。
何が起こるかと申しますと、いきなり鼻腔の粘膜のセンサーが曲者を感知するや否や、横隔膜を激しく連続して揺さぶるのでございます。
そればかりではございません。
鼻腔からは鼻水が垂れ流し状態となり、目には涙がにじみ、顔面くしゃくしゃ、ぐちゃぐちゃになって美男子も台無しにされてしまうのでございます。
美男子の顔がひしゃげるくらいならまだしも、これが車を運転中の場合などは全身を揺さぶるくしゃみの連続では危なくてとても運転どころではございません。
おまけに鼻水と涙が垂れ流されるわけですから目は霞むし…鼻水は唇を伝って一部は口の中にも入り込むし、ムズムズするし…
そもそも激しいくしゃみの瞬間ってのは目をぎゅっとつぶるものなんでございますね。
目を閉じて運転なんか…おぉ、クワバラクワバラ。
これ、この反応、寒冷アレルギー的な過敏な反応のようでございます。
ぬくぬくと暮らしているところに、急に忍び寄る北からの冷たい空気に触れたとたん、この反応が出るんでございます。
例年だと、晩夏になると律義にご挨拶の使者とやらがやってきて、手土産に数発のくしゃみを置いていき、9月に入るとその動きを本格化させるのでございますよ。
ところが、今年は律儀なはずのご挨拶の仁義を切る使者の到着もまだなんでございます。
ひょっとして今年から虚礼廃止で使者を送りつけてくるのはやめにしたんでありましょうか。はたまた、まだまだ夏が続くので、使者がやって来るのもまだ先のことなんでございましょうか…
まっ、ぬくぬく暮らしがこの先まだ続けられるってんなら、それはそれで歓迎なんでございますがね。
庭のホトトギスが復活してきた
わが家のホトトギスは水色が濃く出るタイワンホトトギスで、気温の低下とともに色が濃くなる
ホトトギスの脇にはキンミズヒキの黄色い花が
赤いミズヒキとヤブラン
野草のコーナーみたいな一角にヤブランを挟んでミズヒキとキンミズヒキが仲良く咲いている
液体肥料をくべてやったら、また実をつけだしたゴーヤ
今年のゴーヤはサラダ感覚で食べても苦くもなく、おいしかった
いい塩梅に日陰も提供してくれ、今夏は大いに役立ってくれた♪