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平方録

どうやら軽るぅ~く済んだようだ ♪

結局、心配していた副反応はほとんど出なかった。
21日の午後3時半前に2回目のコロナワクチンの接種を受けた後は注射した腕の付け根付近がすぐに痛くなった程度で、それも腕が上がらないというようなひどいものではなく、翌日の夜にはほとんど消えてしまった。
1回目の時は腕の痛みは今回とほぼ同じだが、40時間くらい過ぎたころに頭が痛くなり、さらに悪寒まで感じて、ちょうど昼下がりということもあって昼寝を兼ねてベッドにもぐりこんでしまった。
2時間ほどして起きると、その痛みも消えていてヤレヤレと胸をなで下ろしたものだった。

2回目の副反応はもっと重いものだということは、かねて経験者の口から語られていたことなので心配していたのだ。
強いて挙げると接種から約40時間経った昨日午後、ちょっと外で体でも動かしてこようかと思った途端、言いようのない倦怠感のようなだるさを感じてしまい、ハハァ~ン、これも副反応の一つかと思って、外は暑いことだしなにも無理して体を動かす必要もないので止めて、また昼寝をしてしまった。
このだるさも2時間後に起きてみるとすっかり消えていたから、本物の副反応だったとしたら、随分軽く済んだものだと思う。
やれやれだ。ラッキー ♪

そして心配性のボクはハタとある思いが募ってきた。
その思いとは…
1回目の注射はほとんど痛みも感じることなくあっけなく済んだ。
で、2回目もタカをくくっていたら突然、注射針が刺さっている筋肉部分に得体の知れない圧迫感と同時に強烈な痛みを感じ、思わず腕を引きかけた。
「痛っ!」という声とともに腕を引こうとしたのだが、注射をしている女性看護師が力を入れたので引けなかったが、直ぐに抜かれた注射針を追って血が吹き出し、介添え役の看護師ともども慌てて措置しようとしたがすぐには止まらなかった。

2、3分腕を抑えられ、しばらく強く推しておいてくださいと言われ、従ったが、これは思いがけないことだった。
そして抑えている最中、せっかく注入したワクチンの全部とは言わないが半分近くは流れ出た血と一緒に体外に押し戻されてしまったんじゃあるまいか…
だとすると、ボクのコロナに対する抗体は不完全なもので、十分な効果は期待できないんじゃないだろうか…
何てこった!
まぁ、これはたぶん杞憂の類だろうが、朝から続いていた集団接種で割り当てられた最後の30分の予約だったため、注射する看護師もお疲れではあったのかもしれないが、接種希望者の方はと言えば何事もなく終わりますようにと念じつつ腕をまくっているのだから、最後の1人まで丁寧にやってもらいたいものだと思う。

今日の午前4時のNHKラジオのニュースでコロナワクチン接種が済んだ高齢者の新型コロナ感染率がコンマ以下の極めて低い数値を示していて効果が出ていることが分かった、とちょっと政府のプロパガンダめいたニュースを流していた。
それらを割り引いてもワクチン効果はそれなりにあるのだろうから、ワクチン済みだと言って油断はできないが、ボクにもそれなりの効果がもたらされますように。
そう念じないではいられない。


(見出し写真はわが家のアジサイのそれぞれの七変化中の姿)
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