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平方録

大丈夫だろうか 心配になって来る

我慢して30分まで見たところでテレビの前から離れてしまった。
そもそも、見る側に懐疑的な気持ちがあるせいもあるのだろうが、それを割り引いても57年前に見た開会式のワクワク感も高揚感もなく、画面からは創造性のかけらも伝わってこない展開に呆れた。
トーキョー五輪開会式…準備に長い月日をかけて一体、何をやってたんだ?
これが鳴り物入りのクリエーターたちの仕事なのだとすればお粗末なことだ。
まさか「次のイケニエは誰だっ」って‶首ごっこ〟にうつつを抜かしていたわけじゃあるまいな。

まっ、最後まで見続けての感想じゃないので、これ以上はアンフェアだと思うので止めておくが、予想通り失望した。
誰がどうのこうのというより、日本全体が地盤沈下しちまっていて、どうしようもなく魅力のない国になり果ててしまっていると言う現実が57年ぶりのイベント開催を機に世界にさらされたってことじゃないか。
ソーリダイジンが「アンダーコントロール!」と世界に向かって平然と大ウソをつくような国だもんな。

アンダーコントロールを叫んだ元宰相はえらくご不満で、順守の素振りすら見せずあわよくば捨て去ろうとしているが、その日本国憲法の前文には次のような一節が書かれている。
「(前略)日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。(後略)」と。

最早、「名誉ある地位」など望むべくもないのかもしれない…そんな国になってしまったんじゃないか。


コロナワクチンの2回目接種の副反応も若干の微熱と注射した肩の辺りが1日半程度痛んだだけで済んだので、午後3時ごろ普段のパトロールコースに出てみると片瀬漁港越しの伊豆半島の上に巨大な入道雲が湧き立つのを見た

漁港の西側に広がる片瀬西浜の海辺には大勢の海水浴客が繰り出している

人が多すぎて砂浜が全く見えなかった1980年代の頃とは比べるべくもないが、今夏1番の賑わいじゃないかと思う
東京には緊急事態宣言が出され、神奈川県にも感染予防重点措置が出されているということは、「不要不急の外出を避け、出来るだけ家でじっとしていてください」ってのが政府のメッセージのはずだったと思うのだが、一方で無観客とは言え、五輪を強行開催するという政府の矛盾したメッセージは正確に確実に庶民に届いているということが、この賑わいから見てとれるというものだ💦
オマエこそ何フラフラしてるんだって?
いえ、これはほぼ毎日続けている健康維持のための散歩の代わりに自転車を漕いでいるだけで、許容範囲のことだと思うのですが…ハイ


海の家の正面側に回っても大勢の人がぞろぞろぞろぞろ…

西浜の隣の鵠沼海岸も同様の賑わい

西浜に比べるとこちらは少しばかり風通しがいい

沖には水難事故に備えた巡視船が停泊している

片瀬漁港にはヨット競技を中継するためテレビ局がチャーターした遊漁船が数隻入港し、舳先に設置したテレビカメラを調整していた

遠隔操作で自在に動かせるようになっているらしい 
地元の海が映るなら、中継を見てみよう かな♪
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