はなはだうかつなことだが、昨日の休日を「みどりの日」だとばかり思いこんでいた。
今年に限ったことではなく、これまでずぅ~っと…
ひょんなことから「昭和の日」だと気づかされ、「いったいいつから…」とググってみると、2007年からだというから既に18年も経っている。
この間「昭和の日」だなんて、ついぞ意識したこともないのだから何をかいわんやではないか。
かつて昭和の時代、4月29日は「天皇誕生日」で祝日だった。
崩御後、大型連休前半の飛び石の一つとして残すことになり、名称変更で誕生した「みどりの日」という呼び名は季節にふさわしく、緑に関する様々なことに思いを馳せるのにちょうど良く、わざわざ変更しなければいけない理由もなかったように思う。
ウィキによれば制定趣旨は「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」ということのようである。
なんのこっちゃ、という思いだが、振り返ってみれば、平成の時代になってしばらく断ったころから、"昭和は良かった"と懐かしむ政治家が跋扈し始め、自民党を中心に昭和を顕彰しようという機運が高まるが、右傾化のにおいをかぎ取った人々からは疑問の声が出て物議をかもしたことがあったのを思い出した。
日本史上、類を見ない戦乱を引き起こし、日本だけならまだしもアジアの国々を侵略して数多の命を奪った"地に塗られた昭和""帝国主義の日本"を、わざわざ国民の祝日にしようというのだから、隠された意図などというものが無いとしても、わざわざ変える必要なんかないのに…というのが、当時のボクの受け止め方で、それは今も変わらない。
穏やかに「みどり」に染まり、「みどり」を思う日で何の不都合もないし、そもそも「みどり」を思うことは「国の将来に思いを致す」ことでもあるのにな。

ヤマボウシの花が咲いた

kれいな星形が並ぶ

花びらのように見えるガク片の先端が薄っすらとピンク色に染まったものも

庭には2本のヤマボウシがあり、こちらは別の1本

もう一つの木のものより星形がスマート

今朝の「空蝉」 その1

その2