気にはなっていたのだが、あれから9日も経ってしまっていた。
バラの冬支度以外、特段忙しくしていたわけでもなかったが、気が向かなかった。
それが急に思い立ったのは、さすがに「その後」が気がかりだったことと、バラの世話で庭に出るのには少し寒すぎるし、ならば散歩でもしてそのついでに…と思ったから。
1月6日の拙ブログ「おぉ♪」で紹介した近所の運動公園のカワヅザクラのツボミ。
行ってみると一輪だけだったが、寒風の中でやや縮み加減にだが、咲いていた♪
縮み加減と表現したのは、花びらの先端がピンと伸びきっていないで、ややかじかんだ感じになっていたからだが、見た瞬間、これは寒さのせいかなと思ったが、もしかしたらまだ開き始めだったのかもしれない。
この間、暖かい日もあれば随分と寒い日もあったから、もしかしたら花びらが開く前に寒さにやられてしまっているんじゃないかと思っていただけに、「おぉ♪」という気分で「無事だったか♪」と、なんだかとてもホッとさせられた。
もしかしたら一輪だけの狂い咲きかと思いつつ、他の枝などを丹念に見てみると、後を追うようにいくつものツボミがほころび始めていて、中には表面に薄っすらとしたピンク色が差しかけているものもあり、もう数輪が咲けば堂々たる「開花宣言」も可能だろうと思われる。そんな情勢である。
ものの本によれば、カワヅザクラの花期は通常、2月~3月上旬だそうで、稀に早い年には12月に開花することもあるというから、暖冬予報も出ていることだし、特段驚くほどの事でもないのかもしれない。
とはいえ、人間が寒さに縮こまっているような時に咲き出し、それを目の当たりにした瞬間の感想はやっぱり、様々な思いを込めた「おぉ♪」が相応しい。
寒風の中に開いた一輪のカワヅザクラに背中を押され、こりゃぁ縮こまっている場合じゃないなと、家に戻って最後まで残っていたつるバラに寒肥を施す作業をし、去年の暮れから続けていたバラの冬支度をすべて終わらせた。
遅い昼ご飯に作業終了を寿いで赤ワインを飲んだら午後は全く使い物にならなくなり、コタツのシミになってしまった。
それもまた良し…♪
サイタ サイタ サクラ ガ サイタ … カワズザクラ ガ サイタ♪
こちらのツボミもほころび始め…
こちらは次の次かな
薄っすらとピンク色が差し始めたつぼみも
仲良し3兄弟もスタンバイ
20mほど離れたソメイヨシノのツボミはまだ冬眠中
昨日の富士山