メイストームが去って久し振りの青空が広がった。
ただし"2日間限定"で、その後は「晴れマーク」のない、ぐずついた空模様が続きそうだというので、何はともあれ久しぶりのパトロールに出かける。
「何はともあれ」で行くのならコースは定番中の定番、湘南海岸自転車道は欠かせない。
ただし、南寄りの風が強く、吹きつける強風は時折10mを超えていたようである。
海辺は陸地よりも強い風が吹きつけるので、ちょっとためらったが、10mを超すような強風は何処を走ったって大差ないだろうと、海へと向かう。
自転車道の堆砂も気にかかる。
果たしてスイスイ走れるだろうか…
テリハノイバラはもう咲き始めただろうか…

片瀬西浜に強風で吹き寄せられた波が押し寄せる

晴れてはいるが霞んでしまっていて富士山はおろか箱根連山、丹沢の山並も見えな

浜辺ではもう海の家づくりが始まっていた

案の定、自転車道にはあちこちに堆砂ができ、いちいち自転車を降りて押さなければならなかった

海が見えないくらいに盛り上がった砂の山があちこちに…

このあたりはかろうじて砂浜の内側で堆砂の山が止まってくれている

砂が作り出す造形美というのだろうか…

場所によっては乗ったり降りたり、まるで尺取虫

砂浜を潮風に強い植物で覆うと飛砂防止に一定の効果がある

このあたりでは3月ごろにハマボウフウを植える作業をしていた

ハマボウフウの花

別の場所ではハマヒルガオの群落があり飛砂防止に一役買い、咲いた花が目を楽しませてもくれている

理由は不明だが、今年は去年より群落が貧弱に見える

テリハノイバラはまだだったが、ハマエンドウがまだ咲いていた

11:40 相模川を渡る 気温25℃

富士山のふもとを立った川の流れが太平洋にそそぐところ

湘南大橋を渡って相模川右岸堤防の上の道路を北上すると湘南ベルマーレの練習場がある

この写真を撮っていたら広報を名乗る若い男が近寄ってきて「今日は完全非公開なので写真はご遠慮ください。立ち止まるのもどうかお控えください…」という
「何言ってんだこんなに開けっぴろげの場所で練習していて、非公開もへちまもあるか」と冗談交じりに返すと、「ですよね、無理ですよね…」と人のよさそうな顔で済まなそうな顔をした
それで、日曜日の試合では間もなく喜寿を迎える山の神が嵐の中ずぶ濡れになって応援したのに、ふがいない試合で格下に負けてカンカンに怒っていたぞ、と言ってやったら「えっ、そうだったんですか…、ありがたいことです」と
元選手だそうで、俺も高校時代はサッカーやってたぞ、数年前のベルマーレの社長の〇〇は高校の後輩だ…などというと、いろいろ話が弾んでしまい2~30分もサッカー談議になってしまった
付け加えると、非公開の理由は水曜日(今日)に予定されているカップ戦に備えて戦術を繰り返し確認しているので「秘密」なんだとか
「今いいところまで来てるんです。明日の相手はFC東京なんで…」と暗に「勝てる」と言いたげだった
格下に負けるチームがなんだよ…と思わないでもないが、頼むぜ!

寒川取水堰のある神川橋までは追い風を受けて最高速度は時速35㎞にもなった♪

長い参道を走り

しめ縄の立派な寒川神社に参拝する

しばらく走り、茅ヶ崎市と藤沢市の北部に広がる田園地帯に出る

「コメは買ったことがない」などとぬけぬけ言うアホが大臣の椅子に座る間抜けさ

水田地帯に面して県立里山公園があり、季節外れのコスモス畑になっていた

去年秋、ここにコスモス畑があったが、そのこぼれ種で発芽して咲き始めたのだろうか
それにしたって季節は今、まだ初夏だぜ…

ナタネ科の黄色い花なども混じり、ちょっとワイルドな花園になっていた♪
というわけで走行距離は52㎞だった