明日までの予定で首都圏4都県に出されている新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言がさらに2週間、再延長されることになった。
個人的なことを言えば、去年初めて緊急事態宣言が出されて以降、ぶらりと焼鳥屋に立ち寄ることは絶えてなくなったし、電車やバスにも乗らなくなった。
お陰でスイカのチャージの仕方も忘れちゃったかもしれない。
散髪だってこの1年間にたった2度しか行っていない。それも、どうにもうっとおしくてたまらず、おっかなびっくり…
繁華街など近寄ったこともない。
でも家の中でじっとしているかというとさに非ず。
天気が良ければ宣言下であっても自転車で海沿いの道路を突っ走って来るし、自転車日和でなければ最低1時間は車の通らないのんびりした道を散歩してくる。
罪を犯して独房暮らしを強いられているわけじゃないんだから、これは精神の安定に欠かせず、だれが何と言おうと譲れない。
難点は友人との行き来は途絶え、一緒に美味い酒が飲めなくなったことで、これだけはいかんともしがたく、考えると気が滅入る。
まっ、そんなわけだから緊急事態宣言が出されようが、ひっこめられようがボクの日常はコロ公仕様になっているので何ら変わらず、傍から見れば「自粛」「自粛」一辺倒の生活に変化はない。
強いて上げれば、こういう緊急事態宣言下で注意深く生活しているであろう多くの同胞たちをしり目に、どう日々を過ごすと見事に?感染するのかを後学のために教えてもらいたい。
治療費は税金で賄ってんだ、他山の石くらいにはなってもらわなくっちゃ。義務として公表してもらおうぜ。
それにしても政府は何やってんだ!
昨年末の第3波から続く対応で「Go to トラブル」の中止判断の遅れ以降、ガースが取る対応のことごとくが後手後手で、「勝負の3週間」なんてお題目を唱えた時もあって、ねじり鉢巻きで取り組んでも感染は収まらず、今度はついに「瀬戸際の2週間」だってさ。
瀬戸際の政権運営…の間違いじゃないのかね。
総務省で起きている問題には惨憺たるものがあるし、ガースが無関係とは言わせない。
そんなことも含めて、今度しくじったら内閣総辞職してもらうしかない。
第一、瀬戸際って言うならその処方箋を示せよって、誰もが思うだろう。
並んだメニューはこれまでの焼き直しばかりじゃないか。
それでどうやって瀬戸際から抜け出せるんですかい、お代官サマ。
ダメだったから瀬戸際まで追い込まれたんだろうに。
もう一つ付け加えておきたいのは、2週間後にどうなっていたら宣言を解除するかって指標だよ。
正直言ってよく分からないんですけどね。
何となく…ずるずる…ですか? それじゃ末期症状だよ。
そうか、五輪も何となく…ずるずる…このまま開催に雪崩れ込んじゃおうってこと?
(見出し写真はわが家のスイセンとクリスマスローズ)