平方録

蔵の街を散策する

今日26日は小学校4年生になった姫の運動会。応援のため宇都宮にやってきた。
4年続けてリレーの選手に選ばれていて「絶対見に来てよ」と念押しされているのだ。
4年生が走るリレーは高学年の部なので競技は大トリ。一番盛り上がる瞬間なのである。
前泊して備えているのだが、栃木市に寄って蔵の街の雰囲気を味わってきた。



メーンストリートにはまだこうした家並みが随所に残っていて、独特の雰囲気を醸している。右の家の屋根には植物が根をおろしている


ビルに挟まれちゃって、これでは如何にも窮屈そう








栃木駅前から伸びるメーンストリート沿いと、この左手奥の巴波川のほとりを中心に蔵を含む昔ながらの家が点在する


それにしたってよく残っているものだ






このカーブした道は江戸から日光東照宮へ向かう例幣使街道だった道。ここはメーンストリートではないが、やはり古い家並みが残っていて保存地区に指定されている








こちらは堀に囲まれた旧栃木県庁。宇都宮に県庁が移るまでここに置かれていた


巴波川沿いには遊歩道があり、川沿いには古い建物が並ぶ


巴波川には遊覧船が浮かぶ


塚田屋という木材回漕問屋。120mも続く黒塀の中に歴史的建造物がひしめく
この町は江戸までの水運に恵まれ近郷近在の木材や米などがひっきりなしに運ばれて栄えた
ちなみに江戸までは3日3晩かかったそうだ
この回漕問屋は浮世絵師喜多川歌麿のスポンサーでもあって、歌麿はしばしばやってきて制作にも励んだという




み〜んな塚田屋


ボクも舟の人となる


乗船券売り場の大きな張り紙がこれを進めていたのだ。ドイツからはるばるやってきた


船が動き出すと餌をくれるものと思ってコイが伴走してくる


最後に船頭が舟唄を大きな声で歌うと岸辺から観光客の拍手が届くことも


まだまだこういう家並みを見ながら駅に向かう


栃木駅はJR両毛線と東武鉄道日光線が乗り入れる


昼に食べたちたけ汁蕎麦。「ちたけ」は栃木県民が好むキノコだそうで、汁には湯葉も入っているが季節がずれているからだろう、キノコの香りは立たずスポンジみたいな食感だったが、それなりに味わえた
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