隣町の辻堂の海沿いにある気象庁のアメダス記録計によると、今朝午前4時の気温は何と20.6℃ ‼
すんでのところで20℃を割るところじゃないか。
寝ぼけ眼でベランダに出てみると、雨が止んだ直後らしく空気は湿ってヒンヤリしていて、モロ出しの素肌には肌寒いったらありゃしない。
まだ8月だぜ!一体全体どうなってんだ?
今年の夏は長~~~ぃんじゃなかったのかい…
秋の花はどうかな…と長谷の光則寺をぶらりとのぞきに行ったのは、残暑を意識しての事だったのに…
鎌倉でもけた外れに観光客の多い大仏と長谷寺の間に挟まれた光則寺はいつも静まり返っているのがイイ
初夏のカイドウはつとに名高いがシュウカイドウもあちこちに咲いている
白いものも咲いている
何の花だろうと草取りをしていたボランティアの人に聞くと「詳しい女性がいる」と呼んできてくれ「少しの間を置きつつもゲンノショウコですす」と疎受湯してくれた
どこか高山植物を彷彿させるような神秘を湛えた佇まいに、もっと珍しい名前を期待していたのだが、な~んだ…という気分
そんなわけで別な場所で見つけたこの花は同じ種類の赤花だとすぐわかる
ホトトギスが咲き始めていた 「わが家にも1輪咲いている」と山の神が言っていた
まだ初々しいヤブラン
となるとこちらはヤブランの年増か…
背を向けていたがキツネノカミソリに見えた
ワスレグサでくくられる品種の中のカンゾウの一種だろうか
ギボウシだろう…
葉っぱを見るとやっぱりギボウシかと…
近くに寄れない距離に1輪だけ咲いていたが、はて、なんだろう
ミソハギ
縁取りが愛らしく、水色が如何にも涼し気なメガネツユクサ
何の花だか、誰かにかじられて…
昨日紹介したスズムシバナ
かくして、光則寺の庭はまだ夏の名残が随所に残り、忍び寄る秋をはねのけているように感じられたのでございます。