その名残なのか続きなのか、今朝は起き抜けにやけに寒いなと思ったら、外気温は氷点下0.1度だった。
トイレに起きて戻ってくるといつもの起床時間だったので、そのまま着替えようと思ったが寒すぎてもう一度暖まってから…と思ったら結局布団の中で25分もグズグズしてしまった。
寒い冬というのはまったくもって面倒な、効率の悪い季節である。
3が日を過ぎてわが町に再び交通渋滞が戻って来る。
狭い町の真ん中に位置する神社や点在する寺々に大勢の初もうで客が訪れ、その初もうで客の車で身動きが取れなくなってニッチもサッチもいかなくなり、ついには市民生活にも影響を及ぼすようになったのがきっかけで市心部への交通が大幅に規制されるようになったのだ。
大晦日は午後11時から、それ以外の2日間は午前9時から午後5時までバスとタクシーを除く車両は全面通行止めになる。
今から30年位前のことになるだろうか。
こんな規模で規制が敷かれる町は全国でもここだけだろう。
お陰でというか、怪我の功名と言うか、3が日市内を自由に走れるのはバスとタクシーだけだから、バスに乗りさえすれば「この街はこんなに小さかったっけ」とびっくりするくらいに目的地にあっという間についてしまう。
普段は4、5キロ程度なら歩く方がずっと早いのでスタスタ歩いていくが、3が日こそバス利用である。
ゆえに3が日のスイスイを味わっている地元の人々はしみじみと口々にするのだ。
「私たちは普段歩かされるのを不便に思っているけれど、歩くことで随分と健康に役立っているのね。これも渋滞のおかげだわ」と。
そう、渋滞の道路で狭い車内に閉じ込められて窮屈そうにしている人々をしり目に、この町の住人たちはお節の食べ過ぎとお屠蘇の飲み過ぎで緩んでしまった肉体を、今日を機に一気に絞りなおすのである。
よぉっく見てみてくださいよ。この町にデブチンスキーなんて一人もいやしませんから。
ありがとう! 渋滞づくりに協力してくれている皆さん! 懲りずにまたやって来て渋滞づくりに協力してくださいね。
いや、もとい。健康づくりへの協力をよろしく!
モノにはついでと言うことがある。
実際に聞いた話だか夢の中だったのか、お屠蘇の回った脳ミソのおぼろげな記憶を呼び覚ましてみたんだと思ってください。こんな話を聞いたような気がするのですよ。
「アメリカの45代は天才だ。なにしろ5歳にして今と同じ知能を持っていたんだから」
それを伝え聞いた「北の坊や」の側近たちが鼻でせせら笑ったそうである。
「わが首領様こそ超天才である。何しろ今と同じ知能は既に3歳にしてお持ちであられた」と。
恐怖話を書くつもりはなかったんだけど、お~怖っ!
コワイデスネェ~ コワイデスネェ~ ホナ サイナラ サイナラ サイナラ
円覚寺居士林のロウバイが満開になている
円覚寺佛日庵のハクモクレンのビッシリのつぼみが膨らんできた
佛日庵のハクモクレンは「阿Q正伝」「狂人日記」で知られる中国の作家・魯迅から隣に植えられているタイサンボクとともに昭和8年に贈られたものだそうだ
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