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とりあえずなんとなく

アンテナにひっかかったこと、つらつらタラタラ流していきます

偶然にも最悪な……

2004年09月21日 19時32分33秒 | メインスレッド
長野県で起きた連続殺人をご存じの方も多いかと思われます。
僕はいま、大学時代の友達とルームシェアリングしてるのですが、彼も僕と同様長野の出身でして、しかもこの事件の舞台である飯田の出身なんです。さらに悪いことに、逮捕された犯人は昔近所に住んでいて、中学の同級生でもあるらしく……。
これって、えらいことじゃないでしょうか。
僕と直接の繋がりはないとはいえ、巷をにぎわす重大事件としては
これまで類を見ない近さだし、複雑というか、色々考えるわけです。

自分の知り合いが殺人犯になったら、どうなるだろう。

どうにか想像力をたくましくして、思い描こうとするんだけどうまくいかない。
つまり、一度ニュースになったり、報道されたりすることで、
クローズドな世界での近しい他人に対する認識というのは、崩壊してしまうのではないか。
そう思われて仕方ない。
良いか悪いか、その手の認識の化学変化というのは、不可逆反応であることが多くて、
それが、関係の距離感を測るうえでの障害になっているっぽい。

不思議なことに、今回の事件に関しては、
僕も彼らの同級生であったかのような錯覚が既に生まれてしまって、
事件に対する一般的(そんなものが、もしあればの話だけど)な理解がうまくいかなかったりする。