こんにちは。
梅雨が明けて夏本番。
ここ数日は東京も連日最高気温が35℃を超えており、
まさに猛暑といった感じです。
世界的な気温温暖化の影響なのか、ここ数年猛暑が
続いておりますね。
私もこれまでは熱中症の経験はないですが、先週末
からちょっとまずいと思う場面が何度かありましたので、
こまめに水分補給を行うなど、しっかりと暑さ対策を
していきたいと思います。
さて、本日昼過ぎに日銀の金融政策が発表され、追加
利上げと大規模な国債買い入れ減額が同時に決定され
ました。
利上げは、今年3月のマイナス金利政策の解除に続き
今年2回目。
政策金利である短期金利(無担保コール翌日物レート)
の誘導目標を「0~0.1%程度」から「0.25%程度」
に引き上げることが決定されました。
今回の会合で日銀が政策修正に踏み切ったのは、物価
動向が2%目標の持続的・安定的な実現に向け、想定
通りに推移しているとの判断があったようです。
しかし、個人消費が低迷する中での利上げは、景気
悪化を招きかねず、拙速な判断となる懸念もあります。
また、個人では住宅ローン金利が上昇して、返済の負担増
になるほか、企業の資金調達コストも上昇することから、
現在の緩やかな景気回復に水を差す可能性もあります。
一方で、現在米国では利下げ観測が高まっており、9月
のFOMCで利下げに動くようであれば、日米金利差縮小
の観点などから、現在の歴史的な円安基調に終止符が打た
れる可能性があり、国内の輸入物価の下落に繋がる可能性
もありそうです。
ただ、今後円高が進んで輸入物価が下落したとしても、末端
へ価格転嫁が進むには時間が掛かるため、我々が物価下落
の恩恵を享受出来るようになるのは、まだまだ先かもしれ
ませんね。
それではまた・・・・K