【北辰物産D-station】スタッフの声

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注目の4月米PCEデフレーターは、今夜21:30発表!

2024-05-31 12:12:03 | 相場情報

商品先物取引のリスクについて



こんにちは。

5月21日に沖縄・奄美が梅雨入りしました。

日本気象協会の発表によると、関東は平年並みとのこと
ですので、6月7日前後になりそうです。

梅雨入りに先駆けて台風1号が発生し、既に温帯低気圧に
変わったようですが、各地に雨をもたらし、現在の東京も
小雨交じりで冴えない天候となっております。

毎年訪れるものではありますが、梅雨の期間は気分も
滅入りますね。

さて、本日21時30分には注目の4月米個人消費支出(PCE
デフレーター)の発表が行われます。

本統計は、米連邦準備理事会(FRB)が米国の金融政策を
決定するうえで重視する非常に重要な物価統計になります。

現在、米国では年内の利下げ開始観測が後退しており、政策
金利高止まりの長期化見通しにより、ここ最近米国の長期
金利が再び上昇しております。

5月16日に史上初めて40,000ドルの大台に到達するなど、
堅調な動きを続けてきたNYダウは、金利高止まりによる企業
業績悪化への懸念などから反落し、30日には一時38,000ドル
割れ寸前まで下落するなど、8営業日で約2,000ドル下落
しております。

ドル建て金価格も、米長期金利の上昇やドル高が嫌気されて
20日に史上最高値を2,450.01ドルまで伸ばした後、売りに
押される展開となり、30日安値2,322.56ドルまで100ドル
以上も反落しました。

ドル建て金下落の影響により、株式会社大阪取引所で上場
されております金標準取引先限価格も、20日に史上最高値を
12,283円まで伸ばした後高値修正となり、30日には一時
11,747円を付け、同高値から536円下落しました。

米国株や国内外金価格がこのあと調整色をさらに深めるのか、
再び史上最高値更新に向けて上昇を再開するのか、米国の
金融政策の行方が鍵を握りそうです。

来週は週末に5月米雇用統計の発表も行われますので、FRBの
金融政策決定に大きな影響を及ぼすこれらの指標、統計の
結果は要注目です。

なお、これらの物価統計、経済指標の結果は北辰物産ホーム
ページでご確認いただくことが出来ますので、是非ご参考に
してください。

【北辰物産ホームページはこちら

それではまた・・・・。(K)












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