こんばんわ、SSです。
本来は火曜日に執筆しておりますが、今回は番外編。
何といっても今宵の話題はFOMCに尽きるでしょう。
日本時間の18日午前3時に同委員会の声明発表が
あります。そして3時30分からはイエレン議長の
記者会見がありますので、その時間帯は相場の動向
に要注目です。
また、今晩はFOMCの政策金利の発表の他に、住宅着工
件数、建設許可件数、新規失業保険申請件数、フィラ
デルフィア連銀景況指数の発表も控えています。
もしかするとFOMCの発表を前に、フライング気味に
動いてくることもあるかもしれません。
利上げに動いてくるのか否かに注目が集まっていますが、
もし仮に利上げを行ったとすると、当然、新興国の通貨
が下落し、円が買われることにより円高が進む。そして、
資本の流出が懸念され、先日から話題となっている中国株
がさらに下落する可能性があります。
中国株が下がれば、当然この間のように日本の株式だけでなく、
世界的な同時株安が再度引き起こされる可能性があります。
株価下落による世界同時多発的な景気減速が発生し、原油を
中心とした商品価格が軒並み下落する場面が出てくるかも
しれません。
当然こうしたシナリオはFOMCのメンバーも容易に想像している
と思いますので、どのあたりを落としどころとするのか。
アメリカの利上げ一つで世界経済を大きく動かすだけの影響力
がありますので、理事会もそう簡単には動けませんよね。
個人的には今回の会合での利上げは無いと踏んでおりますが、
もしものもしもまで考えて、動いていく必要がありそうです。
また、日本国内においては週末からシルバーウィークに突入
ということで、週明けは24日からの取引となるため、リスク
管理は十分過ぎるほどの対応が必要となるでしょう。
ということで、市場はアメリカのFOMCの動向に神経を尖らせる
一晩となりそうです。
ということで、SSでした。
来週火曜日は国民の休日でお休みとなります。
それではまた再来週！！
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