お世話になっております。
私の近所、通勤途中に銀杏(銀杏)並木があります。
その当たり一面、黄色く染まっている風景が季節の移り変わり、
そして、いよいよ、ここ関東地方でも本格的な冬の到来を感じさせます。
さて、月曜日も担当は「G」です。
(2営業日連続ということになりますが・・・。)
国内経済は、緩やかながら息の長い好景気が続いおりますが、先月、遂に
これまで1965年から1970まで続いた戦後最長の「いざなぎ景気」を超えたそうです。
確かに経済指標が発表される度に法人企業統計、設備投資、機械受注など
企業に関する指標はかなり好転しているようですが、
翻って、個人の消費関連指標はどうか?
10月の消費者物価指数=CPI(総合指数)を見ても前年比0.4%とまだまだ、低調です。
雇用情勢は、改善してきているとのことですが・・・。
個人消費が物語っているとおり、世間的にはあまり、景気の良さを感じている人は
然程、多くないように思われます。
為替も先週末のNY市場では、日銀による利上げ観測の後退から、116円台前半
まで、円は前日比で1円程度、下落しております。
本日の東京市場では更に円安が進行し、116円台後半で推移しています。(16時過ぎ)
円安を好感してか、平均株価は先週末比で、110円高で終了しております。
ここで為替や株価の予想をするつもりはありませんが、円安=株価上昇という状況は、
外需依存型の経済から脱却できていないと言わざるを得ません。
米国ではドル高=株高という状況です。日本と逆です。
米国では、利下げ観測が燻っているものの、依然、高い成長率を維持しております。
やはり、私共が好景気を感じるようになるには、内需主導型の経済への移行が
必要不可欠です。
それには、規制改革(緩和)、税制改革、等など様々が課題がありますが、
有効なお金の使い方や制度を変えていく必要がありますが・・・。
世の中、常に変わり続けているのに、それに制度が追いついていない。
常に変わり続けること。それは、「言うは易し、やるは難し」ですね。
個人単位でも同じことが言えるのではないのでしょうか?
では、また。