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株価の見方

2006年03月20日 | 資産運用日記
 はやまぞう御用達の日経文庫の古典的一冊「株価の見方」を読んでみました。1964年に初版が発行、現在6版目のロングセラーのようです。

【アマゾンのブックレビューより】
 配当利回りの見直しや、自社株買い、株主資本利益率(ROE)の重視など、企業の新しい株価政策の取り組みを幅広く紹介している。年金の代行返上や金融機関の持ち合い解消、確定拠出年金の導入など、投資環境の変化からも目を離せません。株価を大きく動かす投資家心理の変化や、外国人・機関投資家の行動など最新の動向についても詳しく取り上げている。

 
 株を持つことのメリット→①配当を得られる ②経営に参加できる ③会社が解散するときに財産分配を得られる 
 株はこの3つのメリットを得るためにあるということを前提に、ある個別銘柄の株を持つべきか否か、またその株をいくらで買えば適正か、ということを考えます。
株価収益率(PER)などから現在の株価をどう考えるか、を学びます。

 また株価が動く原因を考えます。為替や金利、アナリストのレポートや外国人投資家の動きや機関投資家、投資信託などが与える影響を考察します。

 この本で、日経平均先物やオプション取引についてよーく分かりました。実在しないものを、ある金額で『買う権利』と『売る権利』、その権利だけを売買するというふしぎな取引ですが、こういったもので世の中が動いていると思うとなかなか面白いです。

 株を買うに当たって、キホンを学ぶ教科書になるかなと思います。ただ、これを読んで相場に勝てるわけではないですけどね。

 定価830円、一応「買い」推奨銘柄ということで。

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