Days in Hawaii

大好きなハワイでの旅日記です♪

セガワさん

2006-03-07 | Big Island
ヒロでの楽しみの一つが、セガワさんに会うこと。
セガワさんは日系3世のおじさんで、4年前家族でハワイ島を訪れた時に、ナニロア・カントリークラブで父と一緒にラウンドしてくれた方だ。
英語がまるっきしダメな父は1人でプレイすることに不安そうだったけど、ゴルフから帰ってくるとニッコニコ顔でセガワさんとの出会いを話してくれた。
セガワさんと父は同い年と言うこともあってか気が合うらしく、それ以来仲良くさせてもらってる。

セガワさんのご先祖は山口県の出身なので、時々山口弁が混ざる彼の日本語は、聞いていてとても耳に心地いい・・・
でもセガワさんは日系3世なので、日本語を話せる環境には育っていない。
50歳を過ぎて、自分のルーツである日本語を話したいと、独学で日本語を学んだらしい。
もともとカタコトの日本語はわかっていたとは言え、独学で、50を過ぎてからもこんなにきれいな日本語が話せるようになるのか、と感心させられる。
何かを始めるのに年なんて関係ないのね、ってことをセガワさんは実証してくれている。

さて、このセガワさん、実は地元ではとっても有名人・・・
とにかく彼と一緒にいるとあらゆる人が声をかけてくる。
たぶんヒロにいる日系人はほぼ全員彼のことを知っているに違いない、と思ってしまうほど・・・いや、実際に知っているんだと思う。

今回、お互いに時間の余裕がなかったので、会えないかなと思っていたんだけど、セガワさんは前日の夜にカリフォルニアから帰って来たばかりだというのに、翌朝ホテルで一緒に朝食を取ろうと言ってくれた。

叔母達も一緒に、ヒロ湾を見渡すホテルのカフェテリアで朝食を取ることに。
ここでもフロントのお兄さん、ウェイトレスのおばさんが「ミスターセガワ、お元気ですか?」とか「今日はいいパパイアがあるわよ」とか、とにかく色々と声をかけてくれるのだ。
一緒にいる私達もその恩恵に預かり、手厚いサービスを受けることが出来た。
持つべきものはセレブな友なのね・・・ありがたや~(笑)

普段、朝食はあまり食べない叔母達も、日本ではまずお目にかかれない巨大パパイアに舌鼓を打ち、ウェイトレスさんお勧めのオムレツを完食、その上トーストまで残さず平らげていた。
彼女達の家族が見たらびっくりするだろうなぁ・・・

セガワさんもサービス精神が旺盛なので、これも美味しいよ、あれも美味しいよ、と見る見るうちにテーブル一杯に美味しそうな皿が並んでしまった。
朝からこんなに食べていいのだろうか・・・

もう少しゆっくりとセガワさんとお話していたかったけど、この日はコナに向けてのロングドライブが待っていたので、早々に失礼することにした。
帰り際、セガワさんがお土産にと大きなチョコレートの箱を私達に渡してくれた。
ちゃんと人数分、3つ。あ~なんて気が回る方なんでしょ!私も見習わなくては・・・

また近いうちに是非会いましょう!とセガワさんと約束した。
その時までに私のお見合い相手を探しておいてね、と話をつけたのは言うまでもない(笑)
これでヒロに嫁入りするのも時間の問題ね・・・うふふ♪
そのうち故郷~?

ヒロが好きっ!

2006-03-07 | Big Island
私はヒロが大好き。初めてハワイ島を訪れたのは確か1997年だったかな。
当時マウナケア山頂で仕事をしていた友人を訪ねるために、ヒロ空港に降り立った。
マウナケアではまだ未完成だった「すばる」を見学、その寒さとあまりにもSF的な内観に驚いた。まだ鏡が入る前で、まるで工事中の宇宙船のようだった。

その後、ヴォルケーノ国立公園とプナルウの黒砂海岸を見て、ヒロの町をホロホロ(ブラブラ)して宿泊していたマウイへ帰った。
そう、この時のハワイ島は日帰りだった。今思えばものすごい行程だったのね。
連日の激務で疲れていたにも拘らず、よく走ってくれたものだ。大感謝>友人

ヒロと言えば、日本からのほとんどの旅行者は日帰り、または1泊か2泊という予定で訪れることが多いと思う。確かに雨は多いし、きれいなリゾートもないし、コナに比べたらたぶん地味に見えるのだろう。

でも実際のところヒロには見所がとても多い。
ハワイ島随一の名所、ヴォルケーノ国立公園にも近いし、前出のアカカ滝や温泉が湧き出る海浜公園、ハワイ島唯一の動物園(無料)やラン園もある。
とっても美味しいチョコやクッキーで人気のBigisland Candiesも、ハワイ土産の定番中の定番、マカデミア・ナッツのMauna Loa社もヒロに本社がある。

とまぁ、こんなわけでヒロには1週間いても全く飽きることがない。
・・・にもかかわらず、今回はヒロに2泊しかできなかった。
と言うのもオアフ、マウイから同行してくれた友人が先に日本へ帰ってしまったため、途中で日本から来た私の叔母2人と合流し、ヒロにやって来たんだけど、2人ともおん年76歳と82歳と言うばあちゃん達。
この後コナに3泊するのだが、「全部で5泊で十分」と、ばあちゃん達が言い張ったために、しかたなくヒロ2泊で折れることにしたのだ。
(後に彼女達は後ろ髪を引かれることとなる・・・だから言ったじゃん)

このばあちゃん達、実は約30年ほど前に別々にではあるが、ハワイ島を訪れている。
1人は旅行で、1人は茶道の師範としてハワイ大学から招かれて。
そして2人とも今は無き「ヒロホテル」に滞在したのだそうだ・・・羨ましーぃ!
そう言う訳で、ばあちゃん2人は約30年振りのハワイ島をとても楽しみに、はるばる太平洋を越えてやって来た。

さて、ヒロではだいたいナニロア・ホテルに泊まることが多かったが、今回はナニロアからメールの返事がなかなか来なかったために、お隣のヒロハワイアン・ホテルに浮気した。
立地や部屋の広さ、ラナイからの眺望もナニロア、ヒロハワイアンともにさほど変わらないと思った。ただ、ヒロハワイアンの方が少しだけ新しさを感じるかもしれない。

でもなんと言っても、ナニロアには「頂好」がある。
ヒロに来たならここに寄らずして帰るべからず。
ここのエビワンタンスープは胡椒が利いていて絶品だと思う。
あとはハウススペシャル・フライドライスもうまうまなのである。
(注・私の味覚なので保証は無しよ)

何度も言うように今夏、雨の多かったコナとは反対に、こちらヒロ側ではほとんど雨が降らない夏だったそうだ。そのためか、いつもより緑が薄く、花も少ないような気がした。
ヒロでの楽しみの一つ、雨上がり後の大きな虹にもお目にかかることが出来なかった。
でも代わりに、毎朝ラナイからこ~んなきれいなマウナケアを拝みながらの朝食タイムは、正に至福のひと時、叔母達も感激していた。
絶景かな絶景かな

ホノムの町とアカカ滝

2006-03-07 | Big Island
ホノカアを後に、更にヒロ方面へ車を走らせる。
左手に、真っ青な海面と平行に浮かぶ白い雲を眺めながらのドライブ。
右手にはところどころに住宅地が広がり、その間に農地やリリコイの茂み、時に竹林が現れる。

ここでハワイ島に来たなら必ず、寄らなければならない場所を一つ。
Akaka Falls State Park(アカカ滝国立公園)である。

でもその前に、19号線から220号線に入り、ホノムの町へ。
初めてホノムの町(と言ってもメインストリートにお店が10件程度しかないけど)を見たとき、昔の西部劇映画の舞台のようだと思った。
たぶんイシゴ・ストアの外観が昔のアメリカ西部のたたずまいに見えるのかもしれない。

このイシゴ・ストアのおじいちゃんはとっくにパン作りから引退していてるけど、今でもほぼ毎日お店に顔を出しているらしい。
私が立ち寄った日は、週に一度のボーリングの日だとかで不在、残念。
イシゴ・ストアでまず有名なのが「ココナッツ・アンパン」でファンも多い。
今回は目先を変えて「アンマンジュウ」なるものを買ってみた。
見た目はクッキーのようなイングリッシュマフィンのような・・・
食べると、ほのかに甘くて少しポソポソしている生地に、これまた甘さ控えめのさっぱりアンコが良く合っていて、とても美味しい。
強いて言えば、昔の甘食にアンコが包まれている感じかな。

このイシゴストアの並び、町の入り口に近いところに、もう1軒、いつも立ち寄る店がある。
見た目は倉庫みたいで、いつもデカいハワイアンの兄ちゃん達がたむろしていて、一見入りにくいんだけど、そこは勇気を出して入ってみよう。
ここで出している手作りアイスクリームがとても美味しい。特にリリコイ味が一押し!
こうして思い出すと、また食べたくなってしまう・・・
ちなみにこのお店、パンも手作りしているので、サンドイッチ類もなかなか美味しい。
ホノム本願寺もあるよ


さて、いよいよアカカ滝のある公園へ。
時間帯によって駐車場が満車になることもあるけど、しばらく待っていれば大丈夫。
それよりもここで気をつけなきゃいけないのが雨。
このあたりは降水量も多いし、お天気雨も多い。
いつザーッと降ってくるか判らないから、一応折りたたみ傘を持参しておいたほうがいいかも。
でも、今年の夏はコナとは正反対に、異常なほど雨が少なかったこのハマクアコースト。
普段は涼しいはずの公園内も、直射日光がギラギラで暑い暑い!
その上、蚊が多くて困った・・・

途中で、なにやら地元の高校生グループが一心に1本の木に集まって、何かを探している。
何してるの?と聞いたら「野生のマウンテングアバの実を食べてるの~」と言うではないか!
若者に混ざって、おこぼれに預からせてもらった。
初めて食べる野生のマウンテングアバ。甘くてちょっとリンゴに似た味で美味しかった。
1本の木からあまり沢山取ってはいけないと、高校生チームはさっさと別の木へ移動・・・さすが自然と共に育ってるだけある。えらいえらい♪

そして竹林を抜け、一つ目の滝、カフナ滝を見る・・・う~ん、水が少ない。
滝って言うか蛇口からチョロチョロ出てる水みたい・・・いまひとつ。

きれいな南国の花や巨大ポトスを見ながら2つ目の滝、アカカ滝へ。
でも近くに来ても一向に滝の音が聞こえない・・・
もしやここも!?
ありゃりゃ~、水が少ない・・・
こんなにほそ~いほそ~いアカカは初めて。
今年は本当に異常気象だな、と実感した日でした。

 ←普段の水量はこの3倍はあると思う・・・


さて、このアカカのもう一つの見所は実は帰り道にある。
駐車場を出てしばらく下りの道を走っていると、カーブを曲がったところで突然、目の前にどーんと太平洋の青い、どこまでも青い海が広がる。
ここからの景色はまさに絶景!しばし車を止めて見入ってしまう。
・・・写真を撮るのも忘れて(とほほ)

ハマクアコーストの魅力

2006-03-07 | Big Island
今回の旅はお天気に恵まれていた。
今年(2004)の夏は雨が多いと言われていたコナサイドも朝・夕には雨がぱらつくこともあったけど、日中はほぼ快晴で気持ちよくドライブすることができた。

実は今まで一度もワイピオ渓谷に行ったことがなかった・・・普通は最初に行くよねー
でも毎回毎回近くまで行っても、雨に降られて、しかも普通の雨じゃないのよ、大雨や嵐で断念させられてきた。よっぽど縁がないのかと思ってた。
それが今年やっとやっとやっと!その雄大さを拝めることが出来た!

今回はこの日と数日後にワイピオを訪れることが出来たんだけど、両日ともピーカンで最高のお天気!あ~幸せ!
特に2回目の日はさらに快晴で、遠くにマウイ島、ハレアカラを望むことが出来た。
あの角度からのハレアカラもなかなか乙ですな・・・次回は渓谷の下まで降りてみよう。

このハマクアコーストはお天気が良ければ、ドライブに最高の道。真っ青な海と平行に走ることが出来る。
途中、美味しそうなリリコイ(パッションフルーツ)が沢山落ちていたので、車を止めて拾ってみた。車内が甘酸っぱい香りで一杯になった。まるで天然の芳香剤。
ハマクアコーストらしい雲


すっかり有名になったTEXでお昼ご飯を取ることに。
ここはバーガー類が美味しいんだよね、とか言いながらついついメニューボードの「BENTO」の文字に惹かれて頼んだばっかりに、大後悔する羽目に。
う~、チーズバーガーにしときゃよかったよぉ!
あ、でもここで初めて、本物のパニオロ達(カウボーイ)に遭遇したんだ!
3台の大きなトレーラーに馬と牛を乗せてやって来た彼らは、車から颯爽と降りると、本物のカウボーイブーツをカシャンカシャンと鳴らしながらお店に入っていった。カッコい~!
太陽の下で働いている人達特有の、少しシワの多い浅黒い顔にたくましい肩や腕、泥やホコリで真っ黒になったジーンズとボロボロのTシャツ・・・本当にカッコよかった!
本当にパニオロって馬乗って働いてるんだぁ、って当たり前のことに感動してしまった。
次回もTEX寄っちゃおうっと(単純ですなぁ)


ご飯の後は、ホノカアでホロホロ。お目当てのアンティークショップは休みだった、残念。
このホノカアの町もの~んびりしてて大好きな場所の一つなんだ。
でも前回より閉めているお店が多くなった気がして、寂しくなっちゃったなぁと思った矢先に、見てしまった!
ちょうど学校が終わる時間に当たったらしく、校門から大量の子供が流れ出て来た!
ホノカアってちょっと過疎地って言うイメージがあったから、まさかあんな沢山子供がいるとは思ってもみなかった。
しかも周りはお迎えの親達の車で大渋滞!ホノカアであんなに人を見たのは初めて。
すごく新鮮な光景だった、と同時にホノカアの将来も明るいなと思った。
子供たちよ、巣立ってもいつか必ずホノカアに戻って来てちょーだいね
普段はこ~んな感じ

The BIG Island

2006-03-07 | Big Island
ハワイ島はでかい、ほんとーにでかい。

初めてハワイ島を訪れた時、コナ3泊ヒロ3泊で十分だろうと思っていた・・・甘かった。

見逃したところがあまりにも多すぎて、翌年またハワイ島に来ることにした。

それでもまだまだ行きたいところ、見たいものが沢山あって、結局毎年ハワイ島を訪れることになってしまった。

お陰で頭の痛い悩みが出来てしまった。
それはマウイに行くかハワイ島に行くか、それとも両方行っちゃうか、ということ。
マウイだけにすると、ハワイ島に未練が残る。反対も然り。両方行ければ文句なしだけど、その分、1島あたりの滞在日数が減ってしまう・・・どうしよう・・・毎回これの堂々巡り。

だから未だにカウアイには上陸できないでいる(涙)

早いとこマウイでもハワイ島でも、好きな時に好きなだけいられる身分になりたいもんである。


アップカントリーと秘密のビーチ

2006-03-07 | Maui
マウイの中でも特に好きな場所がある。アップカントリーと呼ばれている地域。
このアップカントリーにはマウイの一大農業地と牧草地が広がっている。
特産のマウイオニオンや、美味しい乳製品がこの地域で作られて、オアフや遠くはアメリカ本土に輸出されている。
正確にはどこからがアップカントリーになるのかわからないけど、勝手にマカワオからだと思っている。

このマカワオの少し手前に、とてもきれいな教会が立っている。私は信者でもなんでもないけど、マウイに来たら必ずここに立ち寄ることにしている。ここにはちょっとした思い入れがあるのだ。
何年も前、初めてレンタカーでマウイを周った時に、ふとこの教会に車を止めてみた。
駐車場から教会までの短い距離に、手入れの行き届いた花壇があって、そこには大きくて立派な黄色いバラが咲いていた。
近くにいた日系のおじいちゃんに「とてもステキなバラですね」と言ったら、おじいちゃんは恥ずかしそうに「ずっと前から私が手入れをしています、ありがとう」と言ってちょっとはにかんだ笑顔を見せてくれた。

その後何度かこの教会に立ち寄ったけど、黄色いバラを見つけることも、おじいちゃんを見かけることもなかった。
引退したのか、お亡くなりになったのかはわからないけど、誰かに確かめてみようとは思わなかった
・・・なんとなく知らないままにしておきたかったんだ。

このマカワオからハレアカラ・ハイウェイを走っていると、右側に私のお気に入りクラロッジが見えてくる。
時間を選べば、ここでゆっくりと静かに美味しい食事を味わうことが出来る。
レストランの大きな窓からは、お天気が良ければハレアカラの広大な緑の裾野、その先にパイア、ハイクの青い海が、さらに遠くにカフルイの町を望むことができる。
今回初めてレストランの下にあるギャラリーを覗いてみた。
マウイの風景画で私好みの絵だったけど、とても手が出せる値段じゃなかった。
今はお土産でもらった小さなカレンダーで我慢しておくか。

クラロッジを後にしてさらにハレアカラ山に向かうコースが、私のマウイでのハイライトの一つ。
両側に牧草地が広がり、牛や馬がの~んびりと草を食んでいる、と思ったらユーカリの森が広がり、頭上高くに円を描くように枝を延ばし、緑のトンネルを作っている。

窓を開けてドライブしていると、ユーカリのアロマ効果で思いっきりリラックスできる・・・が!一歩間違えたら居眠り運転しちゃいそう・・・気をつけなければ。
6月から9月ごろにかけて、このユーカリに混じって、ジャカランダの大木がうす紫色の花を咲かせる。これがまたうっとりするほどきれいで、ジャカランダを初めて見たときから、もうこの花のとりこ状態。
このジャカランダが両脇に植わっているアプローチを抜けていくような家に住むのが私の夢の一つなんだ。

この先をさらにどんどん上っていくとハレアカラ山頂についてしまう。
でも今回はハレアカラには寄らず、再びボールドウィンを通ってパイアに戻った。
パイアの手前にあるボールドウィン・ビーチパークに行ってみようと思ったが、曲がり損ねてしまった。
すぐ先にも何本かわき道があるので、どこかで曲がれば公園に着くかもしれないと、一本のわき道を曲がってみた。
でもすぐにゴルフ場にぶつかってしまい、それ以上海には近づけず、もと来た道路に戻ってさらに何本か先の細い道に入ってみた。
くねくねした道をしばらく進んだ先に、なんとこーんなきれいな海が広がっていた!
この日はものすごい強風だったせいか、ビーチにはほとんど誰もいなくて、正に独り占め状態!
これだからマウイに行くのはやめられない・・・

ロミロミ

2006-03-07 | Maui
キヘイには波も穏やかで砂浜も広いビーチパークがいくつかある。
有名どころとしてはカマオレ1、2、3やカラマビーチパーク、ワイレアの先には通称ビッグビーチと呼ばれているオネロアビーチがある。
どのビーチもロコの家族連れや観光客で賑わっていて、私もよく近くのベーグル屋さんで買ったオニオンベーグルとコーヒーの入ったマグを持って、海を見ながら朝ごはんを食べたりする・・・あぁハワイに住みたい!

もちろんこんな有名どころのビーチもいいんだけど、キヘイのある南マウイにはふと入った小道の先に名もない(あるんだろうけど)小さなビーチが広がってる、なんてことも多々あるのだ。

で、今回も見つけてしまった・・・正確には旅の同行者の友人が見つけてくれたんだけど。
キヘイには何回か訪れているけど、あの道の先にこんな海が広がっているとは思ってもみなかった。
そこは小さな船着場のようになっていて、ビーチはなく岩場。

すでに午後も遅い時間だったので、ジリジリと肌が焦げちゃうくらいの日差しの中で、一組のハワイアンの親子が釣りをしていた。
何とはなしに彼らと挨拶を交わした後、ポツリポツリとお父さんが話しかけてくれた。

お父さんは生粋のハワイアンらしく、よく日に焼けた肌に大きな太鼓腹、見た目はとっつき難そうなんだけど、笑顔がとてもステキ。
傍らにはとってもシャイな女の子となぜかはしゃぎっぱなしの男の子がいた。
男の子は何度も自慢げにその日の夕飯になるであろう(唯一釣れた)お魚を私たちに見せてくれた・・・のはいいんだけど、そんなに触ってばかりいると腐るぞ・・・

少し打ち解けた後、ふとお父さんに「ロミロミマッサージをしてくれるハワイアンがいないかしら?」と訪ねてみた。
キヘイにも生粋のハワイアンは少ないだろうし、同じコミュニティにいるハワイアン同士、知り合いも多いかもと思って・・・そしたらこのおとっつぁん、満面の笑顔を浮かべて「それならオレの奥さんがナンバーワンよ!」だって。
聞けば奥さんの叔父さんの家系に受け継がれているロミロミマッサージを彼女も受け継いでいるんだそう。
で、おとっつぁん。その日、奥さんは家にいるし、すぐそこだから寄っていけば、と言ってくれた。
それは嬉しいお誘い!とお願いしたら、早速携帯で奥さんに連絡。
聞いていると「日本から来てる子達がいて、ロミロミを受けたいって言うんだ。で、君がマウイでナンバーワンだよって教えてあげたから今から連れて行ってもいいかい?なにしろ君がベストだからね!」ってすんごい嬉しそうに話している・・・ラブラブなのだ(いーなー)

どうやら奥さんの了解も取れたようなので、子供達を連れて(どうせもう魚は釣れそうもないし)おとっつぁんのHome Sweet Homeへと連れて行ってもらった。
海から一本奥に入った細い道の突き当たりにあるおとっつぁんの家は、こじんまりとした平屋で前庭に大きな木が一本あった。
その木の下にこれまた人懐っこそうなハワイアンの女性が座っていた。
おとっつぁんが私達を紹介してくれると、丁度翌日、時間が取れると言うのでマッサージをお願いすることにした。

ロミロミ当日はお天気も良く、例の大きな木の下でマッサージをしてくれることに。
ベッドに仰向けに横になると真上に大きな木の枝が2本、まるで守ってくれているようにその枝を広げている。
葉っぱの間からはキラキラと黄金色のマウイの日差しが目に眩しい。

ロミロミの途中、何度もいろいろな「色」が見えた。
もちろん目をつむっていたけれど、「色」が見えるの、ホントに。
後で彼女に聞いたら、体はその箇所によって状態がさまざまで、中にはその部分をマッサージしている時に色を感じる人がいるのよ、って教えてくれた。
私は普段から結構この「色」を見る方なんだけど、彼女のマッサージは今までで一番「色」を見たと思う。
きっと私に合ってたんだろうね・・・肌と肌のコミュニケーションだからね。

マッサージが終わった後も彼女と沢山話した。
とても話しやすい女性で沢山のアロハを分けてもらった。
そして子供達には厳しくも優しいお母さん。
おとっつぁんに「彼女を紹介してくれてありがとう!本当にナンバーワンだね!」って言ったら、「そうだろ!こんな奥さんがいるなんてオレは本当に幸せなんだ!」と奥さんを見る目が熱い熱い
・・・ラブラブなのだ(いーなー)

マッサージ後は体がとってもスッキリして、日本から抱えてきた腰痛もどこへやら~
体が軽くなってスキップらんらん状態でその日、1日を過ごすことが出来た。
効果は2、3日続いたかな・・・またマウイに行ったら是非是非また彼女にお願いしようっと!

ステキなおとっつぁん、奥様、子供達に会わせてくれたマウイに感謝!
そしてこのビーチを見つけてくれた友人にも感謝!

Kitada's KauKau Korner

2006-03-07 | Maui
久しぶりのマウイで、どーしても行きたい所があった。
アップカントリーのMAKAWAOにある小さい小さいお店・・・
そこのサイミンが今のところ私のナンバー1なのである。
完璧に透き通ったスープにしっかり噛み応えのある太麺。
味は薄いので、テーブルの上にある調味料を加えて好みの味に調節することができる。
私はアロハショーユをちょっとだけ加えるのが好き。

ここは日系のキタダファミリーのお店。家族みんなで仲良くやっている。
先代のおばあちゃんが亡くなってしまったのはとても残念だけど、今も娘さんがしっかりと同じ味を提供してくれている。
ここはサイミン以外も美味しいものが沢山!
チーズバーガーは安くてボリュームもあってGoodだし、今回頼んだプレートランチ(Sweet Shoyu Pork)も少し甘めのタレに絡まったポークと野菜が美味かった♪

お店は通りに面しているんだけど、ぜーんぜん目立たないので思わず通り過ぎてしまうくらい。
店内はお世辞にもきれいとは言えないけど、でも古き良きハワイの食堂そのもので、当時のハワイにタイムスリップしちゃったみたい。

このお店に食べに行くだけ、そしておばちゃん達に会いに行くためだけでもマウイに行きたいくらい、私が大好きなお店・・・
いつまでもみんな元気で、ずっとずーっとお店を続けていって欲しいな

ただいま、マウイ!

2006-03-07 | Maui
マウイに訪れるのはなんと4年ぶり!すっごく楽しみだった!
4年の間にあちこち変わっちゃったよ、とマウイ好きの友人達から聞いていたので、心の準備は出来ていると思っていた・・・
まずカフルイ空港は、人は多いけどそんなに変わってない。
角のBig Kも健在、新しいドーナツ屋さんができてるな、その先のお気に入りのカフェも健在、消防署のみなさん、お元気?お、サトウキビ工場もちゃんと稼動中だ!
記憶の中のマウイと変わってない、よしよし!

と、ここまでは良かったのよね・・・それなのに、それなのにぃ~!
空港からDaily Rd.を通ってキヘイ方面へ左折したところで目が点になってしまった。
Mokulele Hwyの防風林が消えちゃった・・・以前は道路の両側に、空にまっすぐに伸びた背の高い木々が植えられていたのに、ぜーんぶなくなっちゃった!
季節によってオレンジ色のきれいな花をつけて、マウイに来たー!って実感できる瞬間があのMokuleleの防風林を見た時だったのに・・・

道路拡張のための工事で見事に両側の木が抜かれていた。どうやら片側2車線にするらしい。
このところ人口増加でマウイも渋滞が問題になっていたらしいから、地元にとっては必要不可欠な工事なのかもしれないけど・・・なーんか寂しい。

幸いキヘイに近い道路では両側の防風林はまだ残っていた。
でもこれも全部抜かれちゃうのも時間の問題なのかしら・・・道路できたらまた植えてね>係りの人

そして、キヘイ。
何も特別なものはないのかもしれないけど、なんだかとっても大好きなキヘイ。
初めて訪れた時は信号が確か3つしかなかったのに、今は朝・夕に大渋滞が起こるほど車の量が増えている。
と、同時に信号も沢山増えて、でっかいショッピングセンターもできていたし、新興住宅地も増えていた。
ちょっとだけ都会になっちゃったかな。
それでもキヘイ特有のあののほほ~んとした空気は変わってなかった。
やっと帰ってこられたよ・・・ただいま!マウイ!

パゴダの朝食

2006-03-07 | Oahu
パゴダホテルの宿泊には毎日の朝食が付いていた(キャンペーン料金)。
タワーの隣にあるレストランで食べることができる。
メニューの中から何を頼んでもOKなんだって。
私は「Japanese Breakfast」を頼んでみたんだけど、これが$8近い値段にもかかわらず全然OK!
普通は朝食つきパッケージと言ったらトースト、ペイストリー、コーヒーだけとかが多いのに、ここは本当に太っ腹!すんごいお得だと思った!
しかもクーポンにはチップ込みと書かれていたのでチップも不要!やるな、パゴダ・・・
味も良かったし(味噌汁、美味かった)、レストランもロコ客が中心で雰囲気もとても落ち着いていて、かなり気に入った。

お食事後はレストランのすぐ横にある小さいお庭でまったりするのもいいと思う。
池には沢山の錦鯉が泳いでいて、奥のほうには小さい滝もあった。
1日2回、係りの人が鯉にエサをあげるのも見ることができる。
希望者は一緒にエサやりもできるみたい。
このパゴダホテルのマスコットキャラが鯉・・・
部屋にあったペンやメモ帳、売店で売ってたホテルのTシャツ、全てに鯉がデザインされていた。
ホテルの前には1年中、立派な鯉のぼりが風に舞っている。
近頃、都内じゃこのサイズの鯉のぼりを見ることもあまりないなぁ・・・
さすが地元日系人御用達ホテルだわ、ステキ!ますますポイントアップ!

パゴダ

2006-03-07 | Oahu
今回オアフを訪ねたのは「Made in Hawaii」と言うイベントに行くため。
商品すべてがハワイ産のみ、と言う物産展のようなもの。
これが予想以上に楽しかった!当初は初日だけ行こうなんて言ってたのに、結局2日間通ってしまった・・・
試食や試供品、新商品などなど普段お目にかかれないような物がてんこ盛りでかなり満足!
ステージではハワイアンミュージックやトークショーもやっていてかなり盛り上がっていた。
ハワイ島のスーパーKTA主催のクッキングショーで作った「豆腐とタクワンサラダ」も見た目はブーだけど、味は良く、美味しかったし♪
しかも入場料は確かたったの$2だったような気がする・・・$4だっけ?
どっちにしても元はじゅーぶん取れたのだ。

オアフのお宿は今回初めて利用するPagoda Hotel
前からウワサだけは聞いていて、一度泊まってみたいと思ってた。
場所はアラモアナSCの裏、ダイエーの近く、すぐ後ろがRossという最高の立地条件!
バス停も近いし、なんと言ってもワイキキのホテルやコンドに比べて値段は安いし部屋が広い広い!(タワーのお部屋)
ただし、建物は古いし、窓から見えるものはほとんどがハングル文字。周りはKorean Townなのだ。
しかも夜中には通りでロコが大声でケンカしてるのもばっちり聞こえちゃう。

ハワイの青い海、ワイキキの利便性&賑やかさを期待してる人にはかなり不向きかも。
でも私にはと~っても快適なホテルでした♪
夕食には美味しい韓国料理屋にも歩いて行ける(これ大事)・・・サイコー!

あまりオアフには行くことがないけれど、次回もしオアフに行く機会があったらまた泊まっちゃうな、きっと・・・


旅の記録

2006-03-07 | はじめに
別のサイトに載せていたハワイ旅の記録をこっちに移しました
更新頻度はカメより遅いと思うけど、少しずつ今までの旅の記録を整理したいと思います

とりあえずは2004年の旅行記から・・・
旅日程
8月20日(金)成田→オアフ(ホノルル)
8月22日(日)オアフ→マウイ(キヘイ)
8月25日(水)マウイ→ハワイ島(コナ&ヒロ)
9月 3日(金)ハワイ島→オアフ
9月 4日(土)オアフ→成田