歴史スポット、パワースポットを行く…!

滋賀県米原、青岸寺へ…!

久しぶりに滋賀県米原、青岸寺に枯山水の

お庭を見に行きました。このお寺は米原駅を

降りて、歩いて6,7分のところにあります。

 

新幹線の駅から近くて、立派なお庭があって、

それなのに、いつも静かな環境にある…。

 

 

そして、お寺の中に素敵なカフェがある…!

私オススメの滋賀県、穴場観光スポットです。

 

青岸寺までは、背の高い樹木に囲まれた、

閑静な参道が続いています

以前訪れた時と変わらない雰囲気でした。

前と比べ、変わったところは…?というと…。

 

 

お寺の建物入り口には狸の置物が…!

”狸のお和尚さん”がお出迎えです。

 

そのお隣にはお寺のカフェスペース、

”喫茶去”の立看板がありました。

 

 

青岸寺は、彦根藩主ゆかりのお寺でした。

南北朝時代からの古い歴史を持つ禅寺です。

お寺に拝観を申し込み、お座敷に上がると

目の前に、枯山水庭園が広がっています。

 

拝観説明用のCDプレイヤーが置かれ、

スイッチを押すと音声が流れました。

和尚さんの声かしら…?お寺の歴史から

お庭の見どころなど、説明が聞けました。

 

 

庭はこのお寺に古くからあったそうです。

しかし、彦根に井伊家の御殿、楽々園が

作られた時、元あった青岸寺の庭の石は

全部、楽々園の庭に持っていかれたとか…。

青岸寺の庭園は、一度消滅したそうです。

 

現在の庭園は1678年になって、楽々園を

作った香取氏により、新たに作られたもの…。

観音様のお住まいになる補陀落山の様子を

石と樹木と苔で表現した枯山水だそうです。

 

 

樹木と石で山が築かれ、池が作られています。

枯山水だから”水がない池”です。代わりに

池に苔がびっしりと敷き詰められていました。

 

梅雨時にたくさん雨が降ると、苔の池に

水がたまってホンモノの池になるそうです。

これは全国でも非常に珍しいとのこと…。

 

 

水が溜まった池は、水底の苔が幻想的で、

とても美しいそうです。一度、見てみたい…。

(青岸寺のHPで見ることができます。)

 

お庭にはちょっと変わった灯篭があります。

よ~く見てみると…。この灯篭、下の方は

典型的な”切支丹灯篭”になっています。

 

 

胴の部分にまるいふくらみがあって、

下にマリアさまの彫刻がありました。

 

ところが、上の方にも人物が彫られている。

傘の下には、お地蔵さま(?)がいくつか

彫られています。これ、六地蔵かしら…?

 

 

にない珍しい形です。まるで2つの灯篭を

合体させたみたいな形でした。お寺では

”和洋折衷の寄せ灯篭”と呼んでいます。

 

さて、順序が逆になりましたが本堂に参拝…。

ご本尊の観音さまにご挨拶をしました。

 

 

本堂の片隅、面白いものを発見しました。

”親子重軽石”です…!神社やお寺に

よくある、”自分でできる石占い”の石です。

石を持ち上げて、重く感じるか、軽く感じるか、

その感覚で願い事の成就を占う石です。

 

”親子重軽石”は、ここで初めて見ました

石が大、中、小、3つ並んで置かれています。

 

 

男性は大きい石、女性は中ぐらいの石、

子供は小さい石を持ち上げて占うとか…。

このお寺、独特のルールのようですね。

 

では、中ぐらいの石で占ってみましょう。

お願い事を念じながら石を持ち上げます。

「主人に〇〇を卒業(?)してもらいたい…。

無事、卒業(?)してくれるでしょうか…?」

 

 

え~っ…? 思ったより軽く上がりました。

重軽石って、案外重たいものなのにね。

では、お願いが叶う日は近いかも…。

合掌して、「重軽石さん、ありがとう…!」

 

さて、青岸寺はお寺にカフェがあります。

”喫茶去”と言って、庭園を眺めながら

優雅にティータイムを過ごせるスペースが、

設けられています。営業は水曜日~日曜日。

また8月12日から31日までも休みだとか…。

 

 

青岸寺住職さんの淹れるドリップ珈琲や、

抹茶スイーツなどで知られています。

 

今日は抹茶ラテ、単品を注文しました。

カワイイお地蔵さんのラテアートでした。

夏場はかき氷もメニューに登場しています。

 

 

お地蔵さんの抹茶ラテアートはステキ…。

”寺カフェ”にピッタリのメニューですね。

 

添えられた緑の楓の小枝もいい感じです。

お庭を眺められる特等席でいただきました。

 

 

前回訪れた時、修理中だった書院も、

修理が完成し、一般公開されていました。

書院については、次のブログ記事で…。

コメント一覧

hatamotoooshimake52
クリンさんコメントありがとうございます。
米原は乗り換えで降りることはあっても、街歩きする人は多くないようですね。穴場です。
”青岸寺喫茶去”のラテアートはコロナ前はなかったようです。
米原といえば駅弁、”湖北のおはなし”もオススメです。
私、長い間このお弁当を”湖国のおはなし”だと思っていました。違った名前で呼んで買っていましたが、ちゃんと買えたです。
cforever1
こういうお寺が駅の近くにあるところがさすが米原ですよね🍀🍀✨✨ラテアートが街のお寺さんっぽいかな⤴✨
(昔、まいばらのことを「よねはら」と呼んでいて関西の方に笑われました💦)クリンより🐻
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る