愛知県津島市の歴史ある神社、津島神社と
神社周辺の古い街並みのぶらぶら歩きに
最近、ハマっています。
名鉄電車から発売されている津島市の
いろいろなお店で使えるクーポン付きの
乗車券、”つしまち切符”がとてもいいです。
この切符で”GOTO津島”が止まらない…!
現在、愛知県はコロナ感染者が拡大中です。
”疫病退散のパワースポット”といわれている
津島神社に参拝し、感染終息を願いました。
手水舎には花がたくさん飾られていました。
”花手水”と呼ばれるものなのでしょうか…?
浮かべられた色とりどりの花に心癒されます。
さて、”つしまち切符”は指定のお店で使える
700円分の”お土産券”が付いていました。
前回行った時は、江戸時代からの糀のお店、
”糀屋”で甘酒プリン2個と交換しました。
”糀屋”は、お菓子屋さんとのコラボ商品の
糀スイーツがお店にたくさん並んでいます。
甘酒プリンは、ミルクタイプと卵タイプと
2種類ありました。これは卵タイプです。
あっさりした甘さで、おいしかったです。
他に塩こうじ饅頭、糀シフォンケーキなど、
いろいろな糀スイーツがありました。
ところで今、ちょっと話題になっているのが
今年、復活された”津島麩”です。
昔、尾張地方では”津島麩”というものがあり
鍋料理や煮物によく使われていたそうです。
そんな”津島麩”ですが、時代の流れとともに
いつの間にか姿を消してしまったようです。
それを”糀屋”のご主人が中心になって復活。
昔ながらの味を再現しようと試作を重ね、
この度、”津島麩”を見事、復元しました。
2020年の11月から”糀屋”のお店で
販売されています。1袋380円です。
”糀屋”のご主人さんに、お話を伺いました。
「この津島麩、普通の麩との違いは…?」
「サイズが大きく、食感に違いがあります。
普通の麩と違って、歯ごたえがあります。」
「何に入れて食べるとよいでしょうか…?」
「この地方では”ひきずり鍋”に入れます。」
「”ひきずり鍋”って、何でしょう…?」
「鶏肉を使ったすき焼きのことです。」
「その他、よく和風の煮物に入れたり、
茶椀蒸しや吸い物にも入れますね。」
なるほど…! ちょっと固めの津島麩は、
”ひきずり鍋”がおススメなのですね。
”ひきずり鍋”は尾張地方の郷土料理として
とてもポピュラーなもののようです。
でも…。私は初めて聞いた名前でした。
我が家では一度も作ったことがありません。
そこで、我が家もこの津島麩を入れて、
”ひきずり鍋”にチャレンジしてみました。
まぁ、”チキンの入ったすき焼き”ですね。
”津島麩”ちょっと変わった食感でした。
一見、イワシの”つみれ”みたいな形です。
見た目の派手さはないけれど、おいしい。
家族のみんなが揃って言いました。
「また、”津島麩”買ってきて…!
今度はもっとたくさん買ってきて…!」
みんなに気に入ってもらえたようでした。
津島麩の入った郷土料理、”ひきずり鍋”は
我が家の人気メニューになるかも…?